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ゼミナール1

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平成27年度以前入学者 ゼミナール1
教員名 後藤 範章
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 通年 履修区分 選択
授業テーマ Doing Visual, Cultural & Urban Sociology!-映像フィールドワークによる「東京」と「東京人」の社会学的研究-
授業のねらい・到達目標 映像(視覚)社会学と文化社会学と都市社会学がドッキングした、活動的で創造的なゼミを展開します。「集合的写真観察法」という独自に開発したビジュアル・メソッドを含む“映像フィールドワーク”を基にして、「東京」(大都市)と「東京人」(都会人)のありようを「社会学の眼(視点・方法・理論)」で読み解く(=社会学する)こと、これがゼミ活動の柱です。感性(センス・オブ・ワンダー)と社会学的想像力を研ぎ澄まし、発想力と企画力、調査力(社会調査リテラシー)と分析力、そして表現(構成)力と応用(問題解決)力を、実践的な諸活動を通して質的に高めて、厳しい競争社会を生き抜いていけるバイタリティとクリエイティビティに富んだ人材(=どんな困難をも乗り越えて目標に到達できる/他者を納得ずくで動かすことのできる「リーダー」)を、2年間かけてじっくりと育てていきます。
授業の方法 3・4年生合同で毎週2時限連続で行います。東京/都市に関する文献や自分たちで撮ったビジュアルデータ(写真を主とする)を素材として、多角的に分析し、認識を深めます。"ディープな"東京を歩いて観察(オブザべーション)するタウンウォッチング(東京探検団)、グループ別フィールドワーク、ゼミ合宿を実施します。卒論(個人別の研究)の時間は、ゼミ(集団での共同研究)とは別になります。
履修条件 「卒業論文」と「ゼミナール2」も一緒に履修することになります。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 他者に向けて(口頭で、身体で、文章で、映像で、作品で)“表現すること”に力を注ぎます。ゼミプロジェクトの成果を「形」にして11月下旬に学内施設を使って展示発表/上映すると共に、インターネットでも公開します。インタビュー実習、データ収集・分析課題実習、MLを活用しての文章表現力を磨く実践、日経新聞を用いてのショートスピーチなども取り入れ、ゼミ生の調査力と分析力、表現力に磨きをかけます。
授業計画
1ガイダンス:ゼミ活動の方針と内容及び年間スケジュールの確定
2インタビュー実習(インタビュアーとインタビュイーのロールプレイング)と他己紹介
3データ収集・分析課題実習
4ゼミのメイン・プロジェクト“写真で語る:「東京」の社会学”('94~'16)の成果と課題
5文献を読んだり、ビジュアル教材(映画やドキュメンタリー、TV番組など)を視聴しての討論
6集合的写真観察法の技法と実習 -メイン・プロジェクトのために-(1)
7集合的写真観察法の技法と実習 -メイン・プロジェクトのために-(2)
8東京各地でのタウンウォッチング(ディープな東京探索)の企画・設計
9タウンウォッチング(東京探検団)の実施(ゼミ全体とグループ別)
10タウンウォッチング(東京探検団)の成果報告と検討 -メイン・プロジェクトの研究テーマの構想-
11「東京」にいかに切り込むか -テーマの設定とアプローチの方法について-
12“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -作品化への視点と戦略-
13“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -フィールドワークの企画・設計-
14課題学習
15“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -フィールドワークの実施(グループ別)とデータ分析-(1)
16“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -作品タイトル・解説文の作成と練り直し-(1)
17“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -フィールドワークの実施(グループ別)とデータ分析-(2)
18“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -作品タイトル・解説文の作成と練り直し-(2)
19“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -作品タイトル・解説文の作成と練り直し-(3)
20“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -展示作品(写真+作品タイトル+解説文)の完成-(1)
21“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -展示作品(写真+作品タイトル+解説文)の完成-(2)
22“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -展示の諸準備-(1)
23“写真で語る:「東京」の社会学 '17”へ向けて -展示の諸準備-(2)
24プロジェクトの成果発表 -第24回“写真で語る:「東京」の社会学”展と第7回シモタカ・ジョースイ映像祭-
25プロジェクトの成果発表を終えて -成功と失敗の社会学的分析-(1)
26プロジェクトの成果発表を終えて -成功と失敗の社会学的分析-(2)
27ウェブサイトへの2017度プロジェクト成果のアップ
28報告書(ゼミブックレット)の刊行 -ゼミプロジェクト成果の公表と課題の明確化-
29課題学習
301年間のゼミ活動の総括 -ゼミプロジェクトを更に発展させるために-
その他
教科書 キャロライン・ノウルズほか(後藤範章監訳) 『ビジュアル調査法と社会学的想像力-社会風景をありありと描写する-』 ミネルヴァ書房 2012年
大谷信介・後藤範章ほか編著 『新・社会調査へのアプローチ』 ミネルヴァ書房 2013年
1はゼミプロジェクトの理論武装用のテキストとして、2はゼミプロジェクトによる作品化と卒論執筆用のテキストとして、2年間を通して最大限に利活用します。
参考書 谷富夫・山本努編著  『よくわかる質的社会調査 プロセス編』 ミネルヴァ書房 2010年
日本社会学会 『社会学評論第237号 (「見る」ことと「聞く」ことと「調べる」こと-社会学理論と方法の視聴覚的編成-)』 有斐閣 2009年
倉石忠彦ほか編 『現代都市伝承論』 岩田書院 2005年
上記3書に所収の後藤論文、及び後藤ゼミのウェブサイト http://n510.com も参照して下さい。
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業参画度(30%)、ゼミへの貢献度(50%)
ゼミへの参画度と貢献度、レポートなどを総合して評価します。なお、「ゼミへの貢献度」には、後藤ゼミとして参画する「世田谷区内7大学8ゼミ研究集会」(世田谷まちなか研究会主催)や「第8回ソシオフェスタ」(社会学科主催)などに、どの程度深く関わり、どのような成果・収穫を得ることができたかも含まれます。
オフィスアワー 毎週木曜日の午後6時以降
備考 MLを組んで、メールでの連絡ややり取りを行います。夏休みにはゼミ合宿(3泊4日)を、1月末か2月初めには卒業生を招いての就活セミナーなどを開催します。毎年、ゼミブックレット(ゼミ活動報告書)も発行しています。正規時間外の活動が多くなりますが、生涯に渡って輝き続ける宝物(自分たちで創り上げた作品群、絆、能力や技能)がもたらされるでしょう。ゼミのキャッチフレーズは、“せめぎ合いとつむぎ合いのダイナミズム”。ゼミを内外に常時公開しているので、いつでも、誰でも、ゼミに参加することができます。特に、入りたいゼミが決まっていない社会学科2年生には、ぜひ一度その目で見て、体験してみて下さい(1年生や他学科生も歓迎!)。

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