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令和2年度以降入学者 | 感情・人格心理学A(パーソナリティ心理学) | ||||
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教員名 | 狩野武道 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 遠隔授業(一部対面授業) |
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授業の形態 | 主たる授業形態は遠隔授業であり,一部対面/Zoomのハイフレックス授業を実施する予定。 各回の授業形態は,以下の3つを予定している。 ①オンデマンド型授業(授業資料(PDF)を熟読後課題に取り組む):第1回目授業 ②オンデマンド型授業+同時双方向型授業:第2~14回目授業 ③対面/Zoomのハイフレックス授業(受講者本人が対面あるいはZoomを選択して受講):第15回目授業 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | L015101813 2024感情・人格心理学A(パーソナリティ心理学) (狩野武道・後・火4) |
授業概要 | 人格の概念及び形成過程,人格の類型や特性,パーソナリティ障害等について学ぶ。 また,これらの学習と絡めながら,自己理解や他者理解を深めるような課題にも取り組む。 本授業では掲示板機能を使い学生同士で意見交換を実施し,それについて教員がコメントすることを通じて,学習の深化を目指す。 |
授業のねらい・到達目標 | 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】 人格の概念及び形成過程,人格の類型や特性,パーソナリティ障害等について理解し,説明することができる。 人格について学習することを通じて,自己理解や他者理解を深めるための力を養う。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,4及びカリキュラムポリシーCP3,4に対応している。 <日本大学教育憲章との関係> 既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる。(A-3-3) 資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる。(A-4-3) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 第1回目授業はオンデマンド型授業であり,事前にCanvas LMSを通じて配信された授業資料(PDF)を熟読後課題に取り組む。 第2~14回目授業の各回においては,以下の①~⑤で構成する予定である。 ① 事前学習として,教科書の指定箇所を読む ② 当該授業動画を視聴する ③ 当該授業動画内にて指定された課題に取り組みCanvas LMS上で提出する ④ 当該授業回の授業テーマに関してCanvas LMSの掲示板にて意見交換を行う ⑤ Zoomにて課題や掲示板での意見交換における解説・フィードバック授業を受ける ※遅くとも第2回目授業日の前日までには指定の教科書を入手すること。 第15回目授業は対面/Zoomのハイフレックス授業で,授業全体にかかる課題を授業内で実施する。 課題の提出はCanvas LMS上(第15回目課題のみ別途提出方法を指示する),課題のフィードバックはZoomによる同時双方向型授業,対面授業,ないしCanvas LMS上にて実施する。 Canvas LMSの掲示版機能を使用して質疑や議論の機会を提供する。 その他,各授業についての詳細説明や,授業計画変更等についての情報は,Zoomによる同時双方向型授業,対面授業,Canvas LMS,ないしオンデマンド型授業で配信される動画等を使用して周知する。 |
履修条件 | 初回授業に参加できなかった場合も,初回授業にて課された課題は必ず実施,提出すること。 |
授業計画 | |
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1 |
授業のテーマや到達目標及び授業の方法等についての説明(A-3,A-4)
【事前学習】シラバスならびに教科書・参考書等パーソナリティ心理学関連本の目次を読み,授業の概要について理解を深め,本授業で学びたいことを整理する。 (3時間) 【事後学習】配信された資料の内容を整理し,理解を深める。 (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
2 |
人格・性格・気質の概念と研究史(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第1章(p1-19)ページを読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
3 |
人格を理解する方法(ジョハリの窓と面接法,観察法,心理検査等)(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第10章(p173-193)を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
4 |
人格の類型論・特性論(1) クレッチマー,ユングの理論等(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第2章(p21-35)を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
5 |
人格の類型論・特性論(2) シュプランガー,オールポート等(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第3章のp37-50を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
6 |
人格の類型論・特性論(3) BIG5,クロニンジャー等(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第3章のp50-61,第8章のp142(p136-138のBIS・BASの項も読むことを推奨)を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
7 |
人格の形成過程(1)遺伝と環境,愛着(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第8章のp138-148,第5章のp77-82を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
8 |
人格の形成過程(2)人格の発達とライフサイクル(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第5章のp82-95,第6章のp103-105を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
9 |
人格の社会認知的理論 ケリーのパーソナル・コンストラクト理論等(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第7章(p117-130)を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
10 |
精神分析理論・人間性アプローチからみた人格(1) フロイトの構造論,適応論(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第4章のp63-73を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
11 |
精神分析理論・人間性アプローチからみた人格(2) フロイトの発達論,マズローの理論(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第4章のp73-76,第6章のp109-114を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
12 |
精神分析理論・人間性アプローチからみた人格(3) ロジャーズの自己理論と人格の変容(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第6章のp105-109,114-116を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
13 |
パーソナリティ障害(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第9章(p153-172)を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
14 |
人格の変化(A-3,A-4)
【事前学習】教科書第4章(p63-76),第6章のp103-109を読んだ上で,今回の授業テーマについて調べる。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】同時双方向型授業、オンデマンド型授業 |
15 |
これまでの授業全体の復習と解説(A-3,A-4) ≪対面/Zoomのハイフレックス授業(各個人でどちらか選択)≫ 【事前学習】これまでの授業内容について復習をする。 (3時間) 【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業、同時双方向型授業 |
その他 | |
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教科書 | 横田正夫・津川律子 『ポテンシャル パーソナリティ心理学』 サイエンス社 2020年 第2回目授業より教科書を使用するため,遅くとも第2回目授業日の前日までには指定の教科書を入手すること。 |
参考書 | 詫摩武俊・瀧本孝雄・鈴木乙史・松井豊 『性格心理学への招待〔改訂版〕 (新心理学ライブラリ9)』 サイエンス社 2003年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は,①授業で課す作業や課題の提出状況や内容,②Canvas LMSの掲示板の記載状況や内容等で評価する。 A-3,4の達成度は①授業で課す作業や課題の提出状況や内容,②Canvas LMSの掲示板の記載状況や内容等にて確認する。 |
オフィスアワー | 授業後教室にて。Canvas LMSを介したメールにて。 |