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令和2年度以降入学者 | 社会学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 社会学1 | ||||
教員名 | 工藤豪 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業(基本的にすべて対面授業を実施する予定であるが、状況に応じて遠隔授業を併用する可能性がある) |
Canvas LMSコースID・コース名称 | 202751A10 2024社会学(工藤豪・前・火5) |
授業概要 | 社会学の定義や歴史的展開について概説することを通じて、社会学に関する基本的知識の理解を深めていくとともに、学校生活や働き方におけるジェンダー、選択的夫婦別姓や単身世帯、子育て支援や結婚支援など、現代社会における特徴や課題について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識・技能> (1)学校生活や現代社会の働き方におけるジェンダーの特徴や課題について、説明できるようになる。 (2)選択的夫婦別姓、単身世帯、子育て支援、結婚支援など身近な問題に対し、現代社会における特徴や課題について説明できるようになる。 <能力> 上記の<知識・技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる。(A-2-1: 世界の現状を理解し,説明する力) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1: 論理的・批判的思考力) ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1: 問題発見・解決力) この科目は文理学部のディプロマポリシーDP2,3,4及びカリキュラムポリシーCP2,3,4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | CanvasLMSに配信する講義資料に沿って基本的な知識や理論を説明する。それを踏まえ、学生は資料等を参照しながら諸問題に関する考察を行い、課題シートに「考察記述」と「質問・感想・意見」を記入して提出する。考察した内容については次回の授業時にフィードバック・補足説明を行う。 |
履修条件 | 授業開始前にCHIPSによる抽選を行う科目です。 抽選申請期間及び手続き方法等については,COMITS2に掲載されていますので確認してください。 |
授業計画 | |
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1 |
講義のねらい・進め方についての説明とジェンダー・子ども・家族を取り上げる意義(A-3-1)
【事前学習】シラバスを確認し、授業全体の流れを理解しておく。 (1時間) 【事後学習】授業計画や参考文献等を確認し、第2回からの授業に備える。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
社会学とは何か?(A-3-1)
【事前学習】社会学という学問に対するイメージをもつ。 (1時間) 【事後学習】研究者による定義を踏まえ、自分なりの社会学の定義を述べられるようにしておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
社会学の歴史的展開(A-2-1)
【事前学習】社会学者について自分なりに調べてみる。 (2時間) 【事後学習】社会学の基本文献として示された著作の一つを読む。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
社会学の視点と方法(A-4-1)
【事前学習】社会学の基本文献として示された著作の一つについて要点を整理する。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、社会学における基本的な視点の差異と特質を説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
社会調査について(A-3-1)
【事前学習】社会調査の種類について調べておく。 (1時間) 【事後学習】将来の調査実施に備え、社会調査における倫理を守るために必要なことを整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
ジェンダーの社会学(1)-性別と性差-(A-4-1)
【事前学習】女・男の損得について考え、メモしておく。 (1時間) 【事後学習】配付資料を踏まえ、ジェンダー概念について的確に説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
ジェンダーの社会学(2)-ジェンダーと教育-(A-2-1)
【事前学習】小中高の学校生活においてジェンダーに関する問題がなかったか、考えておく。 (1時間) 【事後学習】講義を踏まえ、ジェンダーバイアスの影響について説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ジェンダーの社会学(3)-ジェンダーと労働-(A-4-1)
【事前学習】女性の社会進出について自分なりの考えを整理しておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を踏まえ、女性の働き方に関する実態と意識を的確に説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
子どもをめぐる社会学(1)-自治体による子育て支援と児童虐待-(A-2-1)
【事前学習】自身の居住(出身)地域における子育て支援や児童虐待の現状を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、子育て支援や児童虐待に関する特徴や課題を説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
子どもをめぐる社会学(2)-子育て家庭への経済的支援-(A-2-1)
【事前学習】児童手当と児童扶養手当の仕組みについて調べておく。 (2時間) 【事後学習】子育て家庭への所得制限に関する現状と課題について説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
家族をめぐる社会学(1)-「家」制度の概要と選択的夫婦別姓-(A-2-1)
【事前学習】家族との会話・生活を通じて「家」(イエ)の影響を感じることがないか、確認する。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、選択的夫婦別姓に関する現状と課題を説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
家族をめぐる社会学(2)-単身世帯増加の要因と影響-(A-3-1)
【事前学習】日本における単身世帯の推移について確認しておく。 (1時間) 【事後学習】講義を踏まえ、単身世帯が増加することによる影響について説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
結婚をめぐる社会学(1)-自治体の結婚支援における取り組みの展開-(A-2-1)
【事前学習】独身にとどまっている理由として何があるのか、自分なりに考えを整理しておく。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、自治体が結婚支援を行う意義について説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
結婚をめぐる社会学(2)-近年の結婚支援における特質と課題-(A-4-1)
【事前学習】自身の居住(出身)地域や県における結婚支援の取組について調べてみる。 (2時間) 【事後学習】講義を踏まえ、結婚支援における特質や課題について説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
到達度の確認・授業のまとめと振り返り(A-3-1)
【事前学習】第2回から第14回の授業内容を復習しておく。 (7時間) 【事後学習】学習した内容を整理し、知識として身につけるられるよう工夫する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しません。レジュメ・資料を用います。 |
参考書 | 多田治 『社会学理論のエッセンス』 学文社 2011年 第1版 西野理子・米村千代 『よくわかる家族社会学』 ミネルヴァ書房 2019年 第1版 宇都宮京子編 『よくわかる社会学』 ミネルヴァ書房 2009年 第2版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末課題レポートの提出内容によって授業の理解度を評価する(50%)、授業参画度:授業時の受講態度・取組姿勢や課題シートの提出内容によって評価する(50%) |
オフィスアワー | 授業終了後に教室で対応するとともに、メール(教員のメールアドレスは第1回講義資料の中で案内します)でも対応します。 |
備考 | 対面授業においても講義資料の配信など必要に応じてCanvas LMSを活用するため、利用できるようにしておくこと。 |