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令和2年度以降入学者 | 生理心理学特講 | ||||
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教員名 | 齋藤慶典 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 遠隔受講はできない。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | L030101828 2024生理心理学特講(齋藤慶典・前・水2) |
授業概要 | 生理心理学における概念・理論を理解し,実験場面への適用を考える。 |
授業のねらい・到達目標 | 脳波や心拍数,皮膚電気活動といった生理指標を単に用いるだけでは心の動き・働きはわからない。この授業では,心理学研究へ生理指標を用いる際に留意すべき点について修得することを目的とする。到達目標は次の2点である。1. 生理心理学における概念・理論を理解する。 2. 学んだ概念・理論を,想定した実験場面へ適用できる。 (A-3-3, A-4-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3, CP4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義とグループディスカッション】 講義,グループディスカッション,討論内容の発表を必要に応じて行う。毎回授業内小レポート課題を出す。受講者には生理心理学について多少の知識があることを望む。事前にまたは受講と並行して,参考書として挙げた生理心理学の基礎について記された本を読むことを勧める(入手困難な場合は教員に相談すること)。 また,授業終了時に次回授業に向けての事前準備を具体的に指示する。フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の進め方についてのオリエンテーション 生理心理学における重要な概念・理論について 【事前学習】なし 【事後学習】以降の授業に向けて,情報収集の方法について確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
なぜ生理的反応を記録するのか? ― 他の反応 (主観,行動) との比較 ―
【事前学習】主観的反応,行動的反応,生理的反応の特徴について調べ,考えてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
なぜ生理的反応を記録するのか? ― 心・脳・身体の関連 ―
【事前学習】 心・脳・身体の関連について多面的に調べ,考えてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
生理的反応から何がわかるのか? ー 刺激―反応特異性 ―
【事前学習】刺激—反応特異性について具体例を含め調べてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
生理的反応から何がわかるのか? ー 各器官の本質的機能,神経支配の要素 ―
【事前学習】中枢神経系,自律神経系,心臓血管系,消化器系,内分泌系の役割について調べ,概要を理解してくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
ホメオスタシス,自律系均衡
【事前学習】ホメオスタシス,自律系均衡について調べ,その具体的働きについて考えてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
賦活,覚醒
【事前学習】生理学,生理心理学の領域における賦活,覚醒について調べてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
生理的反応が示すもの ― 自発性活動・持続性活動・一過性活動,状況の考慮 ―
【事前学習】自発性活動,持続性活動,一過性活動の意味するところを調べ,違いを理解してくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
定位反応,馴化
【事前学習】定位反応,馴化の概念について調べ,日常生活におけるその発現例と考えられるものについても調べてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
防御反応,驚愕反応
【事前学習】防御反応,驚愕反応について調べ,日常生活におけるその発現例と考えられるものについても調べてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
初期値の法則
【事前学習】生理心理学における初期値の法則について調べてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
心臓―身体仮説
【事前学習】心臓―身体仮説について調べてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
個体反応特殊性
【事前学習】個体反応特殊性について調べてくること。 (2時間) 【事後学習】授業の内容についてわからなかった部分を確認し,次回質問ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
実験計画書(レポート)作成の準備 第1回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う。 【事前学習】これまでの授業内容について不明な点があれば質問ができるようにしておくこと。 (3時間) 【事後学習】レポート作成を行うこと。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
これまでの復習・解説
【事前学習】レポートの作成 (2時間) 【事後学習】授業で扱ったトピックについて復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし。必要に応じて資料を配付する。 |
参考書 | J. L. アンドレアッシ 『心理生理学』 北大路書房 2012年 第5版 宮田 洋 『新生理心理学 1巻』 北大路書房 1998年 岡田 隆 『生理心理学 (コンパクト新心理学ライブラリ)』 サイエンス社 2015年 第2版 堀 忠雄 『生理心理学 (心理学の世界 基礎編)』 培風館 2008年 授業時にも適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:実験計画のレポート内容を評価する。(50%)、授業参画度:授業内での発表や,グループワーク,討論の様子を評価する。(20%)、授業内小レポートの内容を評価する。(30%) |
オフィスアワー | 授業前後,またはCanvas LMSの掲示板を通じての質問に対応する。 |