検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | ドイツ文化演習6 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | ドイツ文化演習6 | ||||
教員名 | 山崎祐人 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 対面授業を行います。授業開始までに Canvas LMSコースに登録し、注意事項をよく読んでおくこと。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | F113063J5 2024ドイツ文化演習6(山崎祐人・後・火2) |
授業概要 | 『いばら姫』、または『眠れる森の美女』として有名な民話を出発点として、ドイツ語圏、ヨーロッパにおける文化の交わりについて学びます。 本演習では、グリム童話やイタリア民話集などの類話を読み解き、物語の類型や文化的な表象について考察していきます。 |
授業のねらい・到達目標 | 民話や芸術作品の解釈を通じて、ドイツ語圏の文化に対する考察を深めることができる。 物事を既存の知識にとらわれることなく、ドイツ語圏、ヨーロッパの理路に基づいて論理的・批判的に考察し、その本質を捉えた上で他者に説明することができる。(A-3-4) ドイツ語圏、ヨーロッパに関わる資料や事象から見出される問題を発見し、それを自らの問題と結びつけつつ、専門的知識に加えて独自性を持って、解決案することができる。(A-4-4) この科目は文理学部(学士(文学))のDP3,4及びCP3,4に対応しています。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 前半は民話を読み、バレエや映画を鑑賞しつつ、作品の背景やポイントを紹介します。 後半はブレインストーミングやフィードバックを交えつつ、分析の方法を段階的に学んでいきます。 課題の提出方法やフィードバックについては、授業内で説明します。 |
履修条件 | 学科の履修規定による。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
学科企画授業:チューリッヒ・バレエ団の『眠れる森の美女』(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】シラバスを読む (0.5時間) 【事後学習】民話との差異を考える (0.5時間) |
2 |
学科企画授業:民話を探す旅(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】民話を読む (0.5時間) 【事後学習】発見や疑問点をメモにまとめておく (0.5時間) |
3 |
いばら姫の類話(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】民話を読む (0.5時間) 【事後学習】発見や疑問点をメモにまとめておく (0.5時間) |
4 |
民話の儀式性(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間) 【事後学習】民話の儀式性についてメモにまとめておく (0.5時間) |
5 |
ゴッツィとE.T.A. ホフマン(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間) 【事後学習】変身について考える (0.5時間) |
6 |
オーロラ姫とマレフィセント(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間) 【事後学習】マレフィセントの役割について考える (0.5時間) |
7 |
オーロラ姫とカラボス(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間) 【事後学習】カラボスの役割について考える (0.5時間) |
8 |
チューリッヒ・バレエ団の『眠れる森の美女』再考(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】マレフィセントとカラボスの共通点と差異について考える (0.5時間) 【事後学習】チューリッヒ・バレエ団の演出について考える (0.5時間) |
9 |
英国ロイヤル・バレエ団の『眠れる森の美女』の演出(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】民話とバレエの演出について考える (0.5時間) 【事後学習】英国ロイヤル・バレエ団の演出について考える (0.5時間) |
10 |
分析1:キャラクターと役割(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】民話を比較する (0.5時間) 【事後学習】悪役について考える (0.5時間) |
11 |
分析2:異界への越境(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】民話を比較する (0.5時間) 【事後学習】越境について考える (0.5時間) |
12 |
分析3:語りの間隙に潜むもの(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】民話を比較する (0.5時間) 【事後学習】文化的な表象の背景について考える (0.5時間) |
13 |
レポートの書き方(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】資料に目を通す (0.5時間) 【事後学習】期末レポートの骨子を作る (0.5時間) |
14 |
フィードバック:個別講評によるアドバイス(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】期末レポートの骨子を作る (0.5時間) 【事後学習】アドバイスに基づいてブラッシュアップする (0.5時間) |
15 |
まとめ:語りの息遣いの中で受け継がれるもの(A-3-4)(A-4-4)
【事前学習】全資料の復習 (0.5時間) 【事後学習】期末レポートの準備 (0.5時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | プリントを配布します。 |
参考書 | 授業時に適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート一回(70%)、授業内テスト:リアクションペーパーなどで評価する(30%) 対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、課題学習あるいは、対面によらない試験などによって(A-3-4)(A-4-4)の成績評価を行う。 |
オフィスアワー | 授業終了後またはメールでアポイントメントを取ってください。 |