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心理情報処理実習1

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令和2年度以降入学者 心理情報処理実習1
教員名 齋藤慶典/坂本真士・大森馨子・鈴木雄大・堀川佑惟
単位数    1 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 対面授業(一部,オンデマンド型授業あり)
オンデマンド型授業では,Canvas LMSを通じて配信されるスライド教材または学習資料を用いて各自学ぶ。
Canvas LMSコースID・コース名称 L079101839 堀川 月4・5
L080101839 坂本 火4・5
L081101839 大森 木4・5
L082101839 齋藤 金1・2
L083101839 鈴木 土1・2
授業概要 統計分析用プログラムHADを用いてデータ解析の基礎を体験し,HADの操作,統計分析,および分析結果の記述方法を修得する(実験データを中心に)
授業のねらい・到達目標 心理学では実験や調査によって測定したデータを統計的な手法を用いて分析することが求められる。本授業では,心理学における基本的なデータ分析方法を理解するとともに,実際にデータ解析を行って,結果の解釈と記述ができるようになることを目標とする。
(A-5-1, A-6-1)
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP5, DP6及びカリキュラムポリシーCP5,CP6に対応しています。
授業の形式 実習
授業の方法 オンデマンド型授業(6回)と対面授業(9回)により行う。
オンデマンド型授業時には,教科書と授業実施日にCanvas LMSを通して配信されるスライド教材または学習資料を用いて各自学習する。質問・疑問があれば,授業時間中にCanvas LMSのディスカッションを介して教員に質問すること。また,課題がある場合は,教員の指定する時間までにCanvas LMSを介して提出すること。
対面型授業時には,ExcelやExcel上で動作する統計分析用プログラムHADを用いて実際のデータ分析を練習する。課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。
対面授業をやむを得ず欠席する場合,速やかに教員に申し出ること。
授業計画
1 ガイダンス,データの入力の仕方の説明
【事前学習】教科書「はじめに」および第1章,第2章について事前に学習しておくこと。
【事後学習】教科書第0章を参照して公式サイトから自宅PCにHADをダウンロードし,動作確認をすること。教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】対面授業
2 記述統計,推測統計と統計的検定
【事前学習】第3章,第4章について事前に学習しておくこと。これまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】確認課題を行い提出すること。教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】オンデマンド型授業
3 カイ2乗検定の基礎
【事前学習】第12章を事前に学習しておくこと。これまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】確認課題を行い提出すること。教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】オンデマンド型授業
4 HADを用いたカイ2乗検定の実習
【事前学習】前回の内容(第12章)とこれまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】対面授業
5 相関とその検定についての基礎
【事前学習】第8章を事前に学習しておくこと。これまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】確認課題を行い提出すること。教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】オンデマンド型授業
6 HADを用いた相関とその検定についての実習
【事前学習】前回の内容(第8章)とこれまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】対面授業
7 ここまでの理解度の確認(中間試験および解説)
【事前学習】これまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】ここまでの内容を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】対面授業
8 t検定の基礎(独立サンプル,対応のあるサンプル)
【事前学習】第5章を事前に学習しておくこと。これまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】確認課題を行い提出すること。教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】オンデマンド型授業
9 HADを用いたt検定の実習
【事前学習】前回の内容(第5章)とこれまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】対面授業
10 1要因分散分析の基礎(参加者間,参加者内)
【事前学習】第6章を事前に学習しておくこと。これまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】確認課題を行い提出すること。教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】オンデマンド型授業
11 HADを用いた1要因分散分析の実習
【事前学習】前回の内容(第6章)とこれまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】対面授業
12 2要因分散分析の基礎(参加者間,参加者内,混合計画)
【事前学習】第7章を事前に学習しておくこと。これまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】確認課題を行い提出すること。教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】オンデマンド型授業
13 HADを用いた2要因分散分析の実習
【事前学習】前回の内容(第7章)とこれまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】教科書を復習し,理解し切れなかったところを明らかにして次週の授業に臨むこと。
【授業形態】対面授業
14 これまでの授業内容についての練習問題を課し,HADを使って分析し結果を記述する総合練習
【事前学習】これまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】わからなかったところ,十分理解できなかったところを確認し,理解不足があれば教員に質問する。
【授業形態】対面授業
15 総まとめ(期末試験および解説)
【事前学習】これまでの内容を復習しておくこと。
【事後学習】授業全体について復習し,わからない点をなくしておくこと。
【授業形態】対面授業
その他
教科書 小宮あすか,布井雅人 『Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける』 講談社 2018年
参考書 「心理学統計法」の授業で指定されている教科書を参考書とする。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%)
授業内テストは,中間試験,期末試験,および小テストで評価する。
授業参画度は,オンデマンド授業時の課題提出状況,対面授業時の行動(早退、遅刻、私語など)によって評価する。
対面授業をやむを得ず欠席する場合,速やかに教員に申し出ること。対面授業を欠席した場合は,その回の内容を教科書や配信される復習動画を活用してHADの操作方法を各自学んでおくこと。
オフィスアワー 担当教員ごとに最初の授業時に知らせる。
備考 対面授業時の遅刻は実習の進行を妨げるので厳禁(遅刻者の入室は原則認めない。電車の遅延等の理由がある場合には証明書を添えて申し出ること)。
オンデマンド授業の受講と対面授業への出席を前提として課題を進める。
各教員が事前・事後学修として課題を出すこともあるので,指示にしたがい,必ず提出すること。

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