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令和2年度以降入学者 | 思想史4 | ||||
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教員名 | 土屋睦廣 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | A028011D7 2024思想史4(土屋睦廣・後・金2) |
授業概要 | 4世紀末から17世紀初頭にかけての中世とルネサンス時代の思想を講義する。古代ギリシア・ローマと近代西欧の間には断絶があり,現代の西欧の出発点はむしろ中世にあったと言える。中世とはたんなる「古代と近代の中間に横たわる暗黒時代」ではなく,今日の西欧を生み出すもとになった文化や制度が形成された時期でもある。ルネサンスとは,14~16世紀に西欧で興った古典古代の文化を復興しようとする文化的運動である。この時代にはさまざまな新しい思想が生まれ,後の近代科学と近代哲学が成立するための思想的・社会的条件が整えられた。 |
授業のねらい・到達目標 | 中世とルネサンス時代は,かつては哲学史において軽視されがちであったが,今日では西洋思想の伝統におけるその意義と重要性があらためて評価されている。近年,研究の進展が目覚ましいこれらの時代の思想を学ぶことで,西洋思想の根幹を理解するとともに,西洋の歴史と文化への理解を深めることができる。それぞれの思想・学説の動機と意義を歴史的・社会的文脈の中で理解すると同時に,それらをたんなる過去の知識としてではなく,現代の問題を考える上でも役立てることができるようになることを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応する。 ・真・善・美・聖の探究から得られた知識と教養に基づいて,人間と社会の倫理的な課題を理解し,説明することができる(A-1-2)。 ・思想・芸術・宗教の観点から,世界の現状をその歴史的背景とともに理解することができる(A-2-2)。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 授業計画に示されたテーマについて講義する。毎回、リアクションペーパーを配布するので、授業内容に関する疑問、意見、感想等を記して提出すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(講義内容の概要とそのねらい),中世哲学の特質。
【事前学習】中世哲学の特質と哲学史上の意義について考察しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,中世哲学の特質と意義を理解すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ユダヤ・キリスト教の思想とギリシア哲学の伝統(A-2-2)
【事前学習】ユダヤ・キリスト教の思想について基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でユダヤ・キリスト教の思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
アウグスティヌス(A-2-2)
【事前学習】アウグスティヌスについて参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でアウグスティヌスの思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
偽ディオニュシオス,エリウゲナ,アンセルムス(A-2-2)
【事前学習】中世初期(6~11世紀)の思想について参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等で中世初期の思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
十二世紀ルネサンス,オックスフォードとパリ(A-1-2)
【事前学習】十二世紀ルネサンスについて参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】 講義内容を整理して,参考書等で十二世紀ルネサンス、オックスフォード学派、ブラバンのシゲルスについての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
トマス・アクィナスとボナヴェントゥーラ(A-1-2)
【事前学習】トマス・アクィナスとボナヴェントゥーラについて参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でトマス・アクィナスとボナヴェントゥーラの思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
ドゥンス・スコトスとウィリアム・オッカム(A-1-2)
【事前学習】ドゥンス・スコトスとウィリアム・オッカムについて参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でドゥンス・スコトスとウィリアム・オッカムの思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
エックハルトとニコラウス・クザーヌス(A-2-2)
【事前学習】エックハルトとニコラウス・クザーヌスについて参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でエックハルトとニコラウス・クザーヌスの思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
ルネサンスと人文主義(A-1-2)
【事前学習】参考書等でルネサンスと人文主義について参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でルネサンスと人文主義についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
ペトラルカとヴァッラ(A-1-2)
【事前学習】ペトラルカとヴァッラについて参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でペトラルカとヴァッラの思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
フィチーノとピーコ(A-1-2)
【事前学習】フィチーノとピーコについて参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でフィチーノとピーコの思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
エラスムスとトマス・モア(A-2-2)
【事前学習】エラスムスとトマス・モアについて参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でエラスムスとトマス・モアの思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
ルネサンスの自然哲学(A-1-2)
【事前学習】ルネサンスの自然哲学について参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でルネサンスの自然哲学についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
ブルーノ(A-2-2)
【事前学習】ブルーノについて参考書等で基礎知識を得ておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義内容を整理して,参考書等でブルーノの思想についての知識と理解をさらに深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内試験と解説(A-1-2,A-2-2)
【事前学習】これまでの講義内容をよく復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】これまで学んだことを整理して,参考書等でさらに知識と理解を深めること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 毎回プリントを配布する。 |
参考書 | 中川純男編 『哲学の歴史 第3巻[中世 神との対話]』 中央公論新社 2008年 伊藤博明編 『哲学の歴史 第4巻[15~16世紀 ルネサンス]』 中央公論新社 2007年 その他個々のテーマに関する参考書は,授業内で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:学期末の授業内試験による(70%)、授業参画度(30%) 授業参画度は毎回のリアクションペーパー等により評価する。 |
オフィスアワー | 質問・相談は随時受け付けるので,初講時に知らせするメールで連絡すること。 |