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地理学課題研究2

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令和2年度以降入学者 地理学課題研究2
教員名 藁谷哲也
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 地理学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
Canvas LMSコースID・コース名称 M034210Q7 2024地理学課題研究2(藁谷哲也・後・水3)
授業概要 4学年で作成する卒業論文の前段階として,自然地理学における研究課題の設定とその分析方法を学修する。
授業のねらい・到達目標 卒業研究に結びつく研究課題をどのように設定し、それをいかに分析するかについて学ぶ。自然地理の調査・解析・試験に必要と思われる文献・資料の検索・要約・発表方法、および資・試料収集、解析・試験方法をマスターすることができる。結果として,以下の項目の達成を目指す。
入手した客観的な情報を基に,論理的・批判的な思考をすることができる。
資料や事象を注意深く観察・検討して,問題を発見し,解決策を考案することができる。
地理学分野の課題の中から,自らが取り組むべき課題を見出し,その方法について考えることができる。
学内外の様々な人々と接する中で,他者を理解・尊重し,自分の考えを伝えることができる。
集団活動の中で連携しつつ,それぞれの役割について考え、効果的な協働の方法を実践することができる。
学修・研究状況を振り返り,自己分析することで,今後の課題について考察することができる。

この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5,DP7及びカリキュラムポリシーCP3,CP4,CP7に対応しています。
日本大学教育憲章が掲げる自主創造の3つの構成要素(自ら学ぶ,考える,道をひらく)と8つの能力(倫理観,説明力,批判的思考力,問題発見・解決力,挑戦力,コミュニケーション力,およびリーダーシップ・協働力)に関連して,経験や学修から得られた豊かな地理学の知識と教養に基づいて,課題の中から,自らが取り組むべき課題を見出し,その方法について身に付ける。
授業の形式 ゼミ
授業の方法 研究テーマについて,地理学を中心とする分野の論文を読み,その内容について発表させ討論を通じて指導する。加えて,研究テーマに沿った実習,実験およびそれら成果の発表をおこなう。授業に対する質疑応答およびレポート等の課題に対するフィードバックは,いずれも教室あるいは授業支援システムを通じて行う。なお,ゼミでは,授業計画の通りに進まないことがあります。
履修条件 「地理学課題研究1」を修得していること。
授業計画
1 ガイダンスと夏季調査・研究成果の報告
【事前学習】【事前学習】夏季の現地調査や研究内容を簡潔にまとめ,プレゼンテーションの準備を行う。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】ディスカッションの内容と講評をまとめ,自身の卒業研究に反映させる。発表者は,意見・講評をもとに卒業研究を改善する。さらに,質問に対する未回答項目について調べ,翌週報告する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 調査・研究成果の修正,文献検索と主要文献の要約(1)【オンデマンド型】
【事前学習】【事前学習】調査・研究成果に関する補足調査を行う。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】ディスカッションの内容と講評をまとめ,自身の卒業研究に反映させる。発表者は,意見・講評をもとに自身の卒業研究を改善する。さらに,質問に対する未回答項目について調べ,翌週報告するための準備を行う。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
3 調査・研究成果の修正,文献検索と主要文献の要約(2)【オンデマンド型】
【事前学習】【事前学習】調査・研究成果に関する補足調査を行う。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】ディスカッションの内容と講評をまとめ,自身の卒業研究に反映させる。発表者は,意見・講評をもとに自身の卒業研究を改善する。さらに,質問に対する未回答項目について調べ,翌週報告するための準備を行う。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
4 調査・研究結果に関する発表(2)(A-3-3), (A-4-3), (A-5-3), (A-6-3), (A-7-3), (A-8-3)
【事前学習】【事前学習】事前に発表者の発表内容を把握すること。発表者は発表用の原稿,スライド,配布資料を作成し,これまでの調査・研究結果に関するプレゼンテーションの準備を行う。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】ディスカッションの内容と講評をまとめ,自身の卒業研究に反映させる。発表者は,意見・講評をもとに自身の卒業研究を改善する。さらに,質問に対する未回答項目について調べ,翌週報告するための準備を行う。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 自然地理データ(接峰面図、水系図、地形分類図等の主題図作製等)の解析(1)
【事前学習】【事前学習】地形図,解析データやPCを準備し,解析方法を検討しておくこと。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】講義内容をノートに整理するとともに,理解不十分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 自然地理データ(接峰面図、水系図、地形分類図等の主題図作製等)の解析(2)
