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令和2年度以降入学者 | 環境生物学 | ||||
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教員名 | 中尾有利子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業とオンデマンド教材を用いた遠隔授業 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | N03522A27 2024環境生物学(中尾有利子・前・火1) |
授業概要 | 種とは何かをふまえ,過去に地球上で生息していた生物がどのように分類されるかを理解する.また,それらの生物から読み取ることができる過去の環境,生物の進化について理解する. |
授業のねらい・到達目標 | 〈授業のねらい〉 化石で産出する生物を理解するために必要な概念を理解し,化石記録から環境・生態・生物の進化を読み取るための基礎知識を習得する. 〈到達目標〉 1.古生物学とは何かを理解し,層序学の基礎を理解したうえで地質年代を説明できる (1, 2, 5, 6, 15) 2.種とは何かを理解し,古生物の分類について説明できる(3-6, 14, 15) 3.地層に保存された地球と生物の歴史を読み解く手法を理解し,説明できる(6-9, 12, 14, 15) 4.化石に残された生命の様子を読み解く手法について説明できる(5, 9-12, 14, 15) 5.化石記録から明らかにされた生物の進化について説明できる (6, 8, 9, 13, 14, 15) ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 〈学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)学習・教育到達目標とのかかわり〉 「(G)地球科学の専門知識を修得する」に寄与する. 〈日本大学教育憲章との関係〉 物事を既存の知識にとらわれることなく,科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し, 説明することができる(A-3-3) 〈ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係〉 文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーのDP3及びカリキュラムポリシーのCP3に 対応する. |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 初回講義開始前までにCanvasLMSのコース登録をすること. 主にプロジェクターを使用し,配布プリントへの書き込みをしながら授業をすすめる. 1回目から14回目は、授業内あるいは対面授業の後にCanvasLMSで課題を提出する. 〈フィードバックについて〉 課題は翌週の授業内,あるいはCanvasLMSで解説する. 講義の他に野外実習を行うことがある. |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
古生物学とはなにか
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解する (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業、オンデマンド型授業 |
2 |
古生物学の歴史と層序学の基礎
【事前学習】前回授業の内容を復習しておくこと.特に,古生物学の位置づけ,古生物の研究とはどんなものがあるのかを整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
種の多様性と生物の分類
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に地質年代を覚え,また地質年代がどのように定義されたのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
種の概念と問題点
【事前学習】前回の授業内容を復習すること.特に生物の分類方法について整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
古生物の種
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特にどのような種の概念があり,それぞれの問題は何かについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
化石とはなにか
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に古生物の種がはらむ問題点について整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
化石層の形成と化石の産状
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石にはどのようなものがあるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
化石化作用と化石鉱脈
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石層はどのように形成されるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
化石記録の不完全性
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,世界の化石鉱脈にはどんなものがあるのか,どのような条件下で形成されたのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
化石の形態と変異
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石研究がはらむ問題点について整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
化石の形態と成長
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石がもつ形態にはどのような意味があるのかについて整理しておくこと 【事後学習】 授業内容を復習すること (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
化石の形態とその機能
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石がもつ形態にはどのような意味があるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
系統と進化
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石がもつ形態にはどのような意味があるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
化石を用いた古環境復元
【事前学習】前回の授業内容を復習しておくこと.特に,化石に記録からどのような生物の進化がわかるのかについて整理しておくこと (2時間) 【事後学習】授業内容を復習すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
達成度の確認と解説
【事前学習】これまでのの授業内容をよく整理すること.特に授業中で説明したトピックについて復習しておくこと. (3時間) 【事後学習】これまでに行った達成度の確認と解説をふまえ,自分が理解できていなかった事柄についてよく復習すること. (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業中に紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 試験(100%) 試験は15回目講義で行う達成度の確認. 〈達成度評価基準〉 1.古生物学とは何かを理解し,層序学の基礎を理解したうえで地質年代を説明できる(20点) 2.種とは何かを理解し,古生物の分類について説明できる(20点) 3.地層に保存された地球と生物の歴史を読み解く手法を理解し,説明できる(20点) 4.化石に残された生命の様子を読み解く手法について説明できる(20点) 5.化石記録から明らかにされた生物の進化について説明できる(20点) 上述の配点で,60点以上を合格とする. |
オフィスアワー | メールを含め,授業日のみ対応. |