文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 総合 II 群 > 国際法
日本大学ロゴ

国際法

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 国際法
令和元年度以前入学者 国際法1
教員名 西川理恵子
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 基本的には対面授業とします。教育実習の予定のある学生は後期に履修することをお勧めします。
講義は形態は、予習を前提に、テーマについて、解説や議論をします。

水曜日4限
Canvas LMSコースID・コース名称 210052A20 2024国際法(西川理恵子・前・水4)
授業概要 現代社会は、どのような立場にいようと、国際関係に無関心で入られない世界になっている。そこで、国際関係がどのように動いているかという知識は、現代人にとって必須のものといえよう。
この講義は国際関係において法律がどのように働くかを考える。
特に、国家が主体となる場面で働く、いわゆる国際公法を主題にする。
授業のねらい・到達目標 基本的な国際法に関する知識を習得する。日常的に、国際的なニュースやその他の情報に対し、学生が関心を持ち、自身の生活にどのように関係してくるかを法的観点から考えられるようにすることを目的とする。

この科目は、文理学部教育課程表のA-2(DP2・CP2)[世界の現状を理解し、説明する力]の1、A-3(DP3・CP3)[論理的・批判的思考力]の1、A-4(DP4・CP4)[問題発見・解決力]の1に対応しています。
世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる(A-2-1)。
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。
事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。
ルーブリックに関しては、全ての授業に適用されます。全体を通して、これらの目的が達成されますので、特定の授業会には表示しません。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】

何か、特殊な事態が生じない限り、全て対面授業とします。
それができない場合は、ハイフレックスの授業を行います。
質問等については、随時受け付けます。必要なものは、次回の授業で解説します。
履修条件 並行的に法学の授業を履修すると、解かりやすくなるでしょう。
日常的に国際的なニュースに気を配ること。
授業計画
1 国際法を学習するにあたって ~法律とは、国際法とは~
【事前学習】新聞の国際欄に一通り目を通しておくこと。 (2時間)
【事後学習】教科書―序章―を読む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 国際法の法源
【事前学習】教科書の第2章法源の章を読んで、法源とは何かを理解しておくこと。 (2時間)
【事後学習】憲法を調べてみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 国際法の主体
【事前学習】教科書第1章を読み、専門用語を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】教科書を読みなおして復習する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 国際法における国家(A-2-1)
【事前学習】国家について考える。第1章19頁から24頁、第7章を読む (2時間)
【事後学習】ジュリスト国際法判例百選の11と14を読む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 国家の領域 陸と海の法
【事前学習】教科書 第5章空間と国際法を読む。 (2時間)
【事後学習】もう一度教科書を読みなおし、国家の領土とは何かを考える。関連するニュースを読む。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 海の国際法
【事前学習】空間を法的に理解する。 (2時間)
【事後学習】授業のまとめ。海と空の相違点を考える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 空と宇宙と国際法
【事前学習】教科書関連個所を読んで、宇宙の国際的意義を考える。 (2時間)
【事後学習】授業のまとめ。宇宙空間がどうあるべきかの観点から考える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 国際環境法
【事前学習】第6章を読んで、国内の環境保護について考える。 (2時間)
【事後学習】ジュリスト国際法判例百選77,79,81を読んでみる (2時間)
【授業形態】対面授業
9 国際人権保護 第一回 個人と国家と国際法
【事前学習】今回と次の回のために、第8章を読む。人権について憲法で確認。 (2時間)
【事後学習】授業を復習し、人権について考える。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
10 国際人権保護第 二回 国際人権規約
【事前学習】国連の人権宣言を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】国際人権保護に関するニュースを読んでおく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 国際連合 第一回 立法府としての国連
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、国連の役割について考える。 (2時間)
【事後学習】次の授業に続くので、もう一度教科書の該当箇所を読んでおく (2時間)
【授業形態】対面授業
12 国際連合 第二回 機関
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、新聞に国連の機関のニュースを探してみる。 (2時間)
【事後学習】二回分の授業を復習し、国連についての理解を深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 その他の国際機関
【事前学習】第9章後半を読んでおく。 (2時間)
【事後学習】国連以外の国際機関について考えてみる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 国家間の紛争解決
平和と戦争~国家の犯罪~
【事前学習】教科書第4章と10章を読んでおく。紛争地帯に関するニュースを見て、現状を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】紛争と平和について考える。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 国際法の中の日本(A-3-1)(A-4-1)
事前学習 これまでの授業での疑問をまとめる。
【事前学習】新聞の国際欄などを読んで、日本の立場を考える。 (2時間)
【事後学習】ノートをまとめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 大森正仁編著 『入門国際法 (Basic Studies)』 法律文化社 2024年 第1版
参考書 『国際法判例百選 (ジュリスト判例百選)』 有斐閣
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
オフィスアワー 授業終了時
来校できない場合は、メールをお送りください。

このページのトップ