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令和2年度以降入学者 | 現代社会を支える化学 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 物質科学のフロンティア2 | ||||
教員名 | 岩堀史靖,藤森裕基 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面型講義(15回)。 初回講義開始までにCanvas LMS のコース登録をすること。 コース登録以後は,連絡事項などの更新に注意すること。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | 212452A35 2024現代社会を支える化学(岩堀史靖・後・水5) |
授業概要 | 現代社会を支えている化学の一端(原子レベルからの化学基礎,文明生活を支える化学,化学にまつわる熱やエネルギーなど)を紹介し、それらの基礎原理を講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 我々の生活を様々な形で取り囲んでいる化学を学び、理解し、説明ができるようになる。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3〜5 及びカリキュラムポリシーCP3〜5 に対応しています。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) |
授業の形式 | 講義、オムニバス |
授業の方法 | 本科目は高大連携教育科目です。 オムニバス形式で対面講義(遠隔受講の高校生のための同時双方向を併用)を行います。 2週目以降の講義14回を前半(2〜8週)を岩堀が,後半(9〜15週)を藤森が担当します。 必要に応じて補助教材(私製印刷物やpdfファイル)を配布します。 |
履修条件 | 本講義は専門科目ではないため,理系専攻(特に化学科)の学生は本講義以外の科目を受講することを勧めます。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ:講義のテーマ・目的を理解できる。講義の到達目標や評価基準について理解できる(A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】シラバスを良く読み,授業全体の流れを理解してくること。 (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え,化学に関連する書籍にあたる。 (3時間) 【担当教員】岩堀史靖 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
2 |
無機化学(1):原子の構造、原子核の性質とその周辺知識について学習する (A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】原子、原子核、電子など「ミクロの世界の粒子」に関する専門用語を確認する。 (1時間) 【事後学習】無機化学、とくにミクロの世界の粒子の表現や挙動をノートにまとめる。 (3時間) 【担当教員】岩堀史靖 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
3 |
無機化学(2):第2回で学んだ化学を実験的に理解し、それを理論的に説明できるようにする (A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】周期律、周期表に関して調べておく。 (1時間) 【事後学習】無機化学、とくに原子軌道に関する知識をノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】岩堀史靖 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
4 |
無機化学(3):酸化還元反応や電位(イオン化列)、それを利用した電池について学習する (A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】イオンとは何か、酸化や還元とはどのような現象か調べておく。 (1時間) 【事後学習】無機化学、とくに酸化還元や電池に関する知識をノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】岩堀史靖 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
5 |
無機化学(4):第4回で学んだ化学を実験的に理解し、それを理論的に説明できるようにする (A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】さまざまな電池の仕組み、それらの特徴などについて調べておく。 (1時間) 【事後学習】燃料電池などの新しい電池の仕組み、それらの課題点などをノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】岩堀史靖 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
6 |
有機化学(1):炭素を中心とした化学の重要性を理解し、説明できるようにする (A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】有機化学とはどのような化学なのか調べておく。 (1時間) 【事後学習】簡単な分子の表記法などについてノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】岩堀史靖 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
7 |
有機化学(2):分子の組み換え…いくつかの化学反応とその周辺知識について学習する (A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】有機化学における重要な反応にはどのようなものがあるか調べておく。 (1時間) 【事後学習】炭化水素の分類や、簡単な命名法をノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】岩堀史靖 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
8 |
有機化学(3):第6回で学んだ化学を実験的に理解し、それを理論的に説明できるようにする (A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】分類ごとの炭化水素の性質の違いを調べておく。 (1時間) 【事後学習】炭化水素の反応性の違いや、それに基づく振る舞いの違いをノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】岩堀史靖 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
9 |
熱力学の基礎:熱力学の法則について学習する(A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】熱力学の法則について調べておく。 (1時間) 【事後学習】熱力学の法則とその応用についてノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】藤森裕基 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
10 |
熱分析の基礎:熱分析測定法について学習する(A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】示差走査熱量測定(DSC)について調べておく。 (1時間) 【事後学習】熱分析測定法とその応用についてノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】藤森裕基 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
11 |
食品の化学:チョコレートの美味しさを化学的に学習する(A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】チョコレートの作り方について調べておく。 (1時間) 【事後学習】チョコレートや寒天等の化学的性質についてノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】藤森裕基 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
12 |
核磁気共鳴(NMR):化学で重要なNMRについて学習する(A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】NMRの原理について調べておく。 (1時間) 【事後学習】NMRの原理とその応用についてノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】藤森裕基 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
13 |
液晶の化学:液晶物質の性質にいて学習する(A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】液晶相について調べておく。 (1時間) 【事後学習】液晶物質の性質とその応用についてノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】藤森裕基 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
14 |
水と氷:水と氷の特異的な性質について学習する(A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】水の性質について調べておく。 (1時間) 【事後学習】水や氷の特異な性質についてノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】藤森裕基 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
15 |
ガラス:世界のガラスについて化学的観点から学習する(A-3, A-4, A-5)。
【事前学習】ガラスの性質について調べておく。 (1時間) 【事後学習】世界のガラスについてノートに整理してまとめる。 (3時間) 【担当教員】藤森裕基 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:前半部,後半部それぞれでレポートを課す。(100%) 受講態度が著しく不良であると判断された場合はレポートの提出を認めない(=単位が出ない)場合がある。 |
オフィスアワー | 授業終了時、適宜。 |