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令和2年度以降入学者 | 応用空間分析法(含実習) | ||||
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教員名 | 関根智子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 状況に応じて同時双方向型の遠隔授業(Zoom)や課題学習になる場合がある。 Canvas LMSを通じて学習資料や課題等を配信する。 対面授業に参加できない場合の遠隔対応は行わない。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | M096212F7 2024応用空間分析法(含実習)(関根智子・前・水3) |
授業概要 | 社会の空間的諸問題に応用するための地理空間データ分析の実習を行う。特に、地理情報システム(GIS)だけでなく、AnacondaのJupyter Notebookを使用してPytonによる地理空間データの統計処理や図表の作成などの実習を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | GISを使用して、ビジネス、防災、犯罪における空間的諸問題を分析する方法を身につける。プログラム(Pyton)を使用した統計処理などについても理解する。 学生が自らGISやプログラム(Pyton)を使用して空間的諸問題を分析できるようになることを目的とする。 この科目は、文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP3、DP4及びカリキュラムポリシーCP3、CP4、地理学科ルーブリックA-3-3、A-4-3に対応している。 ・入手した客観的な情報を基に、論理的・批判的な思考をすることができる(A-3-3)。 ・資料や事象を注意深く観察・検討して、問題を発見し、解決策を考案することができる(A-4-3)。 なお、令和元年度以前の入学者では、この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP3、DP4及びカリキュラムポリシーCP3、CP4に対応している。 |
授業の形式 | 講義、実習 |
授業の方法 | 講義とコンピュータを使用した実習。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安としている。 提出されたレポートは、添削して返却し、学生が確認後に回収する。 |
履修条件 | 地理学科の学生は、地理情報システム(含実習)を修得していること。 システム等の関係で受講生の定員を調整する場合がある。 Windows PCを持っており、Anacondaをインストールできることが必要となる。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のテーマや到達目標、及び授業の方法について説明する。 プログラム(Pyton)について説明する。 (受講生の人数によっては定員の調整を行う) 【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること。 (1時間) 【事後学習】プログラムの種類や歴史、プログラムについてまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
地理学におけるプログラムの利用について(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】地理学においてプログラムがどのような研究で使用できるかを考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】地理学におけるプログラムの利用についてまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
AnacondaとJupyter Notebookとは何か、どのようなことが出来るのか AnacondaのインストールとJupyter Notebookの設定(A-3-3、A-4-3) 【事前学習】AnacondaとJupyter Notebookについて調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】Jupyter Notebookを使用した地理空間分析にはどのようなものがあるのかを考えておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
Jupyter Notebookの起動とPytonの基本(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】AnacondaのインストールとJupyter Notebookの設定をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で行ったPytonのプログラミングの内容を理解しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
Pythonの基本(1):制御文(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】第4回で配布したPytonのプログラミングを読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】Pytonで制御文を作成し、プログラムを完成させておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
Pythonの基本(2):度数分布図と折れ線グラフの作成(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】度数分布図について理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】Pytonで度数分布図と折れ線グラフを作成できるようにしておくこと。第4回と第5回の作業についてレポートを作成しておくこと。 (4時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
Boston Housingデータについて プログラムとGISの併用について(A-3-3、A-4-3) 【事前学習】第6回で配布したBoston Housingデータについてを読んでおくこと。 (1時間) 【事後学習】プログラムとGISの併用について理解しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
Boston Housingデータを使用した地理空間分析(1):ペアプロットの作成(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】ペアプロットについて理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】Pytonでペアプロットを作成できるようにしておくこと。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
Boston Housingデータを使用した地理空間分析(2):回帰分析(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】回帰分析について理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】Pytonで回帰分析ができるようにしておくこと。 (3時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
10 |
Boston Housingデータを使用した地理空間分析(3):重回帰分析(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】重回帰分析について理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】Pytonで重回帰分析ができるようにしておくこと。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
Boston Housingデータを使用した地理空間分析(4):地域分類(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】地域分類について理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】Pytonで地域分類ができるようにしておくこと。地域分類の結果を考察し、第8回から第11回の結果とともにレポートを作成しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
Boston Housingデータを使用した地理空間分析(5):主成分分析(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】主成分分析について理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】Pytonで主成分分析ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
Boston Housingデータを使用した地理空間分析(6):クラスター分析(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】クラスター分析について理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】Pytonでクラスター分析ができるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
Boston Housingデータを使用した地理空間分析(7)クラスター分析の結果の地図化と考察(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】GISによる結果の地図化の方法について考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】地図を考察し、第12回から第14回の結果をまとめてレポートを作成しておくこと。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
理解度の確認(レポートの作成と提出)と授業内容の総括(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】これまでの授業内容を整理・理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】理解度の確認作業の中で理解できていなかったことを整理し、理解を深める。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 授業中に、実習の方法などを記載した資料を配布する。 |
参考書 | 授業時間内に、適宜、指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(20%)、GIS技術やプログラミングの習得状況(40%) レポート、授業参画度、GIS技術やプログラミングの習得状況で総合的に評価する。 レポートは、授業計画に記載してあるものや授業で説明したもので評価する。 授業参画度は,授業内での発言や発表、ディスカッションなどで評価する。 その他のGIS技術やプログラミングの習得状況は、実習や提出するレポートの完成度で評価する。 |
オフィスアワー | 質問等は授業終了後、またはメールを通じて受け付ける。 詳細は、第1回の授業で説明する。 |