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令和2年度以降入学者 | 健康心理学特講 | ||||
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教員名 | 伊藤栞 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | L032101830 2024健康心理学特講(伊藤栞・後・火5) |
授業概要 | 人生100年の時代といわれています。しかし,その100年を自分らしく,不自由なく暮らすことができるかといわれると,現代はまだ難しい時代です。健康寿命と寿命との隔たりは10年近くあります。寿命を迎える10年以上,健康とは言えない状態にあるのが現状です。健康とは何か,疾病予防,健康増進に対する心理学的に可能な関りについて,ストレス,食生活,健康リスク等の観点から探ることで,人が健康で豊かな生活をおくるための,健康心理学に関する原理や方法を学びます。 医療現場における実務経験者(臨床心理士・公認心理師資格を有する)が,その経験を活かし,講義を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 健康について心理学的見地から理解する力を身につける。 身の回りの健康心理学的問題を科学的根拠に基づいて理論的・批判的に考察し,説明できる(A-3-3)。 信頼できる情報に基づいて健康心理学的問題を発見し,解決方法を検討できる(A-4-3)。 この科目は文理学部(学士(心理学))のDP及びCPの3.4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 受講するかどうか迷っている場合も,初回から出席し,課題を提出してください。 フィードバックなどは対面授業の際に行います。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標,授業の進め方について説明する)および心身の健康について (A-3-3)
【事前学習】シラバスを事前に確認すること 健康心理学が扱う分野を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え,健康に関する自分の考えを整理してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
健康とウェルビーング (A-4-3)
【事前学習】健康,ウェルビーイングについて調べておく。 (2時間) 【事後学習】健康,ウェルビーイングについて,今日的概念をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
健康リスクへのアプローチ (A-3-3)
【事前学習】健康を脅かすリスク(危険)について調べておく。 (2時間) 【事後学習】病気・健康についての今日的考えをまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
健康心理学と臨床心理学
【事前学習】健康心理学と臨床心理学の関連について調べておく。 (2時間) 【事後学習】健康心理学と臨床心理学を対比しながら,健康心理学の活動内容や考え方について整理する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
ストレス(1)ストレスの生理学的基礎 (A-4-3)
【事前学習】ストレスと身体反応について調べておく。 (2時間) 【事後学習】ストレスの仕組みおよびストレスの生理と心身の疾病について整理をしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
ストレス(2)ストレスの心理学的基礎 (A-4-3)
【事前学習】ストレスの心理学的モデルについて調べておく。 (2時間) 【事後学習】ストレスの心理学的モデルについて整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
ストレス(3)ストレス対処とストレスマネジメント
【事前学習】ストレスマネジメントについて調べておく。 (2時間) 【事後学習】心の健康とストレスマネジメントについて整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
身体反応の気づきと心身の健康との関連について (A-3-3)
【事前学習】日常で感じられる身体反応について意識を向けてみる。 (2時間) 【事後学習】身体反応の気づきと心身の健康との関連について自分の考えをまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
食行動が心身に与える影響について (A-3-3)
【事前学習】自らの食行動を振り返る。 (2時間) 【事後学習】健康な食生活の重要性に関する自分の考えをまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業 |
10 |
睡眠が心身に与える影響について (A-3-3) および レポート課題についての説明
【事前学習】自らの睡眠行動を振り返る。 (2時間) 【事後学習】睡眠や休養の重要性に関する自分の考えをまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
運動が心身に与える影響について (A-3-3)
【事前学習】自らの運動習慣について振り返る。 (2時間) 【事後学習】授業を参考に運動と休養に関する自分の考えをまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
健康リスク要因としてのパーソナリティ (A-3-3)
【事前学習】健康のリスク要因となりうるパーソナリティについて調べておく。 (2時間) 【事後学習】パーソナリティが健康に影響を与えるメカニズムについて整理しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
健康リスク要因と行動 (A-3-3)
【事前学習】健康のリスク要因となりうる行動について調べておく。 (3時間) 【事後学習】現在の自身の生活を振り返るとともに,リスク要因となる行動について整理しておく。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
学生生活におけるストレス
【事前学習】日常生活で自分が感じているストレスをピックアップする。 (3時間) 【事後学習】よりよい学生生活をおくるための工夫について考えてみる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
健康心理学の展開について
【事前学習】これまでの学習内容の振り返りを行っておく。 (3時間) 【事後学習】これまでの授業の内容を振り返り,健康と心身の関係性の考察を深める。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 厚労省の健康に関するホームページを参照すること。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポート課題の内容によって評価する。(70%)、授業参画度:授業後に提出するコメントペーパの内容によって評価する。(30%) |
オフィスアワー | 授業終了後に非常勤講師室にて対応を行います。 |