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令和2年度以降入学者 | 発達と学習 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 発達と学習 | ||||
教員名 | 池見正剛 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 第9回目以降は全て遠隔授業(Zoomによる同時配信授業) |
授業概要 | 教職教養としての発達と学習に関わる心理学的知識を修得する。 ・心理学的発達理論、特に学童期から青年期にかけての成長・発達の過程を心理学の観点から学ぶ。 ・発達過程で重要な役割を果たす各種の学習理論を概観する。 ・学習の実践において理解すべき認知的情報処理や動機付け、知能の定義などについて説明する。 ・教育の実践において有用となる基礎理論の具体的応用方法や教育評価の技法を学ぶ。 ・人間の新たな可能性を理解するうえで欠かせない発達障害の知見についても理解を深める。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> ・教職教養としての発達と学習及び発達障害に関わる心理学的知識を説明できる。 ・発達と学習及び発達障害に関わる教職試験問題に対応できる。 <到達目標> ・心理学的発達理論、認知的発達理論、道徳的発達理論の提案者と内容を説明し、関連する教職試験問題に正しく解答できる。 ・各種の学習理論の原理と詳細を説明し、関連する教職試験問題に正しく解答できる。 ・認知理論、動機付け理論、知能理論について説明し、関連する教職試験問題に正しく解答できる。 ・教育評価方法の技法について説明し、関連する教職試験問題に正しく解答できる。 ・発達障害の分類と特徴を理解し、発達障碍者に対する支援方法を実践が出来て、これらに関連する教職試験問題に正しく解答できる。 ・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる(A-4-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 各自事前学習において教科書を読み、要点を理解し、疑問点をまとめておく。 講義はPowerpointのスライドを利用した問題の出題と解説が中心となる(反転授業)。 授業の最後にblackboardで小テストを実施する。点数は自動採点される(小テストの送信をもって出席とみなす)。 授業終了後、1週間経過後に1週間だけ復習用ドリルがBlackboardにアップされる。点数は自動採点される(実行は任意)。 最終試験は最終授業直後の一定期間内にBlackboardで各自が都合の良い時間に行う。 日本に入国できない留学生か、遠方に居住している学生のいずれかに限り、対面授業に参加できない場合、Zoomで参加し、Blackboardに配信する授業内小テストを提出する事で出席とみなす(提出期限は当該授業終了時)。 |
履修条件 | (1)万全な通信環境が用意できる者。通信障害により小テストの得点が無効になるなどの事態に何度も起きるようなケースには対応できない。 (2)最低でもスマートフォンなどの携帯端末が用意できる者。スマートフォンの場合、機種によってはBlackboardの小テストにおいて送信ボタンなどがタップしにくいものもあるので注意。より快適な受講や積極的な対話をするにはPCを用意する必要がある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業方法と成績評価の説明。Blackboardで本授業のコースアカウント登録
【事前学習】本授業のシラバスを読み、授業全体の流れを把握しておく (2時間) 【事後学習】教科書全体の構成内容を一通り読み込んで疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】対面授業 |
2 |
発達とは:発達の定義、遺伝と環境について学ぶ(A-3-3)
【事前学習】教科書第1章前半(発達の定義、遺伝と環境)を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】対面授業 |
3 |
発達とは:発達段階と発達課題について学ぶ(A-3-3)
【事前学習】教科書第1章後半(発達段階と発達課題)を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】対面授業 |
4 |
知性と認知の発達:ピアジェの発達理論、言語発達について学ぶ(A-3-3)
【事前学習】教科書第2章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】対面授業 |
5 |
社会性の発達:愛着・道徳性・向社会的行動の発達について学ぶ(A-3-3)
【事前学習】教科書第3章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】対面授業 |
6 |
青年期の発達:自我同一性の発達、青年期の社会性、思春期の心理的理解について学ぶ(A-3-3,A-4-3)
