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令和2年度以降入学者 | 卒業論文 | ||||
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教員名 | 津川律子 | ||||
単位数 | 8 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面が難しい場合は,Zoomもしくは電話での指導もありとする。体験学習、グループ・ディスカッション、グループ・ワーク。 授業に関する連絡をCanvas LMSで行う場合があるため、登録してください。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | L107101850 2024卒業論文(津川律子・通・土6) |
授業概要 | 30年以上の臨床実践の経験を有する現役の教員(公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士資格を有する)が,その豊富な経験を活かして,臨床心理学に関する卒業論文の指導を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 心理学科における4年間の学習の集大成として,臨床心理学に関する卒業論文を完成させる。 この科目は文理学部(学士(心理学))のDP4,5及びCP4,5に対応している。 資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,心理学を活かしながら解決策を提案することができる(A-4-4)。 心理学に解決が託された課題について,情報を収集・分析し,課題を明確にした上で,解決に向けて挑戦することができる(A-5-4)。 |
授業の形式 | 卒業論文・研究 |
授業の方法 | 授業の形式:【卒業論文・研究】 グループではなく個別指導。指導を受けながら,自分が関心をもつテーマに関する先行研究を調べ,研究計画を策定し,調査研究等の準備を整え,データを収集し,研究目的に沿ったデータ処理を行い,仮説が支持されたかどうかに関して論理的な考察を行う。そして,卒業論文及びその要旨を執筆し,口述試問を受ける。研究対象や研究方法によって歩みが違うため,以下の授業計画はあくまで参考例である。 課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に伝える。 |
授業計画 | |
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1 |
教員によるオリエンテーション(A-4,A-5) 研究計画について解説する。 【事前学習】自分が関心をもつ臨床心理学の分野について考えておく。 (8時間) 【事後学習】自分が関心をもつ臨床心理学の分野について絞り込みを行う。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
研究計画の作成(1)(A-4,A-5) 研究する対象を考える。 【事前学習】自分が関心をもつ臨床心理学の分野について文献を読む。 (8時間) 【事後学習】自分が関心をもつ臨床心理学の分野について更に文献を読む。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
研究計画の作成(2)(A-4,A-5) 研究方法を考える。 【事前学習】自分が関心をもつ臨床心理学の分野について文献を読む。 (8時間) 【事後学習】『心理測定尺度集Ⅰ~Ⅵ』などを参考に調べる。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
研究計画の作成(3)(A-4,A-5) 研究方法を考える。 【事前学習】自分が関心をもつ臨床心理学の分野について文献を読む。 (8時間) 【事後学習】『心理測定尺度集Ⅰ~Ⅵ』などを参考に調べる。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
研究計画の作成(4)(A-4,A-5) 緒言、方法、統計処理、予測される結果まで、研究計画を完成させる。 【事前学習】研究計画書を最初から最後まで書いてみる。 (8時間) 【事後学習】指導を受けて研究計画書を書き直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
研究計画の作成(5)(A-4,A-5) 使用する尺度の使用許可方法を検討する。 【事前学習】使用許可願いを書いてみる。 (8時間) 【事後学習】指導を受けて使用許可願いを書き直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
研究実施の準備(1)(A-4,A-5) フェイスシートを作る。 【事前学習】倫理的配慮について復習しておき、フェイスシートの下書きを書く。 (8時間) 【事後学習】指導を受けてフェイスシートを書き直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
研究実施の準備(2)(A-4,A-5) 調査用紙を作る。 【事前学習】カウンターバランスに注意して調査用紙を考えてみる。 (8時間) 【事後学習】指導を受けて調査用紙を作り直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
研究実施の準備(3)(A-4,A-5) 予備調査を行う。 【事前学習】参加者を募る。 (8時間) 【事後学習】指導を受けて調査用紙を検討し直し、本調査用紙を作成する。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
研究調査の実施(1)(A-4,A-5) 本調査を行う。 【事前学習】本調査実施の許可を得る。 (8時間) 【事後学習】指導を受けて次の調査を検討する。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
