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令和2年度以降入学者 | 現代社会を支える科学技術 | ||||
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教員名 | 十代健 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業(ハイフレックス型) |
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授業の形態 | 基本的に教室での対面授業とそのライブ配信で実施する。1~2回の講義がオンデマンドに変更になる可能性はあるが、その場合は、Canvas LMSなどを経由して事前に告知する。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | 212552A36 2024現代社会を支える科学技術(十代健・前・金5) |
授業概要 | 現代社会は高度な科学技術に基づき便利な世の中が形成されているが、その科学技術を理解するためには、高度な数学・物理学・化学の知識が必要になる。しかし、大部分の社会人が十分な科学リテラシーを身につけておらず、高校までの数学・物理・化学といった学問体系は不十分と言わざるを得ない。本講義では、全く異なるアプローチで高度な社会を生き抜く科学リテラシーを身につけることを目指し、具体的には携帯電話スマートフォンの便利な機能に着目し、その根底にある原理を解説していく。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 学生にとって非常に身近なアイテムであるスマートフォンを取り上げ、その中に含まれる科学技術の要素を一つ一つ理解し、説明することができる。 【到達目標】 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) 新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) この科目は文理学部のDP3,4,5及びCP3,4,5に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 高度な数学の知識を必要とせず、前提知識が必要な原理については、前提知識の講義の回と、その原理を応用した機能の回と、複数回に分けて丁寧に説明する。 基本的には、講義に出席し、毎回の講義の最後に実施するクイズやリアクションペーパーに回答する。Zoom等で遠隔で受講した学生には、追加の課題を与える場合がある。クイズやリアクションペーパーは、講義に出席すれば答えられる一般的な常識で回答できるようにする。 リアクションペーパーの内容は次回以降の講義で取り上げる場合がある。 対面での受講を推奨する。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション(携帯電話が科学技術の宝庫であることを知る)
【事前学習】スマートフォンについて考えを巡らせる (2時間) 【事後学習】スマートフォンについて考えを巡らせる (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
2 |
電波とは(共鳴現象)(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】電波の強弱を確認しながら街を歩く (2時間) 【事後学習】電波の強弱を確認しながら街を歩く (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
3 |
交通系ICカードと電磁誘導(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】電車やバスの改札が開くまでの時間を肌で感じる (2時間) 【事後学習】電車やバスの改札が開くまでの工程を想像する (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
4 |
原子と周期表(A-5-1)
【事前学習】スーパーマーケットなどで元素記号の記載を探す (2時間) 【事後学習】見つけた元素記号の元素名と役割を調べる (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
5 |
Liイオン電池(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】携帯電話のバッテリーの減り方をチェックする (2時間) 【事後学習】携帯電話のバッテリーが持つ方法を実践してみる (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
6 |
フーリエ変換と音声認識(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】OK.GoogleもしくはHey,Siriを使ってみる (2時間) 【事後学習】OK.GoogleもしくはHey,Siriを使ってみる (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
7 |
相対性理論(A-5-1)
【事前学習】柔軟な頭脳の状態に調整し講義に臨む (2時間) 【事後学習】哲学的な考えにふける (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
8 |
全地球測位システムGPS(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】GPSの精度を気にしながら街を歩く (2時間) 【事後学習】GPSの誤差が大きそうな場所を探す (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
9 |
暗号技術と素因数分解(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】素因数分解とは何だったか思い出してみる (2時間) 【事後学習】ウェブページ閲覧中にHTTPS通信かどうかチェックする (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
10 |
機械翻訳(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】Google翻訳やDeepLを使ってみる (2時間) 【事後学習】文学的文章に触れる (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
11 |
量子力学(A-5-1)
【事前学習】柔軟な頭脳の状態に調整し講義に臨む (2時間) 【事後学習】哲学的な考えにふける (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
12 |
LSIと光リソグラフィー(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】スマートフォンの動作が遅い場合はどんなときか見つけておく (2時間) 【事後学習】スマホの買い替えときに向けてCPUの型番を調べる (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
13 |
青色LED(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】様々な信号機の青色を凝視する (2時間) 【事後学習】携帯のライトをON・OFFして考える (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
14 |
原子力問題(A-3-1,A-4-1)
【事前学習】原子力で知っていることは何か頭の中を整理する (2時間) 【事後学習】原子力に対する自分の意見を考える (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
15 |
科学技術に対する質問への回答(講義の総括)
【事前学習】科学技術に対して不思議を不思議であると認識する (2時間) 【事後学習】科学的思考を毛嫌いせずに生活する (2時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | リアクションペーパーやクイズ(100%) 毎回のリアクションペーパーとクイズで評価します。リアクションペーパーの内容を、別の回の講義で取り上げることもあります。 |
オフィスアワー | 講義終了後、対面もしくはZoom経由で質問は受け付ける。 リアクションペーパーには自由記述欄を設けるので、そこに書き込んでもよい。 |