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英語文学概説2 (1年生前半)

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令和2年度以降入学者 英語文学概説2 (1年生前半)
令和元年度以前入学者 英米文学概説2
教員名 牧野理英
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 基本的に対面授業だが、変更することも多いにあるため随時Canvas等で連絡する。
英語文学概説2(1年生前半)/英米文学概説2(牧野理英・後・水5)
Canvas LMSコースID・コース名称 E018050J9 2024英語文学概説2(1年生前半)(牧野理英・後・水5)
授業概要 文学作品が基になった英米の映画を見て、アメリカがどのように描写されているのかを分析する。ここではアメリカ文学がベースとなった映画を見ることで、人種、ジェンダー、表象問題を扱う。教科書の作品を基にするが、そのほとんどがハリウッド映画であるため、それに対抗するインディペンデント映画も随時取り込むことで、さまざまな表象方法があることを学ぶ。また作家はすべてがキャノンといわれる集団だが、これらがなぜ「正典」とみなされたのかという点に焦点をおいて授業をすすめる。したがって作品によっては批判的に見る場合もある。
授業のねらい・到達目標 映像との⽐較からアメリカ⽂学が表象問題をどのように提⽰している(しきれていない)のかを理解することができる。アメリカ⽂化をグローバル社会の⽇本⼈として理解することができる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1 、DP3、及び、カリキュラムポリシーCP1、CP3、に対応している。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1 、DP3、及び、カリキュラムポリシーCP1、CP3、に対応している。
・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、英語学・英語圏文学の役割を説明することができる(A-1-1)。
・言語減少や歴史的事象を論理的に理解することができる(A-3-1)。
授業の形式 講義
授業の方法 講義
英文学科であるならば課題となっている小説を事前にすべて読んでくることが理想であるが、授業ではすべてを網羅することができないため、作家の説明、小説の引用部の解説、小説のテーマに絞る。授業内は発言を求めることが多いため、必ず準備をして臨むこと。フィードバックは適宜行う。

事前に授業担当教員の許可を得た者については、遠隔での参加を認める場合がある。
Canvas LMSに配信する課題を提出することで代替措置とする。そのほか詳しいことは状況に応じて別途指示する。
授業計画
1 文学と映像の狭間:授業のテーマや到達目標、方法などについて説明し、簡単なガイダンスをする。これまでに読んだ英米文学、自身の英語力に関して書いてもらう。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解しておく。 (0.5時間)
【事後学習】次回の指定テキストを読み、質問を用意する (3.5時間)
【授業形態】対面授業
2 リリアン・ヘルマン『子供の時間』1934(A-1-1)
【事前学習】教科書のヘルマンの箇所と英文引用を読んでおく  (2時間)
【事後学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【授業形態】対面授業
3 ジョン・スタインベック『怒りの葡萄』1939
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【事後学習】授業で扱った英文引用を読んでおく  (2時間)
【授業形態】対面授業
4 スタインベック 続き
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【事後学習】授業で扱った英文引用を読んでおく  (2時間)
【授業形態】対面授業
5 テネシー・ウィリアムズ『欲望という名の電車』1947(A-3-1)
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【事後学習】授業で扱った英文引用を読んでおく  (2時間)
【授業形態】対面授業
6 ウィリアムズ 続き
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【事後学習】授業で扱った英文引用を読んでおく  (2時間)
【授業形態】対面授業
7 レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』1953
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【事後学習】授業で扱った英文引用を読んでおく  (2時間)
【授業形態】対面授業
8 フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』? 1968
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【事後学習】授業で扱った英文引用を読んでおく  (2時間)
【授業形態】対面授業
9 カポーティ『冷血』1967と『カポーティ』2005
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【事後学習】授業で扱った英文引用を読んでおく  (2時間)
【授業形態】対面授業
10 カポーティ 続き
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【事後学習】授業で扱った英文引用を読んでおく  (2時間)
【授業形態】対面授業
11 アリス・ウォーカー『カラーパープル』1982
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【事後学習】授業で扱った英文引用を読んでおく  (2時間)
【授業形態】対面授業
12 ウォーカー 続き
【事前学習】ウォーカーの短編 ”Everyday Use" を読んでおく (2時間)
【事後学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【授業形態】対面授業
13 フィリップ・ロス『ヒューマン・ステイン』2000
【事前学習】テキストを読み質問を用意する (2時間)
【事後学習】テキストを読み、質問を用意する (2時間)
【授業形態】対面授業
14 コーマック・マッカーシー『血と暴力の国』2005
試験対策
【事前学習】テキストを読み、質問を用意する (1時間)
【事後学習】試験準備 (3時間)
【授業形態】対面授業
15 期末試験と解説
【事前学習】試験準備 (3時間)
【事後学習】今までに学んだことをまとめ確認する (1時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 『アメリカ文学と映画』 三修社 2019年
おのおのの作家の作品引用部分は随時プリントで配布
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート:課題レポート(20%)、授業内テスト:Canvas LMS上において提示される課題 全11 回程度(60%)、授業参画度:質問、小テストの出来具合等(20%)
対⾯授業に参加できない場合の条件を満たし遠隔で参加した場合、課題の提出によって評価する。
小テストや授業内試験を受けられない場合、Canvas LMSを介した課題提出によって評価する。期日については都度、Canvas LMSで告知する。
オフィスアワー 木曜日、牧野研究室にて/Canvas LMSメール

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