検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 地殻形成論 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 金丸龍夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
---|---|
Canvas LMSコースID・コース名称 | N03322A25 2024地殻形成論(金丸龍夫・前・金2) |
授業概要 | 地殻を構成する物質の成り立ちを理解するため、岩石学・岩石磁気学などを通した地殻物質の物質科学的特徴を概観し、それらの実践的な調査方法を学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | 授業のねらい: 地球惑星を特徴づける地殻物質の発達史が理解できる。 岩石学・岩石磁気学の基礎的な内容の理解し、説明できる。 到達目標: 1.地殻の構成物質の特徴を理解できる(1,2,14,15) 1.岩石学・岩石磁気学の基礎的な理論を理解している(3-7,14,15) 2.岩石学・岩石磁気学的調査方法を理解している(8-14,15) 3.岩石学・岩石磁気学で得られるデータの図示ができる(9-15) この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6およびカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 令和元年度以前入学者 この科目は地球科学科ディプロマポリシー「(C)科学技術の素養を身につけている。」に対応しています。 学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標「(C)科学技術の素養を身につける」(1-15)に寄与します。 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 日本大学憲章との関連 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 岩石学・岩石磁気学の基礎を解説した後,一部ではアクティブ・ラーニングの要素を取り入れ、受講者自ら演習的な作図およびその発表を行うことで理解を深められるような形式とします。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 理解を深めるための野外実習を行なうことがあります。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
授業の進め方、岩石学・岩石磁気学概説(A-3)
【事前学習】岩石学・岩石磁気学に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した古地磁気学・岩石磁気学に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
地殻の構成物質(A-3)
【事前学習】地殻の構成物質に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した磁場と磁化に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
玄武岩質マグマの成因(A-3)
【事前学習】玄武岩質マグマに関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した地球の磁場に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
安山岩マグマの成因(A-3)
【事前学習】安山岩マグマに関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した種々の磁性に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
花崗岩マグマの成因(A-3)
【事前学習】花崗岩マグマに関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した磁性鉱物に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
2成分相平衡図(A-3)
【事前学習】相平衡に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した熱残留磁化に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
7 |
3成分相平衡図(A-3)
【事前学習】相平衡化に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した堆積残留磁化に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
磁場と磁化、種々の磁性(A-3)
【事前学習】磁場と磁化に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した定方位試料採取法に関するこを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
磁性鉱物(A-3)
【事前学習】磁性鉱物に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習したデータの図示に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
地球の磁場と残留磁化(A-3)
【事前学習】地球の磁場に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習したステレオネットに関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
データの図示1(ザイダーベルト図)(A-3)
【事前学習】地球磁場の表示方法に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した古地磁気学を復習しておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
12 |
データの図示2(ステレオネット)(A-3)
【事前学習】ステレオネットに関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した岩石磁気学に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
13 |
データの図示2(傾動補正)(A-3)
【事前学習】傾動補正に関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習した環境磁気学に関することを復習しておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
14 |
岩石学・岩石磁気学についてこれまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-3)
【事前学習】これまでの授業内容すべてに関することを予め調べておくこと (2時間) 【事後学習】授業で学習したすべての内容を復習しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
達成度の確認と解説(A-3)
【事前学習】自身の理解度を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】授業で解説された内容を復習しておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし |
参考書 | 山本明彦 『地球ダイナミクス』 朝倉書店 小玉一人 『古地磁気学』 東京大学出版会 榎並正樹 『岩石学(現代地球科学入門シリーズ16)』 共立出版 2013年 山崎 貞治 『はじめて出会う岩石学: 火成岩岩石学への招待』 共立出版 1990年 Cornelis Klein, Anthony Philpotts , Earth Materials: Introduction to Mineralogy and Petrology, Cambridge University Press, 2016, 2 edition 高橋正樹 『島弧・マグマ・テクトニクス』 東京大学出版会 2000年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内小テスト(オンラインを含む)・授業内で課す課題(100%) 達成度評価基準は以下の事項について、地球システム学科の学生として必要な知識・理解度と問題意識・考察力を身につけているかを判断する。 ・古地磁気学・岩石磁気学の基礎的な理論を理解している(20点) ・古地磁気学・岩石磁気学の具体的な方法を理解している(50点) ・古地磁気学・岩石磁気学で得られるデータの図示ができる(30点) ※括弧内の数字は授業計の講義番号 |
オフィスアワー | 個別の質問は、授業終了後に受け付ける。 |