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中国文化研究2

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科目名 中国文化研究2
教員名 平澤歩
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 「我々〇〇は……」という言葉は、「〇〇」という集合体に帰属しているという自己認識を前提とする。それでは、自分がどのような特質・事情によって「〇〇」に帰属するのか。また、その「〇〇」は誰を含み、誰を含まないのか。そして、何のために「〇〇」と「非〇〇」とを区別するのか。
本講義では古今の文献を題材に、中国に於ける区分の問題について取り上げる。
授業のねらい・到達目標 日常の我々(この場合は本講義の受講生と平澤)を取り巻く様々な区分について思考を深めるとともに、中国思想史に対する基礎的理解を身に着け説明できるようになる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,DP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 講義形式
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業方法について説明する)

【事前学習】シラバスを読んで来ること。

【事後学習】授業を履修するかどうか検討すること。
2「君子」と「小人」

【事前学習】『論語』について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】自分の交友関係について分析すること。
3「天」と「人」

【事前学習】『荀子』について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】「人為」とは何か考えること。
4天地一指、万物一馬

【事前学習】『荘子』について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】自らの身体のどの部分が「自ら」であることを定義するものか考えること。
5修身斉家治国平天下

【事前学習】「四書五経」について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】公共の空間で見知らぬ人の前で自分がどのように振る舞っているのか思い返すこと。
6「華」と「夷」

【事前学習】中国の歴代王朝について一通り調べて来ること。

【事後学習】自らが外国人に対して何か偏見を持っていないか考えてみること。
7感生帝伝説と帝王の系譜

【事前学習】『詩経』と『史記』について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】異常誕生譚と血統主義との矛盾について考察すること。
8体用論

【事前学習】「本質」という語の意味について調べて来ること。

【事後学習】ハサミは「挟む」という動作が語源であるのにも関わらず、挟むことではなく切ることのために専ら用いられているという齟齬について、考察すること。
9儒仏道三教交渉

【事前学習】儒教・仏教・道教について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】自らの信仰しない宗教に対して何か偏見を持っていないか考えてみること
10征服王朝における正統意識

【事前学習】清王朝の歴史について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】雍正帝への反論を考えてみること。
11民族自決と「中華民族」

【事前学習】辛亥革命・三民主義について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】一人で「自分は〇×民族である」と宣言した場合、民族として独立することができるのか、考えてみること。
12多元一体格局論

【事前学習】猿人・原人・旧人について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】自分が外国人との間で子供をなした場合、その子が何民族となるのか考えてみること。
13レポートの書き方について

【事前学習】引用・参照・剽窃について基礎的な事項を調べて来ること。

【事後学習】レポートを書くこと。
14参考文献紹介

【事前学習】レポートを書く準備を行うこと。

【事後学習】レポートを書くこと。
15まとめ

【事前学習】レポートを書くこと。

【事後学習】一学期を振り返ること。
その他
参考書 ジャン‐ポール・サルトル著/鈴木道彦訳 『嘔吐』 人文書院 2010年 第1版
沙蓮香編著/津田量訳 『中国民族性:中外から見た百五十年間の「中国人像」』 グローバル科学文化出版 2017年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(100%)
オフィスアワー 木曜日4時半以降。
事前に連絡すること。

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