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中国語14

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令和2年度以降入学者 中国語14
教員名 平井和之
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 遠隔での授業参加を認めない。
Canvas LMSコースID・コース名称 3673640Q7 2024中国語14(平井和之・後・金2)
授業概要 中国語読解。印刷物・手書き文書を問わず,現代中国語文のほとんどは漢字のみで表記され,分かち書きはされず(但し句読点は打たれる),ピンインも付されない。このように表記された中国語を読んで理解するのは容易ではないが,まず辞書を丹念に調べることにより中国語原文読解の初歩的能力を身に付ける。また,文内容を通して中国の社会,文化,政治,歴史にアプローチしていく。
授業のねらい・到達目標 ①漢字のみで表記された中国語文を文法的・意味的に正しく切り分けることができる。
②漢字のみで表記された中国語文に正しくピンインを付すことができる。
③正しく切り分けられた中国語の語彙単位の意味を文脈において理解することができる。
④以上①~③を,小学館『中日辞典』第三版のみを用いて解決することができる。
⑤中国語の節間や文間の意味関係を理解することができる。
世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状および相互関係を総合的に理解し、国際社会が直面している問題の解決策を提案することができる(A-2-4)。
この科目は文理学部のDP及びCPの2に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 受講者は,配布されたプリントに記された中国語文を各自で小学館『中日辞典』第三版に基づいて語彙単位に切り分け,それぞれにピンインを付す。その上で日本語の意味を考えて全文を和訳する。その際,何故そのように訳したかを『中日辞典』の記述を根拠として述べる。
教材として配布するプリントは,1)法律説明(第1回用),2)若年層向け百科事典(第2~3回用),3)中央政府の政策報道(第4~5回用),4)中国政府系新聞社説(第6~7回用),5)通俗民話物語(第8回用),6)通俗少数民族民話物語(第9回用),7)小学校2~3年用国語教科書(第10~11回用),8)国際情勢報道(第12~13回用),9)掌編小説(第14~15回用)である。
予習ノートの提出を求める場合がある。また随時授業内小テストを行い,添削・採点して返却する。
本授業の事前・事後学習は合わせて1時間の学習を目安とする。
遠隔での授業参加を認めない。
履修条件 「中国語1~8」から6単位以上を修得していること。
授業計画
1 ガイダンス 漢字のみで表記された中国語文を理解するには?
前学期開講「中国語13」の第1~第7回の復習。
【事前学習】前学期同一時限の「中国語13」第1~第7回の授業内容を復習しておく。 (0.5時間)
【事後学習】やむを得ない事情で前学期に当該授業の履修ができなかった受講生は既習者から重要事項を聞いて確認しておくこと。 (0.5時間)
【担当教員】曖昧になっていた点をもう一度考えておく。
【授業形態】対面授業
2 一般文体読解(若年層向けの科学知識普及文)(1)
【事前学習】指定辞書を用いて教材の前半を語彙単位に切り分け,ピンインを付け,和訳を考えておく。 (0.5時間)
【事後学習】予習時に間違えていたり不確実だった箇所を授業内容を踏まえつつ再考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
3 一般文体読解(若年層向けの科学知識普及文)(2)
【事前学習】指定辞書を用いて教材の後半を語彙単位に切り分け,ピンインを付け,和訳を考えておく。 (0.5時間)
【事後学習】予習時に間違えていたり不確実だった箇所を授業内容を踏まえつつ再考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
4 文章語文体読解(中国中央政治関連報道文)(1)
【事前学習】地方政治関連報道文では見られなかった語彙を教材前半から拾い上げる。 (0.5時間)
【事後学習】地方政府と中央政府の政策上の異同を考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
5 文章語文体読解(中国中央政治関連報道文)(2)
【事前学習】同じ漢字表記であっても日本語どは意味が同じとは思えない語彙を教材後半から拾い上げる。 (0.5時間)
【事後学習】同じ漢字表記であっても日本とは異なる政治機関や政治制度をまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
6 文章語文体読解(中国国内向け社説)(1)
【事前学習】同じ漢字表記であっても日本語どは意味が同じとは思えない語彙を教材前半から拾い上げる。 (0.5時間)
【事後学習】中国政府が常用する言語表現を考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
7 文章語文体読解(中国国内向け社説)(2)
【事前学習】同じ漢字表記であっても日本語どは意味が同じとは思えない語彙を教材後半から拾い上げる。 (0.5時間)
【事後学習】中国政府が一般民衆に向かって用いる言語表現の実質的意向を考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
8 口語文体読解(若年層向けの中国民話物語)
【事前学習】指定辞書を用いて教材を語彙単位に切り分け,ピンインを付け,和訳を考えておく。 (0.5時間)
【事後学習】社会面や文化面において,現代中国と伝統的中国の異同を考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
9 口語文体読解(若年層向けの中国少数民族民話物語)
【事前学習】指定辞書を用いて教材を語彙単位に切り分け,ピンインを付け,和訳を考えておく。 (0.5時間)
【事後学習】漢民族と中国少数民族の社会面や文化面における異同を考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
10 口語文体読解(小学校低学年国語教材)(1)
【事前学習】指定辞書を用いて教材の前半を語彙単位に切り分け,ピンインを付け,和訳を考えておく。 (0.5時間)
【事後学習】児童向け文の理解が難しい理由を考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
11 口語文体読解(小学校低学年国語教材)(2)
【事前学習】指定辞書を用いて教材の後半を語彙単位に切り分け,ピンインを付け,和訳を考えておく。 (0.5時間)
【事後学習】中国語における成人向け描写表現と児童向け描写表現の違いを考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
12 文章語文体読解(世界情勢に関する報道文)(1)
辞書に記載のない場合の対処(漢字で表記された外来語)。
【事前学習】教材から辞書に記載のない語彙を拾い上げる。 (0.5時間)
【事後学習】漢字表記された外来語の見た目の特徴を考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
13 文章語文体読解(世界情勢に関する報道文)(2)
漢字で表記された外来語をインターネット等で検索する。
【事前学習】漢字表記の外来語と思われる語彙を教材から拾い上げる。 (0.5時間)
【事後学習】主に外来語表記に用いられる漢字を教材から抽出する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
14 一般文体読解(文芸作品)(1)
【事前学習】指定辞書を用いて教材の前半を語彙単位に切り分け,ピンインを付け,和訳を考えておく。 (0.5時間)
【事後学習】節間や文間の意味関係を確認する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
15 一般文体読解(文芸作品)(2)
【事前学習】指定辞書を用いて教材の後半を語彙単位に切り分け,ピンインを付け,和訳を考えておく。 (0.5時間)
【事後学習】反語文の意味と形式的特長を考察する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 プリント配布
参考書 商務印書館・小学館 共同編集 『中日辞典』 小学館 2016年 第3版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:授業内小テストの合計点(100%)
オフィスアワー 金曜日12:20~12:50 中国語中国文化学科学生室

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