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令和2年度以降入学者 | 日本語史1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本語史1 | ||||
教員名 | 鈴木功眞 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 事情があって対面受講が出来ない学生は事前連絡の上でリアルタイムオンラインに参加すること。常識の範囲内で十分に学修出来るよう対応する。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | C017030M7 2024日本語史1(鈴木功眞・前・月3) |
授業概要 | 日本語の文字表記と音韻の歴史的変遷を具体的資料を解読することによって観察する。根拠となる資料の説明も行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本語の歴史的変遷を、文字・表記と音韻を中心に講義する。また、対象となる資料についても概説する。 〔到達目標〕本授業履修後は諸資料の日本語状況を日本語史のなかで位置づけすることができる。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観をもって,日本文学・日本語学研究,ひいては人文学の役割や,倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-2) ・日本文学・日本語学研究を学びながら,それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる。(A-2-2) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 研究対象となる資料を具体的に解説しながら進める。 ブラックボードを利用するので、それらは十分に利用できるようにしておくこと。 事前学修2時間、事後学修2時間と書いてあるが、「2時間というのは目安」という方針自体が事務的・形式的な無意味なものなので、各回に指定した教科書の範囲を中心として必要に応じてどんどんと事前事後学修を重ねて欲しい。などと書く本科目の担当者はすっかりと更年期の入った偏屈なオヤジだと想像してもらうと、当たらずとも遠からずと言ったところであろう。 なお、課題・レポートのフィードバックの方法等については、授業内で指示する。 事情があって対面受講が出来ない学生は事前連絡の上でリアルタイムオンラインに参加すること。常識の範囲内で十分に学修出来るよう対応する。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス、文字表記・音韻の概説(A-1・2)
【事前学習】教科書3-29、99-103ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、教科書での今後の展開を眺めておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
漢字の伝来(A-1・2)
【事前学習】教科書283,31-33ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
平仮名・片仮名以前の表記(A-1・2)
【事前学習】教科書33-37ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
上代特殊仮名遣(A-1・2)
【事前学習】教科書115-116、103-106ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
上代特殊仮名遣の書き分けの消滅(A-1・2)
【事前学習】教科書106-113ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
その他の母音の変化と手習歌・五十音図(A-1・2)
【事前学習】教科書115-117ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
平仮名・片仮名(A-1・2)
【事前学習】教科書37-46ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ハ行音の変遷とハ行転呼音(A-1・2)
【事前学習】教科書113-114、119-121ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
サ行音・タ行音の変遷(A-1・2)
【事前学習】教科書114-115、121-124ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
撥音・促音・長音の表記と音韻(A-1・2)
【事前学習】教科書48-51、124-128ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
濁音の音韻と表記、半濁音、不濁点(A-1・2)
【事前学習】教科書51-52、125-126ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
音便と音節構造(A-1・2)
【事前学習】教科書118-119、129-130ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
区切り符号(A-1・2)
【事前学習】教科書54-58ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
仮名遣史(A-1・2)
【事前学習】教科書58-60ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
漢字の応用(A-1・2)
【事前学習】教科書60-63ページ (2時間) 【事後学習】ここまでの内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 木田章義 『国語史を学ぶ人のために』 世界思想社 2013年 |
参考書 | 国語学会 『国語史資料集―図録と解説―』 武蔵野書院 1976年 国語学会 『国語学史資料集―図録と解説―』 武蔵野書院 1979年 佐藤武義ほか 『日本語大事典』 朝倉書店 2014年 飛田良文ほか 『日本語学研究字典』 明治書院 2007年 日本語学会 『日本語学大辞典』 東京堂出版 2018年 国語学会 『国語学辞典』 東京堂 1955年 佐藤武義編著 『概説日本語の歴史』 1995年 いずれも図書館に有る。他にも日本語史に関する図書は多いので参照して欲しい。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末に課す(100%) 参加形態(対面・オンライン)の違いによる評価の差は生じない。 |
オフィスアワー | 授業後10分間、教室もしくはCanvas LMSvvvv経由にて。 |
備考 | 文理学部にはすばらしい図書館が有るのでどんどんと活用して欲しい。どの図書がどこに排架されているのかを、よく見ておくこと。それ自体は研究ではないが、研究の準備として必要不可欠である。 |