研究調査の実施(2)(A-4,A-5) 本調査の続きを行う。 【事前学習】本調査実施の許可を更に得る。 (8時間) 【事後学習】指導を受けてデータ数などを検討する。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
データの処理(1)(A-4,A-5) データ入力と欠損値の処理を行う。 【事前学習】エクセルの操作を復習しておく。 (8時間) 【事後学習】データ数などを点検する。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
データの処理(2)(A-4,A-5) 基礎的な記述統計を算出する。 【事前学習】心理統計の復習をしておく。 (8時間) 【事後学習】統計値の点検をする。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
データの処理(3)(A-4,A-5) 相関分析を行う。 【事前学習】心理統計の復習をしておく。 (8時間) 【事後学習】統計値の点検をする。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
データの処理(4)(A-4,A-5) 因子分析を行う。 【事前学習】心理統計の復習をしておく。 (8時間) 【事後学習】統計値の点検をする。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
16 |
データの処理(5)(A-4,A-5) 更なる多変量解析を行う。 【事前学習】心理統計の復習をしておく。 (8時間) 【事後学習】統計値の点検をする。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
17 |
データの処理(6)(A-4,A-5) すべてのデータを熟読する。 【事前学習】心理統計の復習をしておく。 (8時間) 【事後学習】統計値の点検をする。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
18 |
卒業論文の執筆(1)方法を書く。(A-4,A-5)
【事前学習】日本心理学会の「執筆・投稿の手びき」をよく読んでおく。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
19 |
卒業論文の執筆(2)(A-4,A-5) 結果を書く。 【事前学習】統計値の表記方法を復習しておく。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
20 |
卒業論文の執筆(3)(A-4,A-5) 結果を書く(つづき)。 【事前学習】統計値の表記方法を復習しておく。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
21 |
卒業論文の執筆(4)(A-4,A-5) 方法と結果の整合性を点検する。 【事前学習】先行研究における表記を復習しておく。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
22 |
卒業論文の執筆(5)(A-4,A-5) 緒言を書く。 【事前学習】教科書や参考書を復習しておく。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
23 |
卒業論文の執筆(6)(A-4,A-5) 緒言を書く(つづき)。 【事前学習】教科書や参考書を復習しておく。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
24 |
卒業論文の執筆(7)(A-4,A-5) 緒言を書く(つづき)。 【事前学習】教科書や参考書を復習しておく。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
25 |
卒業論文の執筆(8)(A-4,A-5) 考察を書く。 【事前学習】先行研究のデータを熟読する。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
26 |
卒業論文の執筆(9)(A-4,A-5) 考察を書く(つづき)。 【事前学習】先行研究のデータを熟読する。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
27 |
卒業論文の執筆(10)(A-4,A-5) 文献欄を整える。 【事前学習】日本心理学会の「執筆・投稿の手びき」をよく読んでおく。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
28 |
卒業論文の執筆(11)(A-4,A-5) 全体を整える。 【事前学習】全体を音読する。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
29 |
卒業論文の執筆(12)(A-4,A-5) 要旨を書く。 【事前学習】教科書や参考書を読み直して書き方を復習する。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
30 |
卒業論文の執筆(13))(A-4,A-5) タイトルを含めて,最後に全体を点検する。 【事前学習】教科書や参考書を読み直してタイトルのつけ方を復習する。 (8時間) 【事後学習】指導を受けた部分を直す。 (8時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 津川律子・遠藤裕乃 『初心者のための臨床心理学研究実践マニュアル(第2版)』 金剛出版 2011年 第2版 各自の研究テーマはさまざまでも,共通する研究の基本が書かれている。 |
参考書 | 津川律子 『投映法研究の基礎講座』 遠見書房 2012年 投映法を用いた研究でない方にも、心理統計処理のコツなどが書かれている。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度は,毎回の指導における受講態度や取り組みの様子,卒業論文の完成度等から総合的に判断する。 |
オフィスアワー | メールで事前に予約を取ること。原則として火曜日に実施する。日時が合わない場合は遠慮なく応相談。 |