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令和元年度以前入学者 | 地理学演習 | ||||
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教員名 | 吉野裕 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 集中 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業概要 | 地理学演習は学術的な論文の構成・書き方を学ぶことを目的とした授業です。みなさんは、この授業で最初に地理学の論文(先行研究)の検索・入手方法について学びます。次に、みなさんには1)先行研究を読んで要約する、2)その内容をレジュメ・スライドにまとめる、3)2)の成果をもとに発表するという一連の作業を経験していただきます。上記の作業を行うことで、地理学の論文がどのような構成をしているのかや、いかにして作成されるか理解できるようになります。なお、先行研究を読む際に、どのような資料を参考にすればよいかについても授業で学修します。 |
授業のねらい・到達目標 | ①地理学の論文や参考文献を検索し、これらを入手できる。 ②レジュメ・スライド資料を使用しながら、他者に論文の内容について説明できる。 ③紹介する論文の研究の目的・方法・構成・結論の適切さについて自身の意見を述べ、これらの点について他者と討論できる。 ※この科目は文理学部(学士(地理学)のディプロマポリシーDP1、およびカリキュラムポリシーCP1に対応しています。 経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に、自己の倫理観をもって、倫理的な課題に向き合うことができる(A-1-2)。 経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に、自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | ・ゼミ形式(対面式)で授業を行います。 ・やむを得ない事情で対面式の授業に出席できない場合は、Zoomで授業に参加していただきます。授業終了後、Blackboardを通じて課題を提出して下さい。 ・履修者の人数に応じて授業内容を若干変更することがあります。その場合は、事前にみなさんにお伝えします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(履修上の諸注意)、論文検索用サイトの紹介 (A-1-2)
【事前学習】シラバスを熟読し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】インターネットで論文検索用のサイト(Cinii、J-Stage)を閲覧し、実際に操作してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
先行研究を探す①論文を検索し、入手しよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】調査・研究を希望するテーマ(候補3点)と検索キーワードを決めておく。 (2時間) 【事後学習】論文検索用のサイト(Cinii、J-Stage)で調査・研究を希望するテーマに関する先行研究を探し、そのリストを作成する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
先行研究を探す②参考文献・参考資料を収集しよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】第2回目の事後学習に引き続き、論文検索用のサイト(Cinii、J-Stage)で調査・研究を希望するテーマに関する先行研究を探し、そのリストを完成させる。 (2時間) 【事後学習】図書館で調査・研究を希望するテーマに関する参考文献・参考資料を探し、そのリストを完成させる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
先行研究を探す③先行研究を読んでみよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】入手した論文を読み、論文の内容をおおまかに把握しておく。 (2時間) 【事後学習】論文・参考文献中の専門用語の定義を地理学の事典で調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
レジュメの作成①レジュメの構成について学ぼう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】要約する論文の章構成を確認する。 (2時間) 【事後学習】要約する論文の章構成が適切か、検討する。改善案をノートにまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
レジュメの作成②論文の内容を要約しよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】論文の概要を章ごとにノートなどにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】要約した文章の表現・分量が適切か、論文を再読して確認する。修正すべき点をノートにまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
レジュメの作成③レジュメの本文を修正しよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】第6回目の事後学習に引き続き、レジュメの本文中で修正すべき点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】担当教員からの助言をもとにレジュメの本文を推敲し、完成させる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
レジュメの作成④レジュメに図表を挿入してみよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】論文中のどの図表をレジュメに挿入すべきか、検討しておく。 (2時間) 【事後学習】画像処理に関する情報をインターネットや図書で調べ、知識・技術を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
発表用のスライドを作成しよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】インターネットや図書館などでPowerPointの操作に関する情報を収集し、基本的な操作方法を確認しておく。 (2時間) 【事後学習】スライド中の文章・図表の表現・分量・提示方法に問題がないか検討し、修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
発表原稿を書いてみよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】限られた発表時間内で、論文中のどの点を強調すべきか検討しておく。 (2時間) 【事後学習】発表原稿・レジュメ・スライドを用いて、実際に発表の練習を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
発表してみよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】第10回の事後学習に引き続き、発表原稿・レジュメ・スライドを用いて発表の練習を行う。 (2時間) 【事後学習】今回の発表をふまえ、発表時に留意すべき点をリスト化し、ノートなどにまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
発表の改善①レジュメを改善しよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】第11回目の授業時の発表をふまえ、レジュメ本文中のどの点を改善すべきか、具体的に検討しておく。 (2時間) 【事後学習】レジュメの内容をより明確に伝える資料、あるいは補強する資料を図書館で探し、これらの情報をレジュメに加える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
発表の改善②スライドと発表原稿を改善しよう (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】第11回目の発表をふまえ、スライドと発表原稿のどの点を改善すべきか、具体的に検討しておく。 (2時間) 【事後学習】第12・13回目の授業・事前学習・事後学習をふまえ、レジュメ・スライド・発表資料を修正し、レポートとしてまとめる。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
レポートの提出・総括 (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】第13回目の事後学習に引き続き、レジュメ・スライド・発表資料を修正し、レポートを完成させる。 (3時間) 【事後学習】インターネットで地理学やその隣接分野の研究会・シンポジウムなどの動画を検索し、視聴する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
レポートの返却・講評 (A-1-2、A-1-3)
【事前学習】インターネットで地理学やその隣接分野の研究会・シンポジウムなどの動画を検索し、視聴する。 (1時間) 【事後学習】講評をふまえ、レポートを修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:第14回目にレポートを提出していただきます。その内容に基づいて成績を評価します。(40%)、授業参画度:ゼミ運営に対する貢献度、質疑応答時の積極性や発言内容をもとに成績を評価します。(20%)、発表:第11回目に発表していただきます。その内容に基づいて成績を評価します。(40%) |
オフィスアワー | 第1回目の授業時にお伝えします。 |