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令和4年度以降入学者 | 学問の扉 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 自主創造の基礎2 | ||||
教員名 | 鈴木雅裕 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | C00400C02 2024学問の扉/自主創造の基礎2(鈴木雅裕・後・木1) |
授業概要 | 本科目は、これからの大学における学びの導入に当たるものである。これまでの日本文学に関する「学習」は、それがどのようなものであるかを理解することが目的であった。対して、大学においては、日本文学を「研究」していくことが求められる。そこで、『萬葉集』に記載された歌々を取り上げながら、文学作品を「研究」するために必要となる作業を実践してみることにしたい。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈授業のねらい〉 ・文学作品を研究するために必要となる資料の集め方を理解する。 ・文学研究を行う上で不可欠な知識を身につける。 ・発表を行う上で、適切な資料作成のスキルを身につける。 〈到達目標〉 ・古典文学作品について、自分自身で読解を行うことができる。 ・古典文学作品を研究するために、自分自身で問いを発見することができる。 ・発表において、適切な情報を利用して有意義な発表資料を作成することができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,5,6,7,8に対応しています。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる。(A-1-1) ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) ・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1) ・集団の活動において,より良い成果を上げるために,お互いを尊重することができる。(A-7-1) ・自己の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 講義と演習を組み合わせて授業を行う。講義では、本授業で取り扱う文献の基礎的な知識および、発表資料を作成するための方法を確認していく。演習では、複数人でグループを作成し、割り振られた箇所に関する資料の収集と発表資料作成を行ってもらう。その後、実際に発表を行いながら、質疑を行っていくことにする。 |
履修条件 | クラス指定がある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス―日本文学研究は何をするか?―
【事前学習】これまでの古典の「学習」とはどのようなものであったかを言語化してみる。 (2時間) 【事後学習】大学での学びとして、何が求められるのかを言語化してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
『萬葉集』とはどのような書物か?
【事前学習】『萬葉集』という書物の概要をインターネットで調べてみる。 (2時間) 【事後学習】情報の「適切さ」が何によるのかをまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
古典の本文をどのように考えるか?
【事前学習】古典「本文」の意味を自分の言葉で説明してみる。 (2時間) 【事後学習】古典「本文」を考えるための資料をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
『萬葉集』本文の表記はどのようになっているか?
【事前学習】実際の作品の表記がどのようになっているかを確認してみる。 (2時間) 【事後学習】表記の難しさをまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
現代語訳で古典は理解できるか?
【事前学習】事前に課された本文の現代語訳を確認してみる。 (2時間) 【事後学習】古典研究と現代語訳の差を考えてみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
グループワーク①-自分は古典をどのように読んだか?-
【事前学習】担当箇所について、自分自身の考察をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】それぞれの意見を踏まえながら、あらためて自身の考察を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
グループワーク②-研究をする上で、何が問題なのか?-
【事前学習】古典研究における「問い」とは何かを書き出してみる。 (2時間) 【事後学習】適切な「問い」の条件を考えてみる。 (22時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
発表の実践①-グループA-
【事前学習】発表資料を作成し、報告の準備をする。 (2時間) 【事後学習】質疑の内容を踏まえながら、資料の加筆修正を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
発表の実践②-グループB-
【事前学習】発表資料を作成し、報告の準備をする。 (2時間) 【事後学習】質疑の内容を踏まえながら、資料の加筆修正を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
発表の実践③-グループC-
【事前学習】発表資料を作成し、報告の準備をする。 (2時間) 【事後学習】質疑の内容を踏まえながら、資料の加筆修正を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
発表の実践④-グループD-
【事前学習】発表資料を作成し、報告の準備をする。 (2時間) 【事後学習】質疑の内容を踏まえながら、資料の加筆修正を行う。 (2時間) |
12 |
発表の実践⑤-グループE-
【事前学習】発表資料を作成し、報告の準備をする。 (2時間) 【事後学習】質疑の内容を踏まえながら、資料の加筆修正を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
発表の実践⑥-グループF-
【事前学習】発表資料を作成し、報告の準備をする。 (2時間) 【事後学習】質疑の内容を踏まえながら、資料の加筆修正を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
発表の実践⑦-グループG-
【事前学習】発表資料を作成し、報告の準備をする。 (2時間) 【事後学習】質疑の内容を踏まえながら、資料の加筆修正を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
学問とは何か?―授業の総括、今後の課題のために―
【事前学習】授業をふり返った上で、何がポイントであったかをまとめておく。 (2時間) 【事後学習】今後の大学生活に生かせるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 佐竹昭広ほか 『補訂版 萬葉集 本文篇』 塙書房 1998年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終課題の内容で評価する。(70%)、授業参画度:授業内の発言で評価する。(30%) |
オフィスアワー | 授業前後、教室にて行う。 |