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地球科学概論2

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令和2年度以降入学者 地球科学概論2
教員名 山中勝 三隅良平
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 地球科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 文理学部における対面型授業
Canvas LMSコースID・コース名称 N002220C8 2024地球科学概論2(山中勝・三隅良平・前・月2)
授業概要 地球をめぐる水と大気の科学について学習する。
授業のねらい・到達目標 地球の水圏・気圏における多様な現象について,それぞれ地球的視野から捉え,地域性やメカ
ニズムについて理解できるようになる。また,諸現象の人間活動との関係,環境について考察
する。技術士に関連する水圏・気圏分野の基礎概念の導入を理解できるようになる。このなか
で,エネルギー循環の立場から大気・海洋・水循環のシステムについて理解する(1-7)。大
気の構造および気象について基礎的なメカニズムを理解する(8-14)。第1~14回の授業内容
の要点をまとめる(15)。

・到達目標:
(1)太陽系惑星における地球の特徴について理解する(1,15)
(2)大気・海洋の成り立ちと組成を理解する(2,15)
(3)大気・地表における熱収支・熱輸送について理解する(3-4,15)
(4)大気大循環と海洋大循環について理解する(5-6,15)
(5)海陸間の水輸送・水収支について理解する(7,15)
(6)大気が層構造をしている理由を理解する(8,15)
(7)中層大気に発生する大気現象を理解する(9,15)
(8)地衡風の概念を理解する(10,15)
(9)台風と温帯低気圧の構造や発生メカニズムの違いを理解する(11,15)
(10)大気の安定度と雲・雨のしくみについて理解する(12,15)
(11)日本の季節ごとの気象の特性を理解する(13,15)
(12)「地球温暖化」について理解する(14,15)

学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標とのかかわり:
学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標「(A)地球及び地球環境
について,必要な基礎知識を多面的・総合的に学ぶ」(1-15)に寄与する。
*括弧内の数字は授業計画の講義番号

日本大学教育憲章との関係:
現代社会における科学技術の役割を説明することができる(A-2-1)。

ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係:
文理学部(学士(理学))ののディプロマポリシーDP2およびカリキュラムポリシーCP2 に対応
している。
授業の形式 講義、オムニバス
授業の方法 プリント・書画カメラ・パワーポイント等を用いて図表・写真・画像を示し,現象や観測結果
を具体的に把握できるように努めながら講義を進める。
また,下記の授業以外に野外実習を⾏う場合がある。
授業計画
1 太陽系惑星における地球の特徴(A-2-1)(Canvas LMSにアクセスして登録すること)
【事前学習】シラバスの授業概要の内容について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した太陽系惑星における地球の特徴の復習を⾏う (3時間)
【担当教員】山中勝
【授業形態】対面授業
2 大気・海洋の成り立ちと組成(A-2-1)
【事前学習】学習する大気・海洋の成り立ちと組成について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した大気・海洋の成り立ちと組成の復習を⾏う (3時間)
【担当教員】山中勝
【授業形態】対面授業
3 地表における熱収支・熱輸送(1)-地球が受ける太陽放射量-(A-2-1)
【事前学習】学習する地球が受ける太陽放射量について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した地球が受ける太陽放射量の復習を⾏う (3時間)
【担当教員】山中勝
【授業形態】対面授業
4 地表における熱収支・熱輸送(2)-温室効果と緯度によるエネルギー収⽀-(A-2-1)
【事前学習】学習する地球が受ける太陽放射量について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した地球が受ける太陽放射量の復習を⾏う (3時間)
【担当教員】山中勝
【授業形態】対面授業
5 大気の大循環(A-2-1)
【事前学習】学習する大気の大循環について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した大気の大循環の復習を⾏う (3時間)
【担当教員】山中勝
【授業形態】対面授業
6 海洋の大循環(A-2-1)
【事前学習】学習する海洋の大循環について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した海洋の大循環の復習を⾏う (3時間)
【担当教員】山中勝
【授業形態】対面授業
7 海陸間の水輸送・水収支(A-2-1)
【事前学習】学習する海陸間の水輸送・水収支について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した海陸間の水輸送・水収支の復習を⾏う (3時間)
【担当教員】山中勝
【授業形態】対面授業
8 大気の構造(A-2-1)
【事前学習】学習する大気圏の構造について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した大気圏の構造の復習を行う (3時間)
【担当教員】三隅良平
【授業形態】対面授業
9 中層大気の気象(A-2-1)
【事前学習】学習する中層大気(成層圏・中間圏)の気象について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した中層大気の気象の復習を行う (3時間)
【担当教員】三隅良平
【授業形態】対面授業
10 コリオリの力と地衡風(A-2-1)
【事前学習】学習するコリオリの力と地衡風について調べておく (2時間)
【事後学習】学習したコリオリの力と地衡風の復習を行う (3時間)
【担当教員】三隅良平
【授業形態】対面授業
11 台風と温帯低気圧(A-2-1)
【事前学習】学習する台風と温帯低気圧について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した台風と温帯低気圧の復習を行う (3時間)
【担当教員】三隅良平
【授業形態】対面授業
12 雲の形成と降水のしくみ(A-2-1)
【事前学習】学習する雲の形成と降水のしくみについて調べておく (2時間)
【事後学習】学習した雲の形成と降水のしくみの復習を行う (3時間)
【担当教員】三隅良平
【授業形態】対面授業
13 日本付近の気象の特徴(A-2-1)
【事前学習】学習する日本付近の気象の特徴について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した日本付近の気象の特徴の復習を行う (3時間)
【担当教員】三隅良平
【授業形態】オンデマンド型授業
14 地球環境問題(A-2-1)
【事前学習】学習する地球環境問題について調べておく (2時間)
【事後学習】学習した地球環境問題の特徴の復習を行う (3時間)
【担当教員】三隅良平
【授業形態】対面授業
15 まとめと達成度の確認(A-2-1)
【事前学習】これまで学習した内容のまとめを⾏う (2時間)
【事後学習】学習したことの復習を⾏う (3時間)
【担当教員】山中勝・三隅良平
【授業形態】対面授業
その他
教科書 適宜プリントを配付する。
参考書 授業中に紹介する。
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、授業内課題(20%)
(1)太陽系惑星における地球の特徴について理解している(6点)
(2)大気・海洋の成り立ちと組成を理解している(2点)
(3)大気・地表における熱収支・熱輸送について理解している(21点)
(4)大気大循環と海洋大循環について理解している(16点)
(5)海陸間の水輸送・水収支について理解している(5点)
(6)大気が層構造をしている理由を理解している(5点)
(7)中層大気に発生する大気現象を理解している(10点)
(8)地衡風の概念を理解している(5点)
(9)台風と温帯低気圧の構造や発生メカニズムの違いを理解している(10点)
(10)大気の安定度と雲・雨のしくみについて理解している(5点)
(11)日本の季節ごとの気象の特性を理解している(5点)
(12)「地球温暖化」について理解している(10点)
総合的に判断し,60点以上を合格とする。
なお,コロナ罹患により対面試験に参加できなかった場合には,別途追試験を実施するので,そ
の旨を速やかに申し出ること。
オフィスアワー 原則として,当該授業日の授業後2時間,質問等をCanvas LMSで受け付ける。

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