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令和2年度以降入学者 | 心理学研究法 | ||||
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教員名 | 山本真菜 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | L007101805 2024心理学研究法(山本真菜・後・火1) |
授業概要 | 心を科学的に研究する方法を学びます。実証的研究の論理を理解するとともに,実験法,調査法,観察法,検査法,面接法についての知識を獲得し,論理的問題等,心理学的研究に特有な問題について考察します。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】 心理学は,私たちの心の働きを科学的に探究する学問です。この授業では,心理学における科学的な研究方法(量的方法及び質的方法)の基礎的な考え方,データを用いた実証的な思考方法に親しむことをねらいとします。到達目標は,科学的な研究方法がどのようなものであるかを述べることができること,また,代表的な研究方法の特徴とその長所・短所を述べることができることです。具体的には,実証的研究のロジックを説明し,初歩的な実験法,調査法,観察法,検査法,面接法による研究計画を立案できる能力を身に付け(A-3-2),それを実践する際の問題を解決する技能,研究における倫理性を身に付けます(A-4-2)。 この科目は文理学部(学士(心理学)のDP及びCPの3,4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 テキストを予習した上で,講義を受講し理解度を自己チェックするための確認テストに回答します。事前学修として,テキストの各回のテーマに該当する章や授業において指示された部分を事前に読み,新たに登場する概念や専門用語を下調べするとともに,そこで学ぶべきポイントが何かを自分なりに考えてまとめます。事後学修では,テキストと授業で配布された資料に基づいて,確認テストで不足していた内容について復習を行います。本授業の事前・事後学修は,各2時間程度を目安とします。提出された課題は,後日の授業内で正解を示すとともに講評を通してフィードバックを行います。 資料の配布や連絡はCanvas LMSで行いますので,確認してください。 本授業は対面授業ですが,対面で授業を受けられないような修学上の特別配慮が必要な場合は事前にCanvas LMSのEメール機能を用いて連絡してください。ただし,オンラインでの受講は,事前に申し出て証明書等を提出し,修学上の特別配慮が必要と認められた学生のみ可能です。 体調不良等で欠席した場合は,配布資料等で各自で学習を行い,不明点や疑問点を質問してください。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス,科学的研究の重要性(A-3-2)
【事前学習】こころを知るための方法としてどのようなものがあるか,できるだけ多く考えて,ノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】科学的方法の意義と限界について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
科学と実証,データを用いた実証的な思考方法(A-3-2)
【事前学習】テキストの第1章を通読し,科学と実証の考え方について理解し疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
実験と観察(A-3-2)
【事前学習】テキストの第2章を通読し,実験と観察の考え方について理解し疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
実証の手続き(A-3-2)
【事前学習】テキストの第3章を通読し,実証の続きについて理解し疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
実験法における独立変数の操作(A-3-2)
【事前学習】テキストの第4章を通読し,独立変数の操作について理解し,疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
実験法における従属変数の測定(A-3-2)
【事前学習】テキストの第5章を通読し,従属変数の測定について理解し疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
実験法における剰余変数の統制(A-3-2)
【事前学習】テキストの第6章を通読し,剰余変数の統制について理解し疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
実験法の種類と特徴(A-3-2)
【事前学習】テキストの第7,8章を通読し,さまざまな実験法とコンピュータ・シミュレーションについて理解し疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
心理学に特有な問題ならびに研究における倫理(A-4-2)
【事前学習】テキストの第9章を通読し,心理学に特有な問題について理解し疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
調査法(A-3-2)
【事前学習】テキストの第10章を通読し,調査法の考え方について理解し疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
観察法と検査法(A-3-2)
【事前学習】テキストの第11,12章を通読し,観察法と検査法の考え方について理解し,疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
面接法(A-3-2)
【事前学習】テキストの第13章を通読し,面接法の考え方について理解し,疑問点や不明点をノートにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
研究を実施する際の問題(A-4-2)
【事前学習】テキストの第14,15,16,17章を通読し,実施と解釈にあたっての実際的問題について理解し,疑問点や不明点をノートにまとめまる。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
理解度,到達度の確認のための確認問題の実施と解説(A-3-2)
【事前学習】テキストの第1章から第17章まで,および配布したプリントに基づいて,全体のまとめを行い,科学的な心理学研究法の全体像を把握する。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
全体のまとめ,確認問題についての質疑応答・意見交換(A-3-2)
【事前学習】テキストの第1章から第17章まで,および配布したプリントに基づいて,全体のまとめを行い,科学的な心理学研究法の全体像を把握する。 (2時間) 【事後学習】授業内で示された重要な概念について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 高野 陽太郎・岡 隆 『心理学研究法 心を見つめる科学のまなざし 補訂版』 有斐閣 2017年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:毎回の確認テスト(70%),到達度の確認のための問題(30%)(100%) |
オフィスアワー | メールにて質問を受け付けます。 メールアドレスは初回授業時に提示します。 |