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令和2年度以降入学者 | 心理学ゼミ2・心理学ゼミ4 | ||||
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教員名 | 山口義枝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業で行う。授業の性質上(体験学習、グループ・ディスカッション、グループ・ワーク)、遠隔対応は行わない。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | L059101835 2024心理学ゼミ2/心理学ゼミ4(山口義枝・後・水1) |
授業概要 | 本授業では、言語交流の可能なクライエントを対象にした心理面接に関する、基本概念および面接技法について学ぶ。授業では、講義、ロールプレイ、事例検討を通して、臨床現場における実際的知識を理解していく。臨床心理士として心理療法を行っている経験をもとに、公認心理師資格も有する教員が、事例の具体的な読み込み方についての授業をする。 |
授業のねらい・到達目標 | 言語交流による心理面接の基本概念、技法を学ぶことを目的とする。対象としては青年期を中心に、言語交流を主に使用している心理面接に関する臨床心理学の基本的な知識習得を目標とする。青年期・成人期のこころの病の特徴について説明できることが目標である。発達心理学等の今まで学んだ知識をもとに、自身の体験も振り返りながら青年期についての理解を深めることをねらいとしている(A-8-2,A-8-4)。受講者は少人数のグループで事例についての討議を行い、他者の考えを理解し自身の考えを伝えるための学習も行う(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4)。この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP6~8及びカリキュラムポリシーCP6~8に対応しています。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 授業の形式【ゼミ】 言語交流を主にした心理療法に関する講義、体験学習をおこなう。また、グループ作業として、事例の重要点についてグループでの討議も行う。受講者は、事前に検討する事例が指定されるので、わからない概念や疑問を調べて、質問ができるようにしておくことが必要である。課題の提出方法等については、授業開始時に提示する。 本授業の事前・事後学習は各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
授業についてのオリエンテーション。心理面接と一般的会話の違いとは。(A-6-2,A-6-4,A-8-2,A-8-4)
【事前学習】心理面接について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】心理面接と一般的会話の違いをノートにまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
相手の話から、相手の状態について考えるとは:連想をするとはなにか。 (A-6-2,A-6-4,A-8-2,A-8-4)
【事前学習】資料を読んで相手の状態を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】クライエントの状態について考える際の要点を、まとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
模擬事例によるアセスメント練習(1):グループで仮説を多様に考える、他者の意見を聞く。(A-6-2,A-6-4,A-8-2,A-8-4)
【事前学習】模擬事例を読んで仮説を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】アセスメントについてをまとめること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
模擬事例によるアセスメント練習(2):グループで仮説を多様に考える、他者の意見を聞く。(A-6-2,A-6-4,A-8-2,A-8-4)
【事前学習】模擬事例について仮説を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】アセスメントについてまとめること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
模擬事例によるアセスメント練習(3):グループで意見をまとめ、仮説を作る。(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】模擬事例について仮説を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】アセスメントについてまとめること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
共感的交流の体験授業(1)。担当する事例についてのグループ討議(1)。論文の情報からClの状況仮説を作る(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】担当する事例を読み込んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】担当する事例について調べて、まとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
共感的交流の体験授業(2)。担当する事例についてのグループ討議(2)。論文の情報からClの体験仮説を作る、(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】担当する事例について調べて、まとめる。 (2時間) 【事後学習】担当事例のレジメ案を作成する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
担当する事例についてのグループ討議と配布資料の作成(3)。(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】担当する事例をまとめる。 (2時間) 【事後学習】担当事例のレジメを作成し、提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
担当者による発表とグループ討議(1)言語交流からの理解。(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】発表者は自身の発表のための準備をしてくること。他の人は発表される事例を読み込んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】今回のレジメを授業後にもう一度読んで、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
担当者による発表とグループ討議(2)Cl-Th間の交流を考える。(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】発表者は自身の発表のための準備をしてくること。他の人は発表される事例を読み込んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】今回のレジメを授業後にもう一度読んで、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
担当者による発表とグループ討議(3)Clの変化を理解する。(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】発表者は自身の発表のための準備をしてくること。他の人は発表される事例を読み込んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】今回のレジメを授業後にもう一度読んで、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
担当者による発表とグループ討議(4)Clの変容の意味を考える。(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】発表者は自身の発表のための準備をしてくること。他の人は発表される事例を読み込んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】今回のレジメを授業後にもう一度読んで、理解を深める。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
担当者による発表とグループ討議(5)心理療法でできることは何かを考える。(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】発達心理学の本を読み、青年期の特徴を復習しておくこと (2時間) 【事後学習】今回の体験学習について、ノートにまとめなおしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
クライエントの言葉からアセスメントを行う練習:模擬事例からクライエント状態についてグループで考える。(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】心理学の概論書を読み、精神障害について復習しておくこと (2時間) 【事後学習】今回の体験学習について、ノートにまとめなおしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
心理面接について考える。(A-6-2,A-6-4,A-7-2,A-7-4, A-8-2,A-8-4)
【事前学習】心理面接についての理解をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】後期の学習全体を復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 授業で検討課題となった内容に関連したものを、必要に応じて紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:発表時のレジメの内容、及び課題(50%)、授業参画度:討論の内容(50%) |
オフィスアワー | 授業時に申し出てください。授業終了後、教室にて適時時間を設けます。 |