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海洋科学

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令和2年度以降入学者 海洋科学
教員名 青山千春
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 地球科学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
BlackboardのIDコース:
Canvas LMSコースID・コース名称 N01922A15 2024海洋科学(青山千春・前・月3)
授業概要 海洋科学に関する様々な事象を理解するためには、海洋物理学、海洋化学、海洋生物学、海洋地学の分野の基礎的な知見が必要である。まずは「分野」という切り口で授業を行い、その上でわが国をはじめ世界で取り組まれている海洋に関する「プロジェクト」とその「実施機関」という切り口で授業を行い、海洋に関する基礎知識と研究最前線を理解する。
授業のねらい・到達目標 ・授業のねらい:
学生は海洋に関する様々な事象を、海洋物理学、海洋科学、海洋生物学、海洋地学を理解することで総合的に理解できることになる。また、世界で取り組まれている地球規模の研究プロジェクトを理解することで、研究計画立案の技能を身につけることができる。

・到達目標:
海洋の物理現象を説明できる(1,2,3、10-15)、海洋化学の切り口で海水や海底堆積物に関して説明できる(4,5、10-15)、海洋生物を水産や漁業の切り口で説明できる(6,7、10-15)、海洋地学の切り口でプレートテクトニクス、メタンハイドレートや熱水鉱床などエネルギー資源について説明できる(8,9、10-15)

・学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標とのかかわり:
「(G)地球科学の専門知識を修得する」に寄与する。

・ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係:
この科目は文理学部(学士(理学)のDP3、CP3に対応している。

・日本大学教育憲章との関係:
既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2)
授業の形式 講義
授業の方法 1.具体的な授業の方法:授業の終わりに毎回確認ミニテストを実施し授業内容の確認を行う。翌週にその解説と講評を行い理解を深める。
2.課題(確認ミニテスト)に対するフィードバックの方法:毎回実施する確認テストは授業終了時に提出し、次週解説する。
3.最終講義で出された課題はレポート(ワード)で1週間後12時までに提出する。
4.対面授業に参加できない学生は当日18時までにメールでその旨を教員に連絡し、解説付き講義資料をメールで受け取り、ミニテストはその週の金曜日18時までにメールに添付して教員へ送る。
履修条件 特になし
授業計画
1 はじめに。
海の歴史、探検航海、海底について理解する。(A-3)
【事前学習】シラバスを確認し、授業計画をよく読み流れを理解しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第1回確認ミニテストを通して、海の歴史、探検航海と海底について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
2 海洋物理その1
海水の物性(水温、塩分、密度)、大気(気象)と海について理解する。(A-3)
【事前学習】海の歴史、探検航海と海底について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第2回確認ミニテストを通して海水の物性と気象と海の関係について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 海洋物理その2
海流、潮流、波、衛星で見ることができる海の様子について理解する。(A-3)
【事前学習】海水の物性と大気(気象)と海の関係を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第3回確認ミニテストを通して、海流、潮流、波、衛星で見ることができる海の様子を習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 海洋化学その1
海水の成分、モニタリングについて理解する。(A-3)
【事前学習】海流、潮流、波、衛星で見ることができる海の様子を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第4回確認ミニテストを通して、海水の成分、モニタリングを習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 海洋化学その2
海洋の炭素サイクル、地球温暖化について理解する。(A-3)
【事前学習】海水の成分、モニタリングを復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第5回確認ミニテストを通して、海洋の炭素サイクル、地球温暖化を習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 海洋生物その1
海の生物、水産、漁業について理解する。(A-3)
【事前学習】海洋の炭素サイクル、地球温暖化について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第6回確認ミニテストを通して、海の生物、水産、漁業について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
7 海洋生物その2
深海生物と特殊な生態系について理解する。(A-3)
【事前学習】海の生物、水産、漁業について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第7回確認ミニテストを通して、深海生物と特殊な生態系について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 海洋地学その1
プレートテクトニクス、南海トラフ、地震の予測について理解する。(A-3)
【事前学習】深海生物と特殊な生態系について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第8回確認ミニテストを通して、プレートテクトニクス、南海トラフ、地震の予測について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
9 海洋地学その2
海洋エネルギー資源:メタンハイドレート、熱水鉱床、石油・天然ガスについて理解する。(A-3)
【事前学習】プレートテクトニクス、南海トラフ、地震の予測について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第9回確認ミニテストを通して、海洋エネルギー資源:メタンハイドレート、熱水鉱床、石油・天然ガスについて習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 国際プロジェクトその1
海洋観測の歴史、観測機器、ARGO計画(全球の気象データ)、GODAE全球海洋データ同化実験)、JCOPE(海況予測システム)について理解する。(A-3)
【事前学習】海洋エネルギー資源:メタンハイドレート、熱水鉱床、石油・天然ガスについて復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第10回確認ミニテストを通して、海洋観測の歴史、観測機器、ARGO計画(全球の気象データ)、GODAE全球海洋データ同化実験)、JCOPE(海況予測システム)について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 国際プロジェクトその2
国際深海掘削計画(IODP)の歴史と最前線について理解する。(A-3)
【事前学習】海洋観測の歴史、観測機器、ARGO計画(全球の気象データ)、GODAE全球海洋データ同化実験)、JCOPE(海況予測システム)を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第11回確認ミニテストを通して、国際深海掘削計画(IODP)の歴史と最前線について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 国内プロジェクト
SIP戦略的イノベーション創造プログラムのうちの一つの取り組み、海のジパング計画と革新的深海資源調査技術について学び、熱水鉱床やレアメタルなどの研究最前線について理解する。(A-3)
【事前学習】国際深海掘削計画(IODP)の歴史と最前線について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第12回確認ミニテストを通して、SIP戦略的イノベーション創造プログラムのうちの一つの取り組み、海のジパング計画と革新的深海資源調査技術について学び、熱水鉱床やレアメタルなどの研究最前線について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
13 海洋科学に関わる研究機関
海洋研究開発機構(JAMSTEC)が実施している深海研究、フロンティア研究と2021年度から建造が開始された北極域研究調査船など最新研究について学ぶ。(A-3)
【事前学習】国際深海掘削計画(IODP)の歴史と最前線について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第13回確認ミニテストを通して、海洋研究開発機構(JAMSTEC)が実施している深海研究、所有する研究調査船ちきゅうの活動、フロンティア研究について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 海洋資源に関わる研究機関
産業技術総合研究所が主導するメタンハイドレート回収技術研究開発を中心に今までの取り組みと今後の取り組みについて学ぶ。(A-3)
【事前学習】海洋研究開発機構(JAMSTEC)が実施している深海研究、所有する研究調査船ちきゅうの活動、フロンティア研究について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】第14回確認ミニテストを通して、産業技術総合研究所が主導するメタンハイドレート回収技術研究開発を中心に今までの取り組みと今後の取り組みについて習得したか確認する。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 まとめ
これまでの内容を復習し、与えられた課題に対してレポート作成に取り組み提出する。(A-3)
【事前学習】これまでに学習した内容を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】レポート作成を通して、海洋科学について習得したか確かめる。 (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(30%)
対面授業に参加できない学生は前日18時までにメールでその旨を教員に連絡し、解説付き講義資料をメールで受け取り、ミニテストはその週の金曜日18時までにメールに添付して教員へ送る。
オフィスアワー 質問などはメールで随時受け付けます。メールアドレスは、t0002024@stu.chs.nihon-u.ac.jp

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