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令和2年度以降入学者 | 中国語リーディング1 | ||||
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教員名 | 劉娟 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業に参加できない場合は、遠隔授業では対応しない。担当教員の許可を得た上で、指示に従って課題作成やオンデマンド教材での学習を行う。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | D036042J7 2024中国語リーディング1(劉娟・前・火1) |
授業概要 | 中国の小学校・中学校の国語教科書にも収録されている散文・成語故事・詩などの講読を通じて、基礎的な表現や文法事項を復習しつつ、中国語の読解能力を高める。やさしく書かれた中国の日常生活に浸透している成語故事、冰心・老舎などの巨匠による名作の中国語原文を読み、中国語全体のリズムや抑揚に慣れるとともに、中国語の文法構造、また文化に関する知識を深めていく。 |
授業のねらい・到達目標 | ①テキストを正しい発音で朗読することができる。 ②テキストの文法事項を正確に理解し、会話、読解や作文に応用することができる。 ③まとまった文章を読解できる能力を身につけることができる。またその背景にある中国語の表現や中国文化について理解し、日本語や日本文化と対照しながら、文化的・社会的背景の異なる他者の価値観の相違を見出すことができる。(A-6-1) この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの6に対応しています。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 演習形式で行う。教科書に基づいて以下の要領で進める。 ①ピンインがなくても本文が音読できるように、事前に中国語の発音と日本語訳を確認する。 ②中国語で朗読する練習を行う。 ③文法事項を学び、文章を読み解き、会話・作文などに応用する練習を行う。 ④翌週、聞き取り・書き取り練習の小テストを行う。 本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間の学習を目安とする。 テキストの中国語の発音は出版社のホームページからダウンロードできる。日本語訳はLMSにより配信する。フィードバックの方法は授業内で提示する。 【備考】文法のポイントをおさえてから、ペアやグループごとに分かれ、朗読・会話練習を行うことがあるため、積極的に声を出して話すことが望ましい。 |
履修条件 | 1年次の必修中国語単位をすべて修得していることが必要である。また受講者数は30名を上限とし、超過した場合は抽選などで受講者を決定するので、初回の授業には必ず出席すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(自己紹介、授業方法・評価についての説明) ※以下の進度はおおよその目安。クラス状況によって随時調整することがある。なお、この授業は前学期のみの開講のため、教科書は最後まで学習することがなく、教員による取捨選択を行う。授業で取り扱われていない内容も自主学習に活用してください。 教科書第1課「請」、第2課「会」・「存現文」 要求表現「請」を復習しつつ、もう一つの「ごちそう」する意味も学習する。 可能を表す能願動詞「会」を学習する。 所有の「有」を復習しつつ、「場所」が主語になる「存現文」を学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】シラバスを読んで授業計画を把握し、学習計画を立てる。 (0.5時間) 【事後学習】第1回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
教科書第3課「別」「給」、第4課「把」構文、様態補語「得」 禁止を表す表現「別」を学習する。 動詞の「給」を復習しつつ、前置詞としての「給」を学習する。 「把」構文と様態補語の「得」の使い方を日本語の特徴と対照しながら学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第2回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
教科書第5課方向補語「来/去」 方向補語「来/去」の使い方を日本語の特徴と対照しながら学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第3回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
教科書第6課「着」 動作の状態・持続を表す助詞「着」を学習する。動作の持続を表す「(正)在~(呢)」も補足して学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.7時間) 【事後学習】第4回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.3時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
教科書第7課可能補語「動詞+得/不+結果補語」 可能補語「(不)能/可以」を復習しつつ、特殊な可能補語「動詞+得/不+結果補語」を学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第5回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
教科書第8課「動詞+出来」、「一~就~」 複合方向補語「出来」を復習しつつ、その派生的な使い方「看・聞など+出来」を学習する。 前後の動作が時間を置かずに続けて行われるフレーズ「一~就~」を学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第6回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
教科書第14課「不可」、方向補語「動詞+起来」 禁止を表す表現「不可」、方向補語「動詞+起来」を学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第7の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
教科書第18課(1)「一面~一面~」、形容詞の重ね型 二つの動作の同時進行を表す表現「一面~一面~」のほか、「一边~一边~」「~着~着」を補足して学習する。 形容詞の重ね型の使い方を学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第8回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
教科書第18課(2)「了」 「了」の完了、変化の使い方に注意する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第9回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
教科書第18課(3)「像~似的」 比喩表現「像~似的」を学習する。ほかに「像・好像・仿佛~似的/一样」」のような慣用表現にも注意する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第10回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
教科書第20課(1)【複文】「因为~所以~」 接続詞-因果関係を表す表現「因为~所以~」を学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第11回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
教科書第20課(2)【複文】「即使~也~」「虽然~但是~」 接続詞-逆接関係を表す表現「即使~也~」「虽然~但是~」を学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第12回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
教科書第20課(3)【複文】「不是~而是~」「除了~还~」 【複文】構文「「不是~而是~(〜ではなく〜だ)」、「除了~还~(~のほかにもさらに)」を学習する。 グループワークで協同学習し、これらの文法要項を自ら作成した会話・作文に応用する。 【事前学習】LMSから資料をダウンロードして目を通し、学習内容を確認する。 (0.3時間) 【事後学習】第13回の内容の発音と教科書の応用練習をして、翌週の小テストに備える。 (0.7時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
第1-14回で学んだ文法を復習して、文法を中心にこれまでの復習・解説を行い授業の理解度を深める。
【事前学習】第1-14回で学んだ文法を復習する。 (0.5時間) 【事後学習】ピンインなしで朗読を練習する。第1-14回で学んだ文法を復習する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
到達度試験を行い、ピンインなしの朗読、文法を中心に学習ポイントを確認する。特に不足しているポイントを明確化して今後の努力目標を設定する。
【事前学習】ピンインなしで朗読を練習する。第1-14回で学んだ文法を復習する。 (0.5時間) 【事後学習】今後の努力目標をノートに書いて整理する。 (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 松岡榮志 監修 『音声ペンで学ぶ 新・北京の春節』 両風堂 2015年 音声ペンは特に購入する必要がない。 |
参考書 | 授業内で適宜指示・プリント配布をする。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、授業内テスト:聞き取り・書き取り練習の小テスト(20%)、授業参画度:授業中の読む&話す&書く練習により評価する(40%) 通常授業の成績が芳しくない者には追加で到達度試験を課することがある。 |
オフィスアワー | LMSで連絡すること。 |