【事前学習】【事前学習】地形図,解析データやPCを準備し,解析方法を検討しておくこと。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】講義内容をノートに整理するとともに,理解不十分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 自然地理データ(接峰面図、水系図、地形分類図等の主題図作製等)の解析(3)【オンデマンド型】
【事前学習】【事前学習】地形図,解析データやPCを準備し,解析方法を検討しておくこと。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】講義内容をノートに整理するとともに,理解不十分な個所を補い,学習内容を補強する。完成した主題図を提出する。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業
8 関連文献・資料検索法とデータベースの作成
【事前学習】【事前学習】選んだ参考文献を持参し,PCを準備しておくこと。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】講義内容をノートに整理するとともに,理解不十分な個所を補い,学習内容を補強する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 作成した主題図や蒐集した文献・資料およびデータベースの検討
【事前学習】【事前学習】選んだ参考文献を持参し,PCを準備しておくこと。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】講義内容をノートに整理するとともに,理解不十分な個所を補い,学習内容を補強する。文献・資料のデータベースを提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 研究テーマに関する口頭発表(1)(A-3-3), (A-4-3), (A-5-3), (A-6-3), (A-7-3), (A-8-3)
【事前学習】【事前学習】事前に発表内容を把握すること。発表者は発表用の原稿,スライド,配布資料を作成し発表準備を行う。 (2時間)
【事後学習】"【事後学習】ディスカッションの内容と講評をまとめる。 発表者は,意見・講評をもとに自身の発表内容を改善し,質問に対する未回答項目について調べ,翌週報告する。文献の要約を提出する。" (2時間)
【授業形態】対面授業
11 研究テーマに関する口頭発表(2)(A-3-3), (A-4-3), (A-5-3), (A-6-3), (A-7-3), (A-8-3)
【事前学習】【事前学習】事前に発表内容を把握すること。発表者は発表用の原稿,スライド,配布資料を作成し発表準備を行う。 (2時間)
【事後学習】"【事後学習】ディスカッションの内容と講評をまとめる。 発表者は,意見・講評をもとに自身の発表内容を改善し,質問に対する未回答項目について調べ,翌週報告する。文献の要約を提出する。" (2時間)
【授業形態】対面授業
12 研究テーマに関する口頭発表(3)(A-3-3), (A-4-3), (A-5-3), (A-6-3), (A-7-3), (A-8-3)
【事前学習】【事前学習】事前に発表内容を把握すること。発表者は発表用の原稿,スライド,配布資料を作成し発表準備を行う。 (2時間)
【事後学習】"【事後学習】ディスカッションの内容と講評をまとめる。 発表者は,意見・講評をもとに自身の発表内容を改善し,質問に対する未回答項目について調べ,翌週報告する。文献の要約を提出する。" (2時間)
【授業形態】対面授業
13 課題研究レポート(初版)の提出と修正
【事前学習】【事前学習】レポートを準備する。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】修正意見に基づいてレポートを修訂正し,提出する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 3年次研究成果の発表(A-3-3), (A-4-3), (A-5-3), (A-6-3), (A-7-3), (A-8-3)
【事前学習】【事前学習】事前に発表内容を把握すること。発表者は発表用の原稿,スライド,配布資料を作成し発表準備を行う。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】ディスカッションの内容と講評をまとめる。発表者は,意見・講評をもとに自身の発表内容を改善する。さらに,質問に対する未回答項目について調べ,翌週報告する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 研究成果の総括,課題研究レポート(修正版)の提出【オンデマンド型】
【事前学習】【事前学習】調査内容を整理するとともに問題点を洗い出す。 (2時間)
【事後学習】【事後学習】卒業論文の作成にかかわる調査を準備する。 (2時間)
【授業形態】オンデマンド型授業、課題研究
その他
教科書 指定せず。
参考書 1)狩野謙一 『野外地質調査の基礎』 古今書院 1998年 第3版
2)室 純子・石村貞夫 『EXCELでやさしく学ぶ統計解析』 東京図書 2001年 第7版
3)松倉公憲 『山崩れ・地すべりの力学』 筑波大学出版会 2008年 第1版
4)松倉公憲 『地形変化の科学-風化と侵食-』 朝倉書店 2008年 第1版
5)松倉公憲 『地形学』 朝倉書店 2021年
その他、講義中に指示する。
成績評価の方法及び基準 以下の通り(100%)
成績評価は次の項目の評価をもとに行う:1)先行研究調査と2)内容紹介,3)現地調査と4)調査レポート,5)主題図作成,6)数値分析,または実験的分析,7)最終発表と8)最終レポート。原則として,1)~6)は各10%,7)~8)は各20%。
なお,遅刻や提出期限以降の提出物は,評価対象外とする。
オフィスアワー 8号館4階A406室 水曜5時限目(事前に連絡すること)
備考 授業計画を参考にして,参考書やインターネットなどから事前に基礎知識を準備するとともに,それらを事後学修の補強に役立てること。

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