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令和2年度以降入学者 | 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3 | ||||
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教員名 | 望月正哉 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | L051101834 2024心理学ゼミ1/心理学ゼミ3(望月正哉・前・木2) |
授業概要 | 言語・コミュニケーションの心理学研究を実践する |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 心理学ゼミ1から4を通じ,人の言語・コミュニケーションを心理学の視点から研究を実施できるようになる。心理学ゼミ1・3では,さまざまな文献からテーマに関する課題や問題点を指摘・議論し,その解決につながるような適切な研究計画を作成できるようになることを目標とする。 <到達目標> (1)研究に関連した適切な文献を収集できる (2)複数の文献から研究背景を理解し問題を設定できる (3)研究報告の形式で文章が書け,研究背景の理解を中心に,そこで用いられている研究手法を知ることや,報告の形式についても理解し,議論できる (4)研究報告に基づき適切な質疑応答ができる <ディプロマ・ポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(心理学))のDP及びCPの6,7,8に対応している。 <日本大学教育憲章との関係> 文献報告を行うなかで,他者の意見を踏まえたうえで,自身の意見を伝えることができる(A-6-1,A-6-3) 研究計画の立案において,他者との連携や支援を学ぶ(A-7-1, A-7-3) 研究計画の立案に対し,自身とメンバーの関係を踏まえ取り決めた役割を担えるようになる(A-8-1,A-8-3) |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 対面とオンラインツールを組み合わせ,演習・実習形式で行うこととする。受講者はグループで設定したテーマに沿って文献研究を行い,その内容を報告し,受講者全員で討議する。そのうえでグループで実施する研究の計画を精査する。心理学ゼミ1受講者は,複数の文献を読み解き,そこにある課題を明確にできるよう資料をまとめる。心理学ゼミ3受講者は,心理学ゼミ1受講者に対し,文献の選択や報告の方法について助言を与えるとともに,議論に積極的に参加し,研究の精度を上げる援助をする。報告を担当する際には報告前に資料を完成させ,事前に共有すること。自身が担当した報告に対しては討議の内容を事後にまとめること。本授業に関わる作業は主に授業外となり,授業では報告・討議が中心になることに留意する。なお,本授業の事前・事後学習は,それぞれ1−3時間を目安とするが,テーマや授業中の作業により,それよりも多い時間が必要となることがある。授業は週1回のペースで進めるが,随時相談を行うことも可能である。なお,課題の提出,フィードバックはTeamsを利用して行う。 |
授業計画 | |
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1 |
授業のテーマや到達目標,授業方法の説明(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】本シラバスを十分に読み,今期に取り組む内容について理解する (1時間) 【事後学習】ガイダンスの内容を踏まえ,学習計画を立てる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ゼミにおける研究テーマの紹介(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】初回で配布するレジュメの内容を踏まえ,文献や論文の探し方を確認する (2時間) 【事後学習】本ゼミで扱うテーマの中から,自身が興味をもつテーマを選ぶ (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
研究テーマに関する発表(A-6-1,A-6-3)
【事前学習】前週の発表を踏まえ,自身の興味をまとめてくる (2時間) 【事後学習】選択した研究テーマに関する文献の探し方を確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
報告文献の収集(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)
【事前学習】事前に配布した資料を読んだうえで,自身のテーマに関連する文献を収集する (2時間) 【事後学習】選択した文献の位置づけを踏まえ,各文献を読み進め,その内容をまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
報告文献のまとめ(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)
【事前学習】各文献を通読し,内容をまとめ始める (3時間) 【事後学習】授業の内容を踏まえ,所定の書式で報告資料を作成する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
文献の報告と討議(言語心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
文献の報告と討議(社会言語学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】各自で決めた作業を実施し,議論すべきポイントを共有しておく (2時間) 【事後学習】議論した内容を踏まえ,実施に向けて実験プログラム等を作成する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
文献の報告と討議(コミュニケーション心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
文献の報告と討議(心理言語学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】発表担当者は選択した文献をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
研究計画の準備(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】報告した文献を踏まえリサーチクエスチョンを複数挙げる (2時間) 【事後学習】議論した内容を踏まえ,関連する文献を改めて収集する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
リサーチクエスチョンと文献との関連についての討議(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】文献の内容からもっとも検討する意義のあるリサーチクエスチョンを選定する (3時間) 【事後学習】リサーチクエスチョンにあった研究方法について文献を収集する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
研究計画の立案:仮説の導出(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)
【事前学習】グループ内で討議できるように,報告資料を作成する (3時間) 【事後学習】決定した研究方法を計画書にまとめる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
研究計画の立案:実験方法(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)
【事前学習】グループ内で討議できるように,報告資料を作成する (2時間) 【事後学習】決定した分析方法を計画書にまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
研究計画の立案:分析方法(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)
【事前学習】グループ内で討議できるように,報告資料を作成する (2時間) 【事後学習】決定した分析方法を計画書にまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
研究計画書の完成(A-8-1,A-8-3)
【事前学習】これまでの議論を踏まえ,実施に必要な資料(刺激,質問項目)を収集する (2時間) 【事後学習】研究計画書を提出する (2時間) 【授業形態】課題研究 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) レポートは,授業内で発表等に必要な文献報告資料と研究計画書を評価する。授業参画度は,到達目標に書いた観点に基づき,授業における発表および議論,グループ研究への参画度を評価する。 |
オフィスアワー | Teamsで随時受け付ける。 |