検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 中国学特別研究1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 小林淳子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 遠隔での参加を認めない。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | D072044G7 2024中国学特別研究1(小林淳子・前・月5) |
授業概要 | 中国で誕生した書の歴史的変遷を辿りながら、講義、及び受講生による実技・鑑賞を通して、いくつかの文化的事項について学び、中国文化への理解を深める。 1)書の特質、書体の概要を理解した上で、名筆(篆書・隷書・行書)の表現手法を習得する。 2)能筆と対極をなすいわゆる悪筆を取り上げ、悪筆を批判する目を養い、基礎固めを行った上で名筆を感受し、そこへの理解に努める。 3)授業で取り上げる名筆に関する基礎知識を習得する。また、その書風上の違いに注目し、鑑賞・臨書を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 1)書体の変遷の概要について説明ができる。また、習得し得たそれぞれの書体・書風について毛筆・硬筆による表現ができる。 2)いわゆる悪筆とされる具体的な事例を批判的な視点で検討し、それについて正しい理解、説明ができる。 3)授業中取り上げる書家・書作品、及びその時代背景の概要に関する説明ができる。 学修において、自ら取り組むべき課題を見出すことができる。(A-5-1)この科目は文理学部の学士(文学)のDP及びCPの5に対応しています。 |
授業の形式 | 実習 |
授業の方法 | 1)実習科目ではあるが、講義も行う。教科書は使用せず、資料(印刷物)を配付する。数回に亘り、授業中、提出を求める課題がある。理解不十分な場合はフィードバックを行う。 2)半期中、授業内試験を2回実施。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | ・配付するプリント・書道道具は原則、毎回使用する。こちらに予備の用意はない。忘れないように。 ・毎回出席のこと(実習科目である。受講生の出席状況に応じて下記「授業計画」を変更せざるを得ないという事情もある)。 ・「中国学特別研究1」・「中国学特別研究2」の両科目を受講希望の場合、履修順序は「中国学特別研究1」→「中国学特別研究2」とされたい。それが不可能な場合は事前相談のこと。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス(授業概要・到達目標・授業の方法、及び本授業に関する評価基準等について補足説明を行う)
【事前学習】シラバスの事前確認を行う。 (1時間) 【事後学習】当日、配付する資料に目を通し、内容確認を行う。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
文房四宝・書体の変遷・書の古典と臨書
【事前学習】配付資料(第2回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第2回)再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
《第1回 篆書》 甲骨文・金文 【事前学習】配付資料(第3回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第3回)再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
《第2回 篆書》 『泰山刻石』 【事前学習】配付資料(第4回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第4回)再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
《第3回 篆書》 『石鼓文』 【事前学習】配付資料(第5回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第5回)再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
《第1回 隷書》 『曹全碑』 【事前学習】配付資料(第6回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第6回)再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
小テスト 《第2回 隷書》 『乙瑛碑』 【事前学習】配付資料(第7回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第7回)再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
《第3回 隷書》 『曹全碑』 【事前学習】配付資料(第8回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第8回)を再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
《第1回 草書》 『真草千字文』『書譜』 【事前学習】配付資料(第9回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第9回)を再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
《第1回 行書》 『蘭亭序』① 【事前学習】配付資料(第10回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第10回)を再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
《第2回 行書》 『蘭亭序』② 【事前学習】配付資料(第11回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第11回)を再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
《第3回 行書》 『風信帖』 【事前学習】配付資料(第12回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第12回)を再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
《第4回 行書》 『争座位文稿』 創作 【事前学習】配付資料(第13回)を読む。 (2時間) 【事後学習】配付資料(第13回)を再読。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
授業内テスト
【事前学習】授業内試験に備え、既配付資料の内容確認と、これまでの学習内容における疑問点について纏めておく。 (2時間) 【事後学習】上記の疑問点への回答、及び配付資料について復習を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
前学期の総括
【事前学習】配付資料(第1回~13回)を読む。 (2時間) 【事後学習】自作について自己批正を行い、適宜見直しを行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(40%)、授業参画度:授業に取り組む姿勢など(30%)、提出作品(30%) |
オフィスアワー | 本授業終了後、教室にて受け付ける。 |