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令和2年度以降入学者 | 英語学演習2 | ||||
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教員名 | 保坂道雄 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面形式を基本とする。なお、状況に応じて、オンデマンド形式(動画の視聴)及びオンライン方式(Zoomを利用)による授業も行う。 英語学演習2(保坂道雄・後・木3) |
Canvas LMSコースID・コース名称 | E059051G8 2024英語学演習2(保坂道雄・後・木3) |
授業概要 | 日英語の文法を探る:機能文法的アプローチーに基づき、日英語の文法について議論を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講座では、英語と日本語の言語事実を比較・対照しながら、両言語の背後に潜む普遍的原理を、機能的統語論の理論に基づき、説明することを目指す。本授業を受講することで、機能的統語論が何を目指し、現在の言語研究に如何なる貢献を為してきたかを、日英語の言語データを通じて実証的に検証し、対象とする言語現象を自ら説明することを目標とする(A-3-2, A-4-2, A-5-2)。なお、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、及び、カリキュラムポリシーCP3、CP4、CP5、に対応している。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 対面形式の演習授業を基本。フィードバックは適宜行う。 |
履修条件 | 英文学科の学生(2年生および再履修・転科・転籍・転部・編入の学生を含む)は抽選によって振り分けられた者のみ履修可。 抽選の詳細は年度初めガイダンス(3月末/4月頭)にて案内する。 英文学科以外の学生は、担当教員の許可を得て履修すること。 なお、人数調整等の理由により、受講不可の場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
機能的統語論とは何か:言語の機能的側面に焦点をあて、生成文法による説明ではカバーできない言語現象について、どのようなアプローチが可能であるかを考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】本シラバスをよく読み、受講に必要な要件を整えること (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、「機能的統語論とは何か」について十分理解すること (1時間) |
2 |
後置文(第1章):日英語の後置文の現象に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第1章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、後置文について理解すること (1時間) |
3 |
省略(第2章):日英語の省略現象に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第2章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、省略について理解すること (1時間) |
4 |
結果構文(第3章)(1):日英語の結果構文に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第3章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、結果構文について理解すること (1時間) |
5 |
結果構文(第3章)(2):日英語の結果構文に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第3章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、結果構文について理解すること (1時間) |
6 |
受身文(第4章)(1):日英語の受身文に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第4章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、受身文について理解すること (1時間) |
7 |
受身文(第4章)(2):日英語の受身文に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第4章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、受身文について理解すること (1時間) |
8 |
Tough構文(第5章):日英語のtough構文に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第5章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、Tough構文について理解すること (1時間) |
9 |
中間態と可能態(第6章):英語の中間態と日本語の可能態に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第6章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、中間態と可能態について理解すること (1時間) |
10 |
視点 (第7章):日英語の視点表現に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第7章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、視点について理解すること (1時間) |
11 |
再帰代名詞(第8章)(1):日英語の再帰代名詞に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第8章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、再帰代名詞について理解すること (1時間) |
12 |
再帰代名詞(第8章)(2):日英語の再帰代名詞に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第8章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、再帰代名詞について理解すること (1時間) |
13 |
数量詞の作用域(第9章):日英語の数量詞の作用域に見られる機能的制約について考察する。(A-3-2, A-4-2, A-5-2)【対面授業】
【事前学習】テキストの第9章を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】授業中に作成したノートを整理し、数量詞の作用域について理解すること (1時間) |
14 |
期末試験とその解説【対面授業】
【事前学習】第1回 〜 第13回までの内容を中心に復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】解けなかった試験問題を解き直すこと (1時間) |
15 |
まとめ(試験の総括及びこれまでの復習を行い、授業の理解度を深める)【対面授業】
【事前学習】テキストの第1章から第9章を再度読み直すこと (1時間) 【事後学習】英語学演習2で学んだ内容を復習し、整理すること (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 高見健一 『機能的統語論』 くろしお出版 1997年 適宜、ハンドアウト形式で配布する。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、授業内テスト:確認テスト(20%)、授業参画度:授業中の学習態度及びオンデマンド教材の視聴状況等を評価する(20%) 対面授業に参加できない学生に対しては、オンデマンド教材の視聴状況、課題の提出及びオンラインで実施する試験の結果を総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 金曜日の昼休み、保坂研究室 |