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教育学演習3

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科目名 教育学演習3
教員名 杉森知也
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 区立中学校の学校関係者評価をおこなう。学校・生徒・保護者・地域へのヒアリング、アンケートの分析、観察等を継続的に実施し、学校に提案する報告書の作成に必要なデータを収集する。これらの活動をおこなうにあたっては、教員、学校関係者評価委員長、学校協議員の経験を踏まえて、必要な知識・理解を伝える。
授業のねらい・到達目標 1. 担当が決まった学校の学校関係者評価報告書・学校経営計画、アンケート集計結果等を読み込み、当該学校が抱えている課題と評価できるポイントをつかむことができる。
2. 教育学演習4で作成する「学校関係者評価報告書(案)」の完成に向けて、担当する学校でボランティアや見学を実施するなど継続的に学校と関わり、担当する学校の状況を客観的に把握・判断することができる。

この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,及びカリキュラムポリシーCP1,CP4,CP7に対応しています。
授業の方法 (1)プレゼンテーションの方法
板書、配付資料等
(2)講義形式
基本的に、グループワークと全体討議を中心に進める。
初回の授業で、各自が担当する学校のグループをつくる。その後は、原則的にそれぞれのグループでの検討と全体討議(シェア)で進める。なお、学校でのボランティアや見学等については、グループの取り決めにもとづいて進め、時には個人で実施することもある。授業の性格上、90分の授業はグループで課題を設定して意見交換や調整等にかけることとなり、活動の多くは授業以外の空き時間を利用して各自またはグループでおこなうこととなる。
履修条件 同一教員の教育学演習4を履修すること。
授業計画
1ガイダンス: グループ分けと役員の選定、1年間の予定、前年度からの引き継ぎ
[事前学習]世田谷区立松沢中学校と三宿中学校の学校ウェブサイトを閲覧してくること。
[事後学習]引き継ぎ資料を確認し、次回の授業でおこなうことを確認し、必要な準備をおこなう。
2学校関係者評価とは何か
[事前学習]「学校関係者評価」について、世田谷区が配布している冊子を事前に渡すので、これを読み、またインターネットでその意義と意味について検索し、その概要を理解してくること。理解した内容は、A4×1枚のレポートにまとめて持参すること。
[事後学習]本ゼミの活動が、学校のPDCAサイクルにどのように関わっているか、再確認しておく。
3学校との関係づくり: 学校支援ボランティア等を通して関係をつくる
[事前学習]グループ長・副グループ長を中心に、校長・副校長と連絡をとり、どのような形で学校のボランティアや見学等が可能かについて打ち合わせを完了しておくこと(以後数か月に可能な活動について、活動日、活動内容、活動可能な人数)。また、今後1~2か月の予定を各自でチェックし、活動可能な日をリストアップしておくこと。
[事後学習]引き続き、学校と連絡をとりながら、様々な活動等についての取り決めをおこない、メンバー間で共有しておく。
4過年度の学校関係者評価を読む①: 「アンケート単純集計」の読み方
[事前学習]担当する学校の学校関係者評価の集計部分を、一昨年度、昨年度の単純集計をメンバー全員分をカラーで印刷してくること。
[事後学習]当該学校がどのような点に優れ、どのような点に課題があるか、予測を立てておくこと。
5過年度の学校関係者評価を読む②: 2年間の単純集計の変化を読む
[事前学習]前回の授業前に印刷した学校関係者評価の同じ質問項目の変化を読み取り、メモを2作成してくること。メモはA4用紙に記述して授業内でメンバー全員で共有し、授業後にメモは提出する。
[事後学習]メンバーで共有された各学校の特色について、グループの見解としてまとめて共有しておく。
6過年度の学校関係者評価を読む③: 単純集計から見える学校の特長と課題の析出
[事前学習]前回の授業でそれぞれの読み込んだ内容にもとづいて意見が出されたものを整理しておく。それらの意見を詳細に、また別の視点から読み込むことができないかなど、独自の視点を重視して見直してくること。見直した点は、意見としてメモを作成し、グループのメンバー分+1部を印刷して持参すること。
[事後学習]後日の授業でプレゼンテーションできるよう、資料の準備と発表内容のブラッシュアップをおこなっておく。
7学校見学①: 松沢中学校
[事前学習]三宿中学校担当は、昨年度の松沢中学校の学校関係者評価の単純集計表を入手し、独自に読み込み、三宿中学校との違いを把握しておく。
[事後学習]各自が作成した見学の感想を、ゼミ全体で共有しておく。
8学校見学②: 三宿中学校
