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映像文化論

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令和2年度以降入学者 映像文化論
令和元年度以前入学者 映像文化論
教員名 舘けさみ
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 映像作品を視聴するため遠隔での参加は認めることができない。
Canvas LMSコースID・コース名称 2075511M7 2024映像文化論(舘けさみ・前・金3)
授業概要 現代中国映画の概観を理解する。
1982年に北京電影学院を卒業した世代の監督たちは、その活躍により、中国映画のニューウェーブとして国際的に認知され、以前の世代との区別から「第五世代」と称されている。その「第五世代」を代表する監督の作品を中心にすえながら、その周辺をも含めて、現代中国映画について検証する。
授業のねらい・到達目標 現代中国映画の状況を学ぶことにより、理解した内容を説明できることを目標とする。
90年代初めまでの中国映画の知識を獲得でき、代表作品についての特徴を説明できる。
経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1)。
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。
自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる(A-8-1)。
この科目は文理学部のDP及びCPの1,3,8に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 原則として講義形式で行う。
➀視聴覚メディアにより作品を断片的に鑑賞する。
➁授業後に複数回は授業内容に関する小テスト形式の課題により、授業参画度を確認する。
➂実授業時間内掲示で実授業時間内に提出する、テスト形式の課題を1回行う。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
提出されたペーパーは、可能な限り添削・採点などを施して返却するか、もしくは全体に対し口頭でコメントする。
課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。
履修条件 初回ガイダンス出席者に限る。
初回提出物により人数調整を行う。
初回授業において、成績評価・授業の仕方を説明するので、CanvasLMSの資料をダウンロードし準備すること。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業方法について説明する)
映画全般に関する用語を紹介するとともに、中国映画独自の用語を解説する。
人数調整を行うため、映画に関する知識を問う課題を作成する。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、今後の学習計画を立てておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、中国映画に関する用語に慣れておくこと。サブノートを作成する。 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 「中国映画簡史」興隆期から黄金期までについて、映画の起源と中国映画の創成期における概観を理解する。
【事前学習】映画全般に関する知識を整理しておくこと。 (0.5時間)
【事後学習】授業で配布したプリントを読み返し、初期の中国映画の概要を整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 「中国映画簡史」建国後から文化大革命時期までについて、1949年から70年代までの中国映画について学ぶ。
【事前学習】初期の中国映画史を復習し、中国現代史もふりかえっておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業で配布したプリントを読み返し、建国期以降の映画史を整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 北京電影(映画)学院の成り立ちについて、映画専門大学の着想から成立初期までを学ぶ。
【事前学習】70年代までの中国映画史を復習しておくこと。 (1時間)
【事後学習】北京電影(映画)学院の概要を整理して課題として提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
5 現代中国の状況と監督の世代区分について、創成期、建国後、映画学院成立後といった、中国映画独自の監督の世代区分を学ぶ(A-1-1)。
【事前学習】北京電影(映画)学院の概要を復習しておくこと。 (1時間)
【事後学習】中国映画における監督の世代区分を整理して課題として提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
6 「第五世代」監督の登場について、陳凱歌初監督作品『黄色い大地』を中心に学ぶ。
【事前学習】紹介した参考図書を探して読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】解説した監督や作品の特徴について整理して課題として提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
7 「第五世代」監督初期作品について、張芸謀初監督作品『紅いコーリャン』を中心に学ぶ。
【事前学習】代表的な監督や作品の特徴について復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】解説した監督や作品の特徴について整理して課題として提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
8 80年代の動向について「新世代」と称された他の監督作品の概要を学ぶ(A-3-1)。
【事前学習】監督の世代区分を復習しておくこと。 (1時間)
【事後学習】監督や作品の特徴についてそれぞれ整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 90年代初めの動向について、国際的認知が高まり作品も大作化していった中国映画の概要と、中国社会状況の変遷を学ぶ。
【事前学習】80年代の動向を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】80年代と比較して90年代の動向を整理しておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 ポスト「第五世代」監督の登場について、次の「新世代」と称された監督の登場経緯を学ぶ(A-3-1)。
【事前学習】90年代までの動向を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】90年代の動向について整理して課題として提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
11 90年代の新人監督について、次世代となる「新世代」監督作品の特徴を、張元監督作品を中心にして学ぶ。
【事前学習】新世代監督の特徴を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】紹介した参考図書を探して読んでおくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 90年代以降の動向について、90年代後半の中国映画の状況を学ぶ。
【事前学習】紹介した参考図書を探して読んでおくこと。 (2時間)
【事後学習】90年代以降の動向を整理しておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
13 授業内で解説した80年代を代表する監督の作品について、事前に提出された課題を踏まえ、その特徴について補足説明する(A-1-1)。
【事前学習】主要な監督と作品の特徴を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容全体を復習しておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
14 授業内で扱った映像作品に対する課題に関するテスト形式の課題作成を行う。
【事前学習】授業内容全体を復習しておくこと。 (3時間)
【事後学習】作成した課題を見直して、授業全体の内容を整理しておくこと。 (1時間)
【授業形態】対面授業
15 総括
課題の解説を行い、授業内容をふりかえって、今後の課題をまとめる(A-8-1)。
【事前学習】授業内容全体を復習しておくこと。 (1時間)
【事後学習】自身の課題についての反省点と改善点をまとめて提出すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 プリントを配布する。
参考書 配布資料にて指示する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:授業参画度は課題の提出状況およびその内容によって評価する。(60%)、テスト形式による課題の正答率によって評価する。(40%)
授業参画度を測る課題は6回行う予定。但し授業進捗状況により回数を変更する場合がある。
実授業時間内掲示し実授業時間内提出するテスト形式の課題は第14回に行う予定。
オフィスアワー 毎週授業終了後の教室で行う。
CanvasLMSを利用すること。

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