検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 少子化・高齢化社会を生きる | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 歴史と社会2 | ||||
教員名 | 山田祐子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
---|---|
授業の形態 | 対面授業8回、Canvas LMSを通したオンデマンド6回、課題研究1回の、対面授業(一部遠隔授業)方式で実施します。ICTを効果的に活用したマルチ・ラーニングシステムで実施します。 各回の授業形態は、授業計画に記してあります。同時双方向型オンライン授業(Zoom)は現在の時点で予定していませんが、新型コロナウイルスの感染拡大状況等によって対面授業から変更する場合があります。学生の状況、ネットワーク環境により、授業形態の変更もあり得ます。その際は、Canvas LMSで連絡する。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | 209052A16 2024少子化・高齢化社会を生きる(山田祐子・前・月3) |
授業概要 | 日本は未曽有の少子高齢社会を迎えますが、少子化、高齢化社会を、私たちが希望と尊厳をもって生きるための学問的考察を行います。本論は、社会福祉学およびその支援理論であるソーシャルワーク(社会福祉援助技術)の切り口で、一人ひとりの存在と権利を尊重した福祉社会・共生社会の創造を目指す歴史と、その社会の仕組みについて、法制度を中心に理解します。 私たち一人ひとりがつらく苦しい時に、社会やコミュニティの人々から、どのような支援を受け、幸せに生きることができるのか、その知識の獲得を通して、支えられ支え合う社会とはどのようなものかを科学的に考察し、いかに生きるべきか、何ができるか、自分事(じぶんごと)として学修します。 本講義の概要は、1少子高齢社会とは何か、2私の人生と生活を考える、3私を守りサポートする社会福祉の法制度と支援の理論(ソーシャルワーク実践)、4私の人権と福祉-虐待と権利擁護、です。 |
授業のねらい・到達目標 | 少子高齢社会を迎えるに伴い、私たちを取り巻く社会のみならず、家族機能や役割も変化し、虐待、貧困、社会的排除、要介護高齢者の介護および高齢者本人やその家族への支援が取り組むべき喫緊の課題となっており、社会福祉の必要性は増すばかりである。本講義では、学生ひとりひとりが少子化、高齢化社会をいかに生き、何ができるか自分自身の課題として考えるために、社会福祉学およびその支援理論であるソーシャルワーク(社会福祉援助技術)の切り口から学修し、生きる力のみならず、福祉マインドを育て共生社会を自ら主体的に創造する知識を獲得する。 【到達目標】および〈日本大学教育憲章との関係〉 ・日本および国際社会が直面している課題、とくに日本社会を取り巻く福祉課題を総合的、科学的に把握し、考察することができるようになることを目的とする(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1)。 ・社会および社会福祉の基本的理解を深めると共に、説明ができる(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1)。 ・日本及び国際社会が直面している社会福祉および高齢者福祉の問題を理解し、それを踏まえて社会福祉学の役割を説明することができる(A-2-1)。 ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる(A-3-1)。 ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる(A-4-1)。 *カッコ内は日本大学教育憲章との関係性を示しています。 〈ディプロマポリシーとの関係〉 この科目は文理学部のディプロマポリシーDP2,3,4及びカリキュラムポリシーCP2,3,4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | (1)授業は講義形式で進めますが、より実践的な理解を深めるため演習(ワーク、ペアワーク・グループワーク等)を行う場合があります。 (2)授業は、パワーポイント、板書、配布資料、視聴覚メディア等を使用します。 (3)マルチ・ラーニング・システムを導入します。 *本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安としますが、到達目標に達するために必要十分な時間をかけ取り組んでください。 *対面授業、同時双方向型授業にやむを得ない事情で出席できない学生には、Canvas LMSやメール等を活用し、課題を出す等で対応し配慮します。 *提出物の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示します。 |
履修条件 | 授業開始前にCHIPSによる抽選を行う科目です。 抽選申請期間及び手続き方法等については,COMITS2に掲載されていますので確認してください。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスを必ず事前に確認し、疑問点や不明な点をまとめておいてください。 (2時間) 【事後学習】授業で自身の学習計画をたて必要な資料等を用意するとともに、指示した課題を行ってください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
1 少子高齢社会とは何か(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 2 事例 (A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 【事前学習】授業テーマについての問題意識等について整理してください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。指示された課題を行ってください。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
3 |
1 社会福祉とは何か(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 2 社会福祉の歴史と発展(概説)(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。指示された課題を行ってください。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
ソーシャルワーク(社会福祉援助技術)とは何かー私に寄り添いサポートする科学的方法論(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】テーマについての問題意識等を検討し、指示した課題を行ってください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。指示された課題を行ってください。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
現代日本社会における少子高齢社会の到来と福祉課題(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) (1)日本における高齢化の特質と延びる平均寿命 (2)家族の変化、世帯構造の変化 【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
1 地域構造の変化(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 2 生活構造の変化(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
1 ライフサイクル研究と少子化高齢化社会の私たちの人生(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 2 人生のアップダウンと三度の貧困のためのリスクマネジメント~なぜ生きるために社会福祉・社会保障制度が必要なのか、私の尊厳が確保された、健康で文化的な最低限度の生活保障とは(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 【事前学習】社会保障制度の章について、テキストを読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、法制度を確認し、ノート等にまとめてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