[事後学習]松沢中学校担当は、昨年度の三宿中学校の学校関係者評価の単純集計表を入手し、独自に読み込み、松沢中学校との違いを把握しておく。
[事後学習]各自が作成した見学の感想を、ゼミ全体で共有しておく。
9学校見学のフィードバック
[事前学習]両校の学校見学で気づいた点をそれぞれのグループでA4×1枚ずつにまとめ、ゼミ全員分を印刷して持参する。
[事後学習]本時の活動を踏まえて、各自が担当する学校の特質と課題を、再度、メンバー間で確認しておく。生徒等へのヒアリングをおこなう予定があれば、具体的にどのような内容を訊くかよく練って、結果をメンバー間で共有しておく。
10過年度の学校関係者評価報告書を読む①: 学校関係者評価報告書を読む
[事前学習]各自で担当する各学校の学校関係者評価報告書を読んでくる。印刷した報告書は、授業に忘れずに持参すること。
[事後学習]メンバー間で共有できた内容を文字で残しておく。本時で全て読み切れないので、残りのの部分の作業を、各自で進めておく。
11過年度の学校関係者評価報告書を読む②: 各校の特長と課題を経年変化でとらえる
[事前学習]前回までにグループで検討した内容を、各自で見直し、自分の意見を加えて持ち寄ること。
[事後学習]メンバー間で共有できた内容を文字で残しておく。本時で全て読み切れないので、残りのの部分の作業を、各自で進めておく。また、グループごとに、プレゼンテーションをおこなう準備を並行して進めておく。
12過年度の学校関係者評価報告書を読む③: 発表準備
[事前学習]単純集計の変化および昨年度の学校関係者評価報告書をあわせて、どのような特徴と課題があるかについて20分程度の報告をおこなえるようグループごとに発表資料を準備する。
[事後学習]発表資料の確認と、発表内容のチェックをメンバー間でおこなっておく。
13発表会
[事前学習]グループごとに前回までの議論を踏まえて完成した発表用レジュメ(案)を作成し、ゼミ全員分+1部印刷してくる。
[事後学習]発表に基づいて、再び、担当している学校の特質を確認しておく。ヒアリング等が必要であれば、その準備等を進める。
14第1回目から第13回目までの講義をもとに後期の準備をおこなう
[事前学習]後期のシラバスをもとに、夏休み中および後期の授業の進め方について各自で考える。その内容は、LINE等を利用してグループで共有し、結論を出しておくこと。内容についての相談は、当日を含む当該週にEメールで受け付ける。
[事後学習]必要な準備や夏期休暇中の活動事項等についてグループ間で確認しておく。
15夏休みの活動と後期の進め方について
[事前学習]前回と同様に、夏休みと後期の授業の進め方について考えておく。ヒアリングができたようであれば、その内容を授業内で共有できるようまとめておく。
[事後学習]夏期休暇中の活動事項等についてグループ間で確認しておく。
その他
教科書 なし。授業時に適宜、必要な資料を配布する。
参考書 授業時に、適宜、指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(10%)、授業参画度(90%)
レポートは、授業で提出するアウトプット全ての内容で評価する。授業参画度は、授業時間内外の協働的ワーク(学校でのボランティアや学校見学、その他の作業等)におけるグループへの寄与を評価する。ゼミ生全員の、フォロワーシップの発揮を何より重要視する。
オフィスアワー 火曜日、水曜日、木曜日、の授業以外の時間帯でおこなう。本館4階 04350研究室。また、e-mailにて質問を受け付ける。メールアドレスは、授業開始時に伝える。
備考 1. 本講は、90分の授業時間だけでは完結しない。授業時間以外の空き時間を自主的・積極的に活用してグループで協力する姿勢が履修の絶対条件である。
2. 記載された授業計画以外に、各回の授業では、ボランティアや見学等で得られた情報をグループで共有する時間を設ける。これらの情報は、副グループ長が筆記し、データを保存しておくこと。なお、こうした時間が必要なため、授業で検討する内容は時間的な制約がある。効率的に意見交換をおこなうためには、全員が事前学習をしっかりとおこなっている必要がある。また、それらの意見を捌くグループ長の力と、グループ長を含めたグループメンバー全員のフォロワーシップが不可欠である。時間内に活動が修了できなかった場合は、次回の授業までにLINE等でグループの意見を徴収して、作業を完了しておくこと。
3. 授業内で提出する小レポートは、すべてA4版で作成し、40字×30行で設定すること。
4. 担当する学校の事情等によって、授業の予定が変更されることがある。
なお、事前・事後学習は、各グループや個人で見学・ボランティアその他の作業を進めていく中で、適宜、決められることになる。したがって、現実的には、毎回の授業で、ボランティアや見学をして気づいた点などをグループで共有・検討することで、次の課題が見えてくる。その課題が事前学習であり、またそれをクリアすることが事後学習となる。

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