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令和2年度以降入学者 | 老年心理学特講 | ||||
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教員名 | 内藤佳津雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 対面授業11回・オンデマンド型授業4回の組み合わせで行う。 ・第8回の中間課題の実施はオンデマンド型授業で行う。 ・感染症への罹患などによって「出席停止」に該当し、かつ体調的に授業を遠隔受講できる場合には遠隔授業の対象とします(前日までに連絡いただければ対応可能。当日連絡は遠隔授業の準備が間に合いませんのでご了承ください)。 ・その他の疾病や外傷の場合には、欠席して治療に専念してください。 ・ご自身の用件による欠席は遠隔授業の対象とはなりません。 ・出席停止に該当する場合には、感染日(または濃厚接触者となった日)、療養期間、検査結果の写し等をメールでお送りください。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | L034101832 2024老年心理学特講(内藤佳津雄・後・水2) |
授業概要 | 高齢者への心理的理解を深め、老化への理解に基づく心理的支援の基礎について講義する 厚生省行政官(老人福祉専門官)の実務経験をもとに、高齢社会の現状と社会的課題、高齢者支援の背景となる高齢社会施策の概要および認知症の人への医学的・福祉的支援について講義に含んでいる。 授業内容は、(1)生理的な老化と心理,(2)社会における老化と心理,(3)認知症の理解と支援、の3つの領域を取り扱う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・老年期の発達について多様な側面から理解して説明できる ・老年期の発達に対する社会的影響を理解して説明できる ・認知症の中核症状と周辺症状の違いについて説明できる ・認知症の原因疾病別の特徴を説明できる ・高齢者やその周囲の人への心理的支援について説明できる ・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる(A-4-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | <対面授業> 講義により各回の内容についての理解を図り、その後講義内容に関する課題を行い、理解の定着および実践的な応用力を養成する ・毎回の授業課題については、授業中に用紙に記入する形式で行うまたは授業後に取り組みCanvas LMSを通じて期限までに提出する ・授業内課題の解答および解答のポイントについては翌週の授業において解説する <オンデマンド型授業(第8回)> ・Canvas LMS上で復習教材を視聴した後、出題される総合問題についてBb上で解答する ・質問は授業内課題とともにCanvas LMSに入力可能。その回答は翌週解説を行う ・課題の解答や解答のポイントについては次回の授業において解説・講評を行う。 <オンデマンド型授業(第8回以外の3回)> ・Canvas LMS上で授業教材を視聴受講した後、出題される授業課題についてBb上で解答する ・質問は授業課題とともにCanvas LMSに入力可能。その回答は翌週解説を行う ・課題の解答や解答のポイントについては次回の対面授業において解説を行う。 ・新型コロナ感染症による特別配慮、感染症等による出席停止によって、遠隔授業に参加をする場合:授業の収録教材を視聴学習し、授業課題についてBbに提出する。 (当日連絡の場合は遠隔授業の準備が困難なことが多いと思います) |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:老年心理学について、老化とは(A-3,A-4)
【事前学習】日本の平均寿命について調べてくること (1時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
加齢による身体機能・感覚・知覚の変化(A-3,A-4)
【事前学習】加齢による身体機能・感覚・知覚の変化の特徴を概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
加齢と認知(記憶や思考)(A-3,A-4)
【事前学習】加齢による認知の特徴について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
加齢による知能の変化(加齢研究の方法)(A-3,A-4)
【事前学習】加齢による知能の変化の特徴について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
加齢とパーソナリティ(A-3,A-4)
【事前学習】加齢によるパーソナリティ変化の特徴について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
6 |
高齢者を取り巻く社会状況と老化理論(A-3,A-4)
【事前学習】高齢者を取り巻く社会的状況について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
7 |
高齢者のQOL(生活の質)(A-3,A-4)
【事前学習】高齢者のQOL理論について概観する (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
1−7回に関する中間課題の実施(A-3,A-4) オンデマンド教材で出題される課題をBbを通じて実施する 【事前学習】1−7回の復習を行うこと (3時間) 【事後学習】当日出題の課題の内容を再度振り返ること (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
認知症の理解 (A-3,A-4)
【事前学習】認知症について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
認知症に対するアセスメントを通した理解(A-3,A-4)
【事前学習】認知症のアセスメントについて概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
11 |
認知症高齢者の心理的理解(A-3,A-4)
【事前学習】認知症の人の心理的理解について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
認知症の人への心理的支援(A-3,A-4)
【事前学習】認知症の人への心理的支援について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
認知症高齢者へのケアの心理学的理解(A-3,A-4)
【事前学習】認知症高齢者への支援の心理学的理解について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
認知症の人を支える周囲の人の心理的理解と支援(A-3,A-4)
【事前学習】認知症の人を支える周囲の人の心理的理解と支援について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業課題に基づき授業内容を再度振り返ること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
全体の振り返りと期末課題・解説(A-3,A-4)
【事前学習】1ー14回の授業内容を振り返ること (3時間) 【事後学習】当日出題の課題の内容を再度復習すること (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 毎回,資料を配布する |
参考書 | 適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:第8回 20点 第15回 54点(74%)、授業参画度:1−14回(第8回を除く)の授業課題(13回×2点)(26%) 15回の授業内テストは単位取得のために受験が必須 第15回について、特別配慮によって対面での課題実施に参加できない者は受講方法に合わせた課題・テストを実施する。 追試験については、学部の追試験の規定に沿って実施する(出席停止、体調不良者、交通事情による20分以上の遅延者等)。 |
オフィスアワー | 木曜日3限本館4階研究室、またはメール等で調整してZoomで面談 |