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ドイツ文学演習1

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令和2年度以降入学者 ドイツ文学演習1
令和元年度以前入学者 ドイツ文学演習1
教員名 ドゥッペル メヒティルド
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 ドイツ文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 F040061K5 2024ドイツ文学演習1(ドゥッペルメヒティルド・前・木5)
授業概要 ドイツ人はどんな詩が好きでしょうか?ラジオ番組のアンケートによって決められた「ドイツで最も人気のある詩100選」の中には、18世紀と19世紀の有名な古典だけでなく、中世やバロック、現代の作品も含まれます。授業では、これらの詩を20篇ほど取り上げます。
授業のねらい・到達目標 ドイツ語の詩の基本(Reimschema 押韻形式、Metrum 韻律など)を学び、詩の内容について話し合うことによって、詩の解釈を訓練する。
ドイツ文学のKanon(重要文献)に属する詩に親しみ、取り上げた作品の時代や作品の歴史的・社会的な背景を理解する。
文学についての自分の考えをドイツ語で表現できるようになる。
物事を既存の知識にとらわれることなく、ドイツ語圏、ヨーロッパの理路に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3)
ドイツ語圏、ヨーロッパに関わる資料や事象から見出される問題を発見し、それを自らの問題と結びつけつつ、専門的知識に基づいて解決案を作成できる。(A-4-3)
この科目は文理学部の(学士 (文学)) のDP及びCPの3, 4に対応しています。
授業の形式 演習
授業の方法 授業では、毎回1~2篇の詩を扱います。受講者各自が1回、詩の内容について、ドイツ語の「質問」を3つほど用意し、グループワークで質問について話し合い、詩を解釈します。
各自が毎回、指定された詩をしっかり読んでくることが前提となります。
授業はドイツ語で行いますが、必要に応じて日本語も使います。
履修条件 学科の履修規定による。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや方法について説明する。)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解してくる。 (0.5時間)
【事後学習】第1回の授業での説明や注意事項を再確認する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
2 Wie liest man Gedichte? Wie spricht man über Gedichte?(詩の押韻や韻律に関する説明と練習)
【事前学習】「質問」を用意したい詩を選んでおく。 (0.5時間)
【事後学習】授業で使ったプリントの内容を再確認する。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
3 Thema 1, Jahreszeiten
Frühling: "Er ist`s" (Eduard Mörike) und "Leise zieht durch mein Gemüt" (Heinrich Heine)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
4 Thema 1, Jahreszeiten
Sommer/Herbst: "Sommerbild" (Friedrich Hebbel) und "Herbstbild" (Friedrich Hebbel)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
5 Thema 1, Jahreszeiten
Herbst: "Herbsttag" (Rainer Maria Rilke) und "Verklärter Herbst" (Georg Trakl)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
6 Thema 2, Tageszeiten
Morgen: "Augen in der Großstadt" (Kurt Tucholsky)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
7 Thema 2, Tageszeiten
Abend: "Wanderers Nachtlied II" (Johann Wolfgang von Goethe) und "Mondnacht" (Joseph von Eichendorff)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
8 Thema 3, Zeit
"Ein Traum" (Johann Gottfried Herder) und "Nicht fertig werden" (Rose Ausländer)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
9 Thema 4, Liebe
"Du bist mîn, ich bin dîn" (anonym) und "Willkommen und Abschied" (Johann Wolfgang Goethe)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
10 Thema 4, Liebe
"Die Beiden" (Hugo von Hofmannsthal)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
11 Thema 4, Liebe
"An Anna Blume" (Kurt Schwitters)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
12 Thema 4, Liebe
"Sachliche Romanze" (Erich Kästner) und "Was es ist" (Erich Fried)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
13 Thema 5, Humor
"Der Lattenzaun" (Christian Morgenstern) und "Die Made" (Heinz Erhardt)
【事前学習】指定された詩を読んでおく。(担当者は「質問」を準備する。) (0.5時間)
【事後学習】授業で行ったことを見返し、内容を整理しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
14 Mein Lieblingsgedicht(第3回から第13回までに読んだ詩について意見交換を行う。)
【事前学習】第3回から第13回までに扱った詩をもう一度読んでくる。 (0.5時間)
【事後学習】第14回の授業で新たに学んだことを復習しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
15 Schlussbesprechung(総括:これまでの授業内容を復習し、理解を深める。)
【事前学習】第2回から第14回までに学んだことを整理しておく。 (0.5時間)
【事後学習】第15回の授業で新たに学んだことを復習しておく。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 プリントを配布します。
参考書 Lutz Hagestedt (Hg.), Die Lieblingsgedichte der Deutschen, Piper, 2003
成績評価の方法及び基準 授業参画度(40%)、Fragen zum Gedicht(60%)
授業参画度はグループワークや発言などで評価します。
オフィスアワー 授業終了後、またはメールにて日時を決める。

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