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令和2年度以降入学者 | 国際情勢 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 国際情勢1 | ||||
教員名 | 六辻彰二 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 授業は対面形式で行なう。 毎回、講義資料は事前にCanvas LMSに掲載するので、各自でプリントアウトあるいはダウンロードして授業に臨むこと。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | 210452A21 2024国際情勢(六辻彰二・後・月5) |
授業概要 | 現代において、国際関係はこれまでになく複雑化している。本講義では、政治と経済の両面から、現代の国際関係の成り立ちをみていく。その際、国際政治学の基本的な視座を提示したうえで、金本位制、ブレトンウッズ体制、GATT/WTO体制など、国際経済体制の構築の背景にある国際政治の力学と構造について、第一次世界大戦から現代にいたるまでを解説する。 |
授業のねらい・到達目標 | 【ねらい】 国際政治の基本的な理論を理解する。国家間の政治と経済の結びつきを理解する。現代世界が以前と比べて何が異なるかを理解する。 【到達目標】 ・政治と経済の結びつきを説明できるようになる。 ・国際ニュースなどに触れた際、政治権力と経済的利益の両面から理解できるようになる。 この科目は、文理学部教育課程表のA-2(DP2・CP2)[世界の現状を理解し、説明する力]の1、A-3(DP3・CP3)[論理的・批判的思考力]の1、A-4(DP4・CP4)[問題発見・解決力]の1に対応しています。 世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる(A-2-1)。 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 講義資料は毎回Canvas LMSから各自でプリントアウトあるいはダウンロードして持参する。 3回の小テストを行い、授業内容の理解を確認する。小テストおよび学期末レポートの提出、各種アナウンスはCanvas LMSを通じて行う。フィードバックも同様。 本授業の事前・事後学習は合わせて4時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
全体のガイダンスをして、次回以降に備える。 国際政治が国際経済とどのように結びついているかを、近年の具体例から紹介し、次回以降の基本的なイメージを構築する。 【事前学習】シラバスに目を通し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
政治と経済の結びつき:「政治」と「経済」の基本的な意味を整理し、これを踏まえて両者がどのように結び付くかのパターンを考える。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
権力と理性:国際政治学の二大潮流であるリアリズムとリベラリズムの概要を解説する。 (A-2-1) 【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
文化と貧困からみる国際政治:主流であるリアリズムとリベラリズムがカバーできない領域を扱う理論を紹介する。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
国際経済体制の成立(1)世界恐慌まで:グローバル化の源流が生まれた20世紀初頭の経済状況を踏まえて、経済危機における国家の役割について解説する。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
国際経済体制の成立(2)第二次世界大戦:第二次世界大戦を国家間の経済の観点から考える。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
冷戦期の国際政治経済(1)戦後の西側経済体制:第二次世界大戦後に西側先進国の間で生まれた経済体制を、安全保障との関係で解説する。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
冷戦期の国際政治経済(2)植民地解放と経済秩序の変動:南北問題の発生とその構図について解説する。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
自由貿易体制をめぐる政治対立(1)自由貿易をめぐる国家間対立:GATT/WTO体制のもとでの自由貿易をめぐる対立軸について解説する。 (A-3-1) 【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
自由貿易体制をめぐる政治対立(2)保護貿易と国内政治:対外政策決定に関する理論を紹介したうえで、自由貿易をめぐる対立を考える。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
金融のグローバル化(1)グローバル金融の制度と規範:グローバル金融レジームの構造と、その政治的背景について解説する。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
金融のグローバル化(2)グローバル金融がもたらす危機:アジア通貨危機などを取り上げ、金融危機の構図と国家の機能について解説する。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
新冷戦の政治経済学:グローバル化がもたらした中ロの台頭と西側諸国との対立について解説する。 (A-4-1) 【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
グローバル化後の時代:グローバル化への反動を生んだ要因を考え、今後の世界を展望する。
【事前学習】事前に配布する講義資料を読み、不明な語句を調べておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返すこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめ
【事前学習】講義資料を読み返しておくこと (2時間) 【事後学習】講義資料を読み返しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 野林 健・大芝 亮・納谷政嗣・山田 敦・長尾 悟 『 国際政治経済学・入門』 有斐閣 2007年 第3版 六辻彰二 『終わりなき戦争紛争の100年史』 さくら舎 2022年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、小テスト(30%) 小テストはCanvas LMSを通じて、半期で3回、授業時間外に提出する。 学期末にレポートを提出する。 |
オフィスアワー | 質問などはメールで応じるが、以下の点に注意すること。 ・技術的な問題に関してはコンピューターセンターなどに問い合わせること。 ・授業内でアナウンスしたことや注意事項などをただ確認するような問い合わせは控えること。近年メール対応に必要な時間が大幅に増えている。どうしても確認したい場合は授業終了後などに直接聞くこと。 ・問い合わせの際は、科目名、学籍番号、氏名を明記すること。 mutsuji.shoji@nihon-u.ac.jp |