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令和2年度以降入学者 | 中国現代文学研究2 | ||||
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教員名 | 神谷まり子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | D013040T7 2024中国現代文学研究2(神谷まり子・後・木2) |
授業概要 | 上海を描いた中華人民共和国建国以降の中国文学について、時代概況とともに文学史の流れを解説する。作品や作家についてもあわせて紹介し、この半世紀における文芸について講義を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 中華人民共和国建国から今日までの上海を描いた作品、作家を取り上げ、その文学世界に触れることで、都市が各時代においてどのように表象されたのか、理解できる。中国語小説に親しむことができると同時に、一定のテーマについて考える力を身に付けることができる。 世界に氾濫している様々な情報を自ら収集し、分類・整理し、論理的・批判的に説明することができる(A-3-3)。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの3に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 対面授業のなかで適時ディスカッションや課題研究、プレゼンテーションなどを入れた総合的な学習を行う。課題は適時、授業のなかでフィードバックする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス・授業の進め方および参考文献の紹介(A-3-3)
【事前学習】シラバスを通読し、要点をノートにまとめる (2時間) 【事後学習】参考文献から、事前に作品を読んでおく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
序説 上海史(建国後から現在まで)(A-3-3)
【事前学習】ガイダンス資料の「年表」を埋めておくこと (2時間) 【事後学習】参考文献に挙げられた上海史関連の文献を読み、要点をまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
四、王安憶の描く上海(1)・概説、上海文学の1949年から1976年までの三つの「段階」について(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅰを日本語訳しておくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅰの内容、および作家の経歴をノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
四、王安憶の描く上海(2)・「長恨歌」を読む(前半)(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅱを日本語訳しておくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅱの内容を確認し、要点をまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
四、王安憶の描く上海(3)・「長恨歌」を読む(後半)(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅲ、Ⅳを日本語訳しておくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅲ、Ⅳの内容をノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
四、王安憶の描く上海(4)・「長恨歌」まとめ(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅴを読んでおくこと (2時間) 【事後学習】長恨歌の作品世界についてまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
四、王安憶の描く上海(5)・「長恨歌」「富萍」の比較(ディスカッション)(A-3-3)
【事前学習】両作品の相違点についてまとめておく (2時間) 【事後学習】王安憶作品についての課題を作成する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
五、新しい上海文学(1)・解説、衛慧、綿綿(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅰ、Ⅱを読んでおくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅰ、Ⅱの内容を確認し、要点をまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
五、新しい上海文学(2)・安妮宝貝(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅲを日本語訳しておくこと (2時間) 【事後学習】「七〇後」作家の文学概況をノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
五、新しい上海文学(3)・韓寒、郭敬明(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅳ、Ⅴの資料を読んでおくこと (2時間) 【事後学習】「八〇後」作家の文学概況について課題を作成する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
六、上海を描いた文学(1)・日本人の上海像(戦前から戦後:文士たちの異文化体験と戦時の記憶)(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを読んでおくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの内容をノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
六、上海を描いた文学(2)・日本人の上海像(引き継がれるイメージと新たな上海像)(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅳを読んでおくこと (2時間) 【事後学習】資料Ⅳの内容を確認し、課題を作成する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
六、上海を描いた文学(3)・日本人の上海像(小説・映画)(A-3-3)
【事前学習】資料Ⅲについて、資料Ⅰ、Ⅱとの相違点について整理しておく (2時間) 【事後学習】資料Ⅲについて、資料Ⅰ、Ⅱとの相違点についてノートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
六、上海を描いた文学(4)・日本人の上海像(音楽)(A-3-3)
【事前学習】参考文献に挙げた映画および音楽について、事前にインターネット等で調べておく (2時間) 【事後学習】参考文献に挙げた映画および音楽について、課題を作成する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
試験及び授業のまとめ(上海イメージと文学)(A-3-3)
【事前学習】中華人民共和国建国以降の上海を描いた作品の内容を確認し、文学や社会状況と関連させて論じられるよう準備しておく (2時間) 【事後学習】授業の内容を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 『なし』 レジュメを配布する。 |
参考書 | 王安憶(飯塚容、宮入いずみ訳) 『富萍――上海に生きる』 勉誠出版 2012年 アニー・ベイビー(泉京鹿訳) 『さよなら、ビビアン』 小学館 2008年 林京子 『上海・ミッシェルの口紅』 講談社文芸文庫 2001年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、授業参画度:授業への取り組み(課題や発表を含む)(40%) |
オフィスアワー | 月曜昼休み(研究室)、またはCanvas LMSを通じて連絡すること。 |
備考 | 教材プリントや資料はすべて事前にCanvas LMSからダウンロードすること。 |