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中国語情報処理4

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令和2年度以降入学者 中国語情報処理4
教員名 加藤茂生
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 文理学部のコンピューター教室で、対面授業を行う。
Canvas LMSコースID・コース名称 D029043D7 2024中国語情報処理4(加藤茂生・後・金5)
授業概要 中国・台湾の言語・文化・社会・歴史に関して、文献調査を用いて行う研究にコンピューターを活用する方法を学ぶ。文献調査による研究では、基本的に、先行研究の調査と一次資料の調査が必要である。この授業では一次資料の調査は扱わず、その前提となる先行研究の調査の方法について学び、実際に調査を行う。そして、調査した結果を整理し、発表する方法も学び、学生一人一人が発表を行う。先行研究としては、日本語の文献のみならず、中国語の文献も読む。この授業で身に付ける能力は、レポートの作成や卒業論文の作成に役立つだろう。
なお、「授業計画」に記されている内容を一部変更する場合がある。
授業のねらい・到達目標 ・日本のオンラインデータベースを利用して日本の学術論文を検索することができる。
・中国のオンラインデータベースを利用して中国の学術論文を検索することができる。
・台湾のオンラインデータベースを利用して台湾の学術論文を検索することができる。
・文献調査に生成AIを活用することができる。
・文献リストを作成し、活用することができる。
・先行研究を読解し、要旨を書くことができる。
・先行研究を整理してプレゼンテーションすることができる。
・学修において、専門知識および実践力を身につけ、新たな領域に立ち向かうことができる(A-5-4)。
この科目は文理学部の(学士(文学))のDP及びCPの5に対応しています。
授業の形式 実習
授業の方法 学生が実習を行う授業である。履修者は毎回、実習を行い、課題を提出しなくてはならない。提出した課題の採点結果は次の授業で通知される。
毎回の授業で知識を積み重ねていくので、1回でも授業の学習を怠ると、次の回の授業内容を理解できない。毎回怠らずに学習すること。
遠隔での授業参加は認めない。
履修条件 ・文理学部のPCで中国語を入力できること。
授業計画
1 ガイダンス。学術的文章とは何か、体系的な学問的知識を得る方法についての基本的知識を学ぶ。
【事前学習】シラバスを読み、授業全体の流れを確認する。 (0.5時間)
【事後学習】体系的な学問的知識を得るための様々な方法についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
2 中国・台湾に関連する自分の調査テーマについてウェブで調査を行う(A-5-4)。
【事前学習】自分が調査したい分野(中国・台湾に関連する分野)を考える。 (0.5時間)
【事後学習】ウェブから適切な情報を選ぶ際の規準についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
3 自分の調査テーマに関するキーワードを見つける実習を行う(A-5-4)。
【事前学習】前回調査を行った文献の目次に目を通し、概要を確認する。 (0.5時間)
【事後学習】キーワードを見つける方法についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
4 日本のオンラインデータベースで、自分の調査テーマに関する雑誌論文、博士論文を検索し、文献リストを作成する実習を行う(A-5-4)。
【事前学習】「書誌情報」とはどのようなものか、説明できるように調べる。 (0.5時間)
【事後学習】日本のオンラインDBで雑誌論文、博士論文を検索し、文献リストを作成する方法の要点をノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
5 Excelで書誌情報の整形を自動的に行う方法について学び、実習を行う。
【事前学習】Excelでの数式の入力の方法について調べる。 (0.5時間)
【事後学習】雑誌論文・博士論文の書誌情報の形式についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
6 自分の調査テーマに関する中国語のキーワードを見つける実習を行う(A-5-4)。
【事前学習】第3回の授業で見つけたキーワードを見直し、リストを修正する。 (0.5時間)
【事後学習】キーワードの中国語訳をウェブで確認する方法についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
7 中国のオンラインデータベースで、中国の雑誌論文を検索し、文献リストを作成する実習を行う(A-5-4)。
【事前学習】前回の授業で見つけた中国語(簡体字)のキーワードを見直し、リストを修正する。 (0.5時間)
【事後学習】中国の雑誌論文を検索し、文献リストを作成する方法の要点をノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
8 台湾のオンラインデータベースで、台湾の大学の博士論文・修士論文を検索し、文献リストを作成する実習を行う(A-5-4)。
【事前学習】第6回の授業で見つけた中国語(繁体字)のキーワードを見直し、リストを修正する。 (0.5時間)
【事後学習】台湾の博士論文・修士論文を検索し、文献リストを作成する方法の要点をノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
9 中国のオンラインデータベースで、中国の大学の博士論文・修士論文を検索し、文献リストを作成する実習を行う(A-5-4)。
【事前学習】第7回の授業で使用した中国語(簡体字)のキーワードを見直し、リストを修正する。 (0.5時間)
【事後学習】中国の博士論文・修士論文を検索し、文献リストを作成する方法の要点をノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
10 学術論文の内容の構造と形式的構造、そして、学術論文の読み方を学び、学術論文を読む実習を行う(A-5-4)。論文の読解に生成AIを活用する方法を学ぶ。
【事前学習】これまでに作成した文献リストを通覧し、不足している文献を追加する。 (0.5時間)
【事後学習】学術論文の内容の構造と形式的構造、学術論文の読み方について、ノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
11 学術論文を読み、その要旨を書く方法を学び、学術論文の要旨を書く実習を行う(A-5-4)。論文の要旨の作成に生成AIを活用する方法を学ぶ。
【事前学習】自分が集めた文献を通覧し、要旨を書く論文を選ぶ。 (0.5時間)
【事後学習】学術論文要旨を書く方法についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
12 学術論文の要旨を書く際の日本語表現について更に学び、要旨を正確な日本語で書く実習を行う(A-5-4)。
【事前学習】前回の授業で書いた論文の要旨を見直し、修正する。 (0.5時間)
【事後学習】学術論文の要旨を書く際の望ましい日本語表現についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
13 先行研究のプレゼンテーション用スライドの基本的な作成方法について学び、Powerpointでスライドを作成する実習を行う(A-5-4)。
【事前学習】これまでに書いた論文の要旨を見直し、修正する。 (0.5時間)
【事後学習】先行研究のプレゼンテーション用スライドの作成方法についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
14 Powerpointのスライドを使って先行研究を説明する方法について学び、発表の練習を行う(A-5-4)。
【事前学習】前回の授業で作成したスライドを見直し、修正する。 (0.5時間)
【事後学習】Powerpointのスライドを使って先行研究を説明する方法についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
15 他人の発表に質問したりコメントしたりする方法について学ぶ。(A-5-4)。
【事前学習】スライドを使った発表の予行演習を行う。 (0.5時間)
【事後学習】他人の発表に質問したりコメントしたりする方法についてノートにまとめる。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 授業時に指示する
成績評価の方法及び基準 授業参画度:毎回の授業の実習で提出した課題によって成績評価を行う。(100%)
オフィスアワー Canvas LMSを通してメールで連絡すること。
備考  「中国語情報処理1」,「中国語情報処理2」の単位を取得しておくことが望ましい。

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