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令和2年度以降入学者 | 農業地理学 | ||||
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教員名 | 菊地俊夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 基本的には、対面で行い、従業資料とパワーポイントを活用して授業を進める。対面での授業が難しい場合には、オンラインでzoomとパワーポイント資料を利用して授業を進める。zoom授業の場合、事前にzoomの招待状とパワーポイントの授業資料を「Canvas LMS」で知らせるようにする。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | M073211J7 2024農業地理学(菊地俊夫・前・水3) |
授業概要 | 農業地理学の視点と方法を解説し、日本各地や世界各地の農業の成立や持続的発展の地域的なメカニズムを理解する。また、食料生産としての農業とその地域システムを通じて地域と世界を読み解く。 |
授業のねらい・到達目標 | 農業は食料を獲得するための基本的な行為であり、日本各地や世界では多様な農業が行われている。そのような農業の成立や立地、および維持発展の地域的なメカニズムやシステムを明らかにすることにより、地理的事象の総合的、体系的理解を深める考え方を学ぶ。また本授業では、地理学の視点と方法により、農業および農業に関連する事象を検討し、農業で地域と世界を読み解くことも学ぶ。 一連の学びを通じて、以下の知識と技能を獲得することができる。 ・農業地理学の視点と方法を体系的に説明することができる。(A-1-2:経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に、自己の倫理観を持って、倫理的な課題に向き合うことができる。) ・日本や世界における農業と農業地域の多様性について説明することができる。(A-2-2:日本及び世界諸国の自然環境や社会、経済、文化などの現状及び相互関係を、自己の理解に基づいて説明することができる。) ・農業に影響を及ぼすさまざまな要因について理解することができる。(A-1-2:経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に、自己の倫理観を持って、倫理的な課題に向き合うことができる。) ・食料供給の観点から持続可能な世界について考えることができる。(A-1-2:経験や学修から得られた豊かな知識と教養を基に、自己の倫理観を持って、倫理的な課題に向き合うことができる。) この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP3及びカリキュラムポリシーCP1,CP3に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の形式:基本的には対面での講義 授業前に提示した授業資料に基づいて事前学習を行い、その授業資料に基づいて講義を行う。事後学習として出席確認を兼ねて小テストをCanvas LMSを通じて行い、毎回の理解度を確認する。そのため、授業実施日から一週間以内に小テストの解答は行うようにすること。 第15回目にはまとめと全体を通した授業内テストを実施する。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。 |
履修条件 | 特にないが、学部で学ぶ人文地理学や自然地理学の授業を履修し、それらを十分に理解していることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
農業地理学序論-農業地理学とは、農業地理学で何を学ぶのか-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
都市と農業-アーバンフリンジと農業立地論-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
大都市に食料を供給する農業ー東京の食料問題とその解法ー
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
大都市近郊の園芸農業ー東京都小平市と立川市の事例を中心にー
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
大都市近郊の酪農業ー東京の近郊酪農の事例-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
大都市におけるもい1つの都市農業としての市民農園とコミュニティガーデン-東京、バンクーバー、ロンドンの比較-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
食料生産としての稲作-日本の水稲作の地域的展開-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
食料生産としての小麦生産-イル・ドゥ・フランスの小麦生産-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
大都市遠郊における小農複合経営の展開-日本のブナ帯地域における伝統的な農業ー
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
大都市遠郊における輸送園芸農業の発展-群馬県嬬恋村と昭和村の事例-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【担当教員】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 |
11 |
大都市遠郊における輸送園芸農業の変容-長野県菅平高原の事例-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
大都市遠郊における観光農業の発展と「農」空間の商品化-群馬県川場村の事例-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
大都市遠郊における大規模農業経営の成立と維持発展メカニズム-カナダ・ブリティッシュコロンビア州の事例-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
大都市遠郊における大規模フィードロットの成立と維持発展メカニズム-オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の事例-
【事前学習】Canvas LMSに提示した授業資料と関連した参考図書を事前に読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめと授業内試験
【事前学習】これまでの授業の復習とまとめを事前学習として行う。 (2時間) 【事後学習】授業中に示した関連文献は図書館や電子ジャーナルで探し、読んで復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は指定しませんが、参考図書の講読を勧めます。 |
参考書 | 田林明・菊地俊夫ほか 『日本農業の存続・発展-地域農業の戦略-』 農林統計出版 2021年 第1版 田林明・菊地俊夫ほか 『日本農業の維持システム』 農林統計出版 2009年 山本正三・菊地俊夫ほか共訳 『都市近郊地域における農業ーその持続性の理論と計画-』 農林統計協会 2007年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業内テスト:出席を兼ねた小テストをCanvas LMSを通じて行います。(20%) |
オフィスアワー | 授業終了後ないしは授業前の時間。 |