文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 総合 I 群 > 社会福祉学
日本大学ロゴ

社会福祉学

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 社会福祉学
教員名 田中謙
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 【対面授業(一部変更の可能性あり)】
 この授業は、授業担当者と履修者で応答的にコミュニケーションをとりながら授業を展開するため、対面授業で行うこととする。また一部授業では「課題研究」に変更する可能性がある。授業担当者からの質疑に応答することが授業参加の条件となるため、対面授業参加が履修上の必須条件となる点に留意されたい。
Canvas LMSコースID・コース名称 202951A11 2024社会福祉学(田中謙・後・火4)
授業概要 本講義では社会福祉の基本的枠組みや制度について、現代日本社会における社会福祉の必要性を社会システムの関係から概説する。特に社会福祉制度および行政・政策の展開(過程)は、政治・社会情勢や関連する政策領域(教育政策、医療政策等)を併せて理解することが必要である。そのため、社会福祉学の基礎として、保健福祉領域、児童・家庭福祉領域、高齢者福祉領域、障害者福祉領域の各領域の具体的事例を通して、社会福祉に関する理解の深化を図る。
授業のねらい・到達目標 本講義では、以下3点を目的(授業のねらい・到達目標)に設定する。
①本講義では社会福祉の基本的枠組みや制度について、現代日本社会における社会福祉の必要性を社会システムの関係を踏まえ理解を深める。
②社会福祉制度および行政・政策の展開(過程)に関して、政治・社会情勢や関連する政策領域(教育政策、医療政策等)を踏まえて理解を深める。
③保健福祉領域、児童・家庭福祉領域、高齢者福祉領域、障害者福祉領域の各領域の具体的事例を通して、社会福祉に関する理解を深める。
 上述の目的(授業のねらい・到達目標)の達成を通して、以下の3つの資質・能力の育成をめざす。
・「世界の現状を理解し、説明する力」:世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる(A-2-1)。
・「論理的・批判的思考力」:仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明で
きる(A-3-1)。
・「問題発見・解決力」:事象を注意深く観察して、解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。
この科目は文理学部のディプロマポリシーDP2-4及びカリキュラムポリシーCP2-4に対応している。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】
(1)本講義は2024(令和6)年4月16日(火)から2024(令和6)年7月30日(火)までの授業期間中の授業日に、「Canvas LMS」を通じて授業資料を配布する。
(2)授業資料を参考に、自ら各文献・webサイト等での自主的な調べ学習に取り組みながら、対面授業に参加して学修を行う。
(3)授業資料を基に、各自で事前学習・事後学習を行うこと。
(4)期末試験を実施する(状況に応じて期末レポート課題に振替を行う)。
(5)授業資料配布は「Canvas」での提出を予定しているため、「Canvas LMS」が使用できるように準備しておくこと。
(6)【重要】この授業では授業担当者と履修者で応答的にコミュニケーションをとりながら授業を展開する。この点を理解した上で、本科目を履修すること。
(7)【重要】この授業の資料は授業前にあらかじめ掲示する(資料を利用した反転学習型授業方法)。その資料を事前学習時に履修者が学習をしてきた前提で、ポイントを中心に解説する。
(8)本講義は対面授業で行う。ただし、【課題研究】での授業に変更する可能性がある。また担当教員が認めた事由により、対面授業に参加できない場合は、各回授業資料を基にレポート課題に取り組み、それを提出することで出席とみなす。詳細は授業内で指示する。
(9)この授業では必要に応じて現場の福祉関係者をゲスト講師として招聘し、授業内容の深化を図る可能性がある。詳細は授業内で指示する。
授業計画
1 オリエンテーション【対面授業(変更の可能性有)】:現代社会における社会問題と社会福祉が必要とされる背景要因について概説する(A-2-1)。
【事前学習】シラバスを読み込み、授業概要について学習ノートをあらかじめ作成する。 (2時間)
【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、学習ノート・配布資料の加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
2 社会福祉(学)の目的・目標と基本構造【対面授業(変更の可能性有)】:社会福祉(学)の目的・目標と基本構造について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、社会福祉学の目的・目標と社会福祉の基本構造についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
3 社会保障制度の概要①【対面授業(変更の可能性有)】:「社会保険」「公的扶助」制度について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「社会保険」「公的扶助」制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
4 社会保障制度の概要②【対面授業(変更の可能性有)】:「社会福祉」「保健医療・公衆衛生」制度について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「社会福祉」「保健医療・公衆衛生」制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
5 社会福祉史①【対面授業(変更の可能性有)】:戦後から1960年代の日本の社会福祉制度の特徴について、主に「福祉三法」「福祉六法」時代に関して概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、戦後から1960年代の「福祉三法」「福祉六法」時代の日本の社会福祉制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
6 社会福祉史②【対面授業(変更の可能性有)】:1970年代以降の日本の社会福祉制度の特徴について、主に「社会福祉基礎構造改革」に関して概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、1970年代以降の日本の社会福祉制度についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
7 社会福祉政策【対面授業(変更の可能性有)】:日本の社会福祉政策の特徴について概説する(A-2-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、日本の社会福祉政策の特徴についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
8 社会福祉におけるニーズ【対面授業(変更の可能性有)】:社会福祉におけるニーズについて、主に「貨幣的ニーズ」「非貨幣的ニーズ」に関して概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、社会福祉におけるニーズについてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
9 ソーシャルワーク理論【対面授業(変更の可能性有)】:ソーシャルワーク理論について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、ソーシャルワーク理論についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
10 相談援助の原理【対面授業(「ZOOM」(変更の可能性有)】:相談援助の原理について概説する。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、相談援助の原理についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
11 社会福祉の現状①「保育」【対面授業(変更の可能性有)】:社会福祉の現状について、主に「保育」現場の実情を事例に概説する(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「保育」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
12 社会福祉の現状②「障害者福祉」【対面授業(変更の可能性有)】:社会福祉の現状について、主に「障害者福祉」現場の実情を事例に概説する(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「障害者福祉」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
13 社会福祉の現状③「地域福祉」【対面授業(変更の可能性有)】:社会福祉の現状について、主に「地域福祉」現場の実情を事例に概説する(A-3-1(A-4-1))。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「地域福祉」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
14 社会福祉の現状④「スクールソーシャルワーク」【対面授業(変更の可能性有)】:社会福祉の現状について、主に「スクールソーシャルワーク」現場の実情を事例に概説する(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】厚生労働省WEBサイト等を基に、「スクールソーシャルワーク」についてあらかじめ学習ノートの作成を行う。 (2時間)
【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・修正等整理を行う。 (2時間)
15 授業総括【対面授業(変更の可能性有)】:授業総括を行い、今後の日本社会における社会福祉のあり方を考えていくための視座を提示する(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1)。
【事前学習】これまで作成・整理してきた学習ノートを加筆・修正し、仕上げる。 (2時間)
【事後学習】授業総括に基づきテスト内容の復習を行う。 (2時間)
その他
教科書  教科書は特に定めない。授業時には資料を送信配布する。また必要に応じてあらかじめ持参する資料等を指示する(例:文部科学省WEBサイトのコピー等)。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(90%)、授業参画度:学習状況の振り返りに関わる自己評価(10%)
授業内容の理解に関わる期末試験(90%)、学習状況の振り返りに関わる自己評価(10%)により総合的に評価する。ただし社会情勢を考慮し、期末レポートに変更する可能性がある。
オフィスアワー オリエンテーション資料および第1回授業資料を通してEメールアドレスを伝えるため、必要に応じてメールで受け付ける。なお、必ず授業内で提示するメールアドレスを使用して連絡すること。

このページのトップ