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哲学特殊講義4

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令和2年度以降入学者 哲学特殊講義4
教員名 三平正明
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 A104015K7 2024哲学特殊講義4(三平正明・後・水5)
授業概要 情動の哲学:心の働きには情動と理性がありますが、この二つはしばしば対立的に捉えられてきました。特に、理性が主役で感情は脇役であり、感情は理性により制御されると考える傾向が根強くありました。しかし近年では、哲学においても情動の再評価が進んでいます。情動は私たちの生活において中心的な役割を果たし、私たちが価値を把握する上で極めて重要なものだということが正当に評価されています。このような動向を踏まえ、情動の働きや、情動と価値・道徳・語りとの結びつきを考察していきます。
授業のねらい・到達目標 (1) 情動に関するいくつかの代表的理論を理解して、それを説明することができる。
(2) 情動の働きや、情動と価値の結びつきについて、自分の考えを具体的に述べることができる。


この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,4及びカリキュラムポリシーCP1,4に対応しています。
〇 真・善・美・聖の探究から得られた豊かな知識と教養に基づいて、自己の倫理観をもって、人間と社会の倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-3)
〇 文献や資料の読解・解釈を通じて、あるいは、現代の思想的状況を注意深く考察することによって、哲学的問題を発見し、解決策を考えることができる。(A-4-3)
授業の形式 講義
授業の方法 (1) 情動の哲学に関するいくつかの文献資料や授業メモを配布します。授業の進展に応じて、配布した資料を事前に読んでおいてください。
(2) 重要事項については、小テストを適宜実施します。実施後、ポイントの解説を行います。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマ、到達目標、授業の方法について説明する)
【事前学習】シラバスを事前に確認しておく。 (1時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (1時間)
【授業形態】対面授業
2 価値的世界
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 情動と身体
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 価値への態度としての情動
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 価値と事実
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 情動の根源性
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 情動と合理性
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 道徳と情動
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 正しい行為
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 後悔、悲しみ、罪悪感
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 道徳の二人称性
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 情動価
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 自己物語
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 視点性と評価性
【事前学習】事前に配布されたプリントに目を通して、疑問点や意見をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】配布プリントを再読し、授業時に言及された著作があれば目を通して、理解をさらに深める。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 試験と解説(A-1-3, A-4-3)
【事前学習】第2回~第14回の内容を復習しておく。 (4時間)
【事後学習】学んだ事項を整理しておく。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし。プリントや資料を配布します。
参考書 源河亨 『感情の哲学入門講義』 慶應義塾大学出版会 2021年
信原幸弘 『情動の哲学入門』 勁草書房 2017年
戸田山和久 『恐怖の哲学』 NHK出版新書 2016年
ジェシー・プリンツ(著)、源河亨(訳) 『はらわたが煮えくりかえる』 勁草書房 2016年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
【授業参画度】は小課題等によって評価します。
【授業内テスト】は、最終回に実施します。
*授業達成目標の A-1-3 と A-4-3 は、授業における学修の積み重ねの結果、授業の最後に達成されます。そして、その評価は、授業参画度と授業内テストをあわせて行われます。
オフィスアワー 授業終了時またはメールで受け付けます。

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