事例「少子化・高齢化社会を生きる」(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】テーマについての問題意識等を検討し、指示した課題を行ってください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、課題に取り組んでください。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業、課題研究 |
9 |
歴史と社会「社会福祉発達史~慈善から社会福祉へ、共生社会への歩みと道のり」(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】行った課題について、要約をノート等に簡潔にまとめ共有できるように準備しておいてください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、ノート等にまとめてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
1 日本における社会保障制度~私を守りサポートする社会連帯のさまざまな制度とサービス(医療・保健、年金、雇用・労働、住まい等)(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 2 (事例)私たちの高齢者介護課題と貧困ー社会介護と日本の誇るべき介護保障、介護保険制度と課題(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 【事前学習】問題意識をもって授業テーマに関する社会保障制度の章について、読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、法制度を確認し、ノート等にまとめてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
人権福祉と権利擁護(アドボカシー)-私の人としての権利と尊厳を考える(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) (1)人権とは何か(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 2人権福祉のワーク(個人ワーク・ペアワーク・グループワーク・ロールプレイ)(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 【事前学習】問題意識をもって授業テーマについての問題意識等を検討しておいてください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、授業を通して考えた事柄について、ノート等にまとめてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
人権福祉と権利擁護(アドボカシー)-私の人としての権利とそれを守りサポートする法と専門職(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) (1)人権の歴史 (2)虐待と権利擁護(アドボカシー)ー虐待防止四法(児童、DV、高齢者、障がい者) 【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、法制度を確認し、ノート等にまとめてください。指示した課題を行ってください。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
13 |
高齢者虐待と権利擁護~私たちにできること(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1)
【事前学習】授業テーマについての問題意識等を検討しておくとともに、授業内で指示した資料を読んでおいてください。 (2時間) 【事後学習】学修した内容を整理し、まとめてください。指示した課題を行ってください。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
14 |
少子化・高齢化社会を生きる~グループワーク 1 私のライフプランとライフサイクル(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 2 少子化・高齢化社会を生きる~私たちが生きるためには、いくらかかるか(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 【事前学習】テーマについての問題意識等を検討し、指示した課題を行ってください。 (2時間) 【事後学習】行った課題について、要約をノート等に簡潔にまとめ共有できるように準備しておいてください。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
1 私たちが生きるためには、いくらかかるか~教育費、年金、生活保護から全世代型社会保障を考える」(A-2-1)(A-3-1)(A-4-1) 2 評価と総括(これまでの復習を行い授業の理解を深め何を学んだか振り返り評価を行う) 【事前学習】指示された課題を行うとともに、これまでの学習を振り返ってください。 (2時間) 【事後学習】これまでの学習を整理し、疑問点や理解を確認してください。 (2時間) 【授業形態】課題研究 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 社会保障入門編集委員会編集 『社会保障入門2024』 中央法規出版 2024年 毎年出版されていますが、できる限り最新のものを購入してください。 |
参考書 | ミネルヴァ書房編集部編 『社会福祉小六法2024』 ミネルヴァ書房 2024年 授業中に適宜指示する 社会福祉の法律は、主として厚生労働省等のHPで調べることができます。 【事前学習】 授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。 【事後学習】 ①授業内で指示した資料を必ず読んでおくこと。②授業内で指示した課題を必ず行うこと。授業計画欄の授業内容に記していない場合でも、出された課題は必ずおこなってください。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:テーマについての問題意識の深さや理解力、分析力、情報収集力と内容、提出状況をみて評価します。(30%)、授業内テスト:学生の習熟度に応じ、適宜、授業内レポート等を実施する場合があります。(10%)、授業参画度:授業、オンデマンド教材視聴におけるテーマについての問題意識を含めたディスカッション、発表、小レポート等で評価します。(60%) 授業中、記入したものは回収し、評価の対象とします。 授業参画度については、学生の問題意識と、真摯で誠実な学習姿勢に基づく授業内容の適切な理解も重視する。*単に参加・出席するだけで評価点を加算することは禁止されています。 学生の習熟度に応じ、適宜、授業内レポート等を実施する場合があります。 |
オフィスアワー | メールやCanvas LMSを⽤いて質疑応答を⾏います。 |
備考 | 【注意】この授業は履修制限(人数制限)があります。履修が確定してからテキストを購入してください。なおテキストは第4回目以降に使用します。 〇学生の要望を配慮し、ICTを効果的に活用した、マルチ・ラーニングシステムで授業を行います。コンテンツの視聴期間も余裕をもたせますので、就活や卒論で忙しい3年生や4年生も受講してもらえるよう配慮しています。 〇課題レポートは必ずコピーやデータ保存をし、学生本人が責任をもって保管しておいてください。 〇意欲や問題意識のある学生を希望します。なので私語や教科書を忘れた場合等、授業を受ける姿勢と意欲に欠け、改善がみられない場合は、助言と指導をします。 受講学生は可能な限り1回目から参加・出席してください。 *令和元年度以前入学者の科目名称は「歴史と社会2」です。 |