【事前学習】教科書第4章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】対面授業 |
7 |
学習の理論:古典的条件付け、道具的条件付け、潜在・運動・洞察・観察学習について学ぶ(A-3-3)
【事前学習】教科書第5章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】対面授業 |
8 |
認知と学習:認知的な学習、記憶の過程、記憶の分類と機能、メタ認知と記憶方略について学ぶ(A-3-3)
【事前学習】教科書第6章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
動機づけ:動機づけ理論、達成動機、学習性無力感について学ぶ(A-3-3)
【事前学習】教科書第7章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】同時双方向型授業 |
10 |
学習理論の教育への応用:学習理論の応用、学習の形態と指導方法、個別性に応じた学習と教育について学ぶ(A-4-3)
【事前学習】教科書第8章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】同時双方向型授業 |
11 |
知能:知能の定義、知能の理論、知能の測定と評価について学ぶ(A-3-3)
【事前学習】教科書第9章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】同時双方向型授業 |
12 |
教育評価:教育評価、教育評価の方法、評価の際に考慮すべき影響について学ぶ(A-4-3)
【事前学習】教科書第10章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】同時双方向型授業 |
13 |
発達障害の理解:自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥・多動性障害について学ぶ(A-3-3)
【事前学習】教科書第11章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】同時双方向型授業 |
14 |
発達障害への教育支援:特別支援の考え方、学習方法の工夫について学ぶ(A-4-3)
【事前学習】教科書第12章を読み疑問点をまとめる (2時間) 【事後学習】アップロードしたpdf資料を読み返し、復習ドリルを実行する。質問は掲示板で行う。 (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】同時双方向型授業 |
15 |
総括:教職試験過去問の実施と解説(A-4-3)
【事前学習】教科書とpdf資料を読み返し、不明点や疑問点があれば明確にしておく (2時間) 【事後学習】試験で誤答した問題をノートにまとめておく (2時間) 【担当教員】池見正剛 【授業形態】同時双方向型授業 |
その他 | |
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教科書 | 内藤佳津雄・北村世都・ 鏡 直子 『発達と学習 (Next教科書シリーズ)』 弘文堂(最新版) |
参考書 | 田島 信元、 岩立 志津夫、長崎 勤 『新・発達心理学ハンドブック (文理図書館2F閲覧室 143||Sh62)』 福村出版 2016年 田島信元, 南徹弘 『発達心理学と隣接領域の理論・方法論 (文理図書館2F閲覧室 143||H43||1)』 新曜社 2013年 大石史博、西川隆蔵、中村義行 『発達臨床心理学ハンドブック (文理図書館2F閲覧室 143||O33)』 ナカニシヤ出版 2005年 岩田純一 『発達心理学辞典 (文理図書館1F参考図書 R143||H43)』 ミネルヴァ書房 1995年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(10%)、授業内テスト:Blackboardの小テスト(30%)、授業参画度:授業中の発言、討論課題(30%)、blackboardの復習ドリル(希望者のみ実行する)(30%) 以上の評価は全て点数化され、その総合点の下位10%、または授業内小テスト合計点が下から若干名の者が不合格となる(相対評価)。 最終試験はBlackboardで行う(問題は無作為に出題され複数回実行可。最高点が記録される)。 対面授業を受講できずZoomで参加する場合は、対面授業受講者と同様にBlackboardの授業内小テストによって評価する。 論理的思考力A-3-3は授業内小テスト、最終テストで判定され、問題発見・解決力A-4-3は討論課題で判定される。 |
オフィスアワー | メールで受け付ける(アドレスはBlackboardの連絡掲示板で知らせる)。 |
備考 | 受講の際に、毎回同一の端末を使う必要はないので、破損した場合は代わりの端末を用意するなどして対応する事。 通信状況の一時的な悪化で成績上、何らかの不利益を被った場合は、直後にメールで連絡した場合に限り善処する。 |