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上代文学講義

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令和2年度以降入学者 上代文学講義
令和元年度以前入学者 上代文学講義2
教員名 鈴木雅裕
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 C03803A07 2024上代文学講義(鈴木雅裕・後・金5)
授業概要 奈良時代の日本では、史書・歌集などが八世紀に集中して現れる。本講義では、その中から史書『古事記』を中心に取り上げていくことにする。それは自国の歴史を文字によって立ち上げようと試みた書物だが、それは単に歴史的事実を忠実に描いたものではなく、当代の知的基盤に立脚して構想されたものとなる。したがって、史書の記述を読解しながら、それを支える知の在り様を考えていくことにしたい。
授業のねらい・到達目標 〈授業のねらい〉
上代文学についての基礎的な知識を身に付ける。併せて、各テキストの読解を通じて、文学研究に必要となる技術を身に付ける。

〈到達目標〉
・上代文学作品の具体的な内容を説明することができる。
・文献の読解にあたって必要となる知識・技術を身に付けることができる。
・文学作品の読解に応用することができる。

〈日本大学教育憲章との関係〉
経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)

〈ディプロマシーとの関係〉
この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCP1に対応している。
なお、この科目は旧カリキュラム(令和元年度以前入学者が対象)においては、文理学部(学士(文学)のDP6及びCP9に対応している。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】
リアクションペーパー等を通じて、授業内容に関してのコメントを求める場合がある。
確認テストやレポート等に対するフィードバックの方法等については、授業内で指示する。
履修条件 国文学科専門科目「上代文学史」と重なるところがあるので、理解を深めるためにも履修しておくことが望ましい。
授業計画
1 ガイダンス:授業の進め方・授業内容について(A-1-3)
【事前学習】あらかじめシラバスを熟読し、授業内容に関する内容を把握しておく。 (2時間)
【事後学習】授業で示された内容に関してインターネット等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 『古事記』の概略①―歴史の流れと書物の編纂―
【事前学習】『古事記』序文の内容をまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 『古事記』の概略②―構成と本文、写本について―
【事前学習】『古事記』の構成について、教科書を基にまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】国立国会図書館デジタルコレクションを活用して、影印本を確認すること。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 『古事記』上巻を読む①ー神武天皇の誕生前史①
【事前学習】『古事記』上巻の展開について、確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 『古事記』上巻を読む②ー国土と海の分離
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。いを理解しておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 『古事記』中巻を読む①―神武天皇の事績と神話
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 『古事記』中巻を読む②―神武以後の皇統
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 『古事記』中巻を読む②―神武以後の皇統
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 『古事記』中巻を読む③―厄災に対する天皇の振る舞い
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 『古事記』中巻を読む④―国家と血縁の論理のはざま
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 『古事記』中巻を読む⑤―父子の対立と国家の形成
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 『古事記』中巻を読む⑥―歌によって語られる歴史
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 『古事記』中巻を読む⑦―血統の論理を考える
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 『古事記』中巻を読む⑧―血統の論理から神話へ
【事前学習】授業で取り上げる箇所の本文を熟読し、考えるべき要点をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業内で取り上げられた事項について文献等を利用して調べる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 総括:歴史をどのように語るか(A-1-3)
【事前学習】これまでの授業内容を今一度、確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を見返した上で、今後の学修に活かせるようにする。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 西宮一民 『古事記 修訂版』 皇學館大學出版部 2023年
参考書 『新編日本古典文学全集シリーズ』 小学館
『国史大辞典』
上記参考書は、ジャパンナレッジ及び文理学部図書館・国文学科学生室で読むことができる。適宜、活用されたい。
成績評価の方法及び基準 レポート:学期レポートの内容で評価する。(60%)、授業参画度:リアクションペーパーなどの提出状況・内容で評価する。(40%)
オフィスアワー 授業前後、教室にて行う。
また、メールでも対応する。

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