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情報科学講究1

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令和2年度以降入学者 情報科学講究1
教員名 前澤俊一
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 情報科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 Q048241728 2024情報科学講究1(前澤俊一・前・木3)
授業概要 グラフ理論に関して、主に着想を得る方法、あるいは得た着想を延ばす方法を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 教科書の輪読を通して、4年次の卒業研究で必要となる力を養う。グラフ理論の各種の話題を通して、着想を得ること、及び得られた着想を論理の力を通して形にすることができるようになる。

この科目は文理学部(理学)のディプロマポリシー DP1-8及びカリキュラムポリシー CP1-8に対応している。

・経験や学修から得られた豊かな情報科学の知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの背景を理解し,国際社会が直面している問題を情報科学の視点から説明することができる。(A-2-3)
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)
・問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3)
・責任と役割を担い,新しい問題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報科学の知識・情報を収集することができる。(A-5-3)
・さまざまな人々とのコミニュケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3)
・集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3)
・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる。(A-8-3)
授業の形式 講究
授業の方法 (1) 授業の形式:【講義・演習】
グラフ理論に関するテキストを用いて輪読を行う。

(2) 対⾯授業に参加できない学⽣への代替⽅法、要件
対⾯授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学⽣は、Zoom での参加を認める。
オンライン授業の⽅法︓Zoom で参加し、Canvas LMS に配信する課題を提出する。
履修条件 学科内規による。
授業計画
1 授業の進め方や資料の読み進め方,輪講の方法を学ぶ.【対面】(A-1-3, A-2-3, A-3-3)
【事前学習】講究配属説明会時に配付された資料を読んでおく。 (1時間)
【事後学習】担当箇所を読み,発表に向けて準備を行う. (3時間)
2 教科書の輪講(1)グラフ理論の基本事項を学ぶ。【対面】(A-3-3, A-4-3, A-5-3)
【事前学習】事前に教科書の該当箇所を読み,わからないところをメモしておく. (2時間)
【事後学習】輪講で扱った内容でわからなかった個所を復習する. (2時間)
3 教科書の輪講(2)グラフの連結性を学ぶ.【対面】(A-5-3, A-6-3)
【事前学習】事前に教科書の該当箇所を読み,わからないところをメモしておく (1時間)
【事後学習】輪講で扱った内容でわからなかった個所を復習する. (3時間)
4 教科書の輪講(3)グラフのオイラー閉路に関する種々の性質を学ぶ.【対面】(A-5-3, A-6-3)
【事前学習】事前に教科書の該当箇所を読み,わからないところをメモしておく (1時間)
【事後学習】輪講で扱った内容でわからなかった個所を復習する. (3時間)
5 教科書の輪講(4)グラフのハミルトン閉路に関する種々の性質を学ぶ.【対面】(A-5-3, A-8-3)
【事前学習】事前に教科書の該当箇所を読み,わからないところをメモしておく (1時間)
【事後学習】輪講で扱った内容でわからなかった個所を復習する. (3時間)
6 教科書の輪講(5)二部グラフのマッチングについて学ぶ【対面】(A-5-3, A-8-3)
【事前学習】事前に教科書の該当箇所を読み,わからないところをメモしておく (1時間)
【事後学習】輪講で扱った内容でわからなかった個所を復習する. (3時間)
7 教科書の輪講(6)一般のグラフのマッチングについて学ぶ【対面】(A-5-3, A-6-3, A-7-3, A-8-3)
【事前学習】事前に教科書の該当箇所を読み,わからないところをメモしておく (2時間)
【事後学習】輪講で扱った内容でわからなかった個所を復習する. (2時間)
8 教科書の輪講(7)グラフの連結性やMengerの定理について学ぶ【対面】(A-5-3, A-6-3)
【事前学習】事前に教科書の該当箇所を読み,わからないところをメモしておく (1時間)
【事後学習】輪講で扱った内容でわからなかった個所を復習する. (3時間)
9 教科書の輪講(8)グラフの平面性やオイラーの公式を学ぶ【対面】(A-5-3, A-6-3)
【事前学習】事前に教科書の該当箇所を読み,わからないところをメモしておく (1時間)
【事後学習】輪講で扱った内容でわからなかった個所を復習する. (3時間)
10 教科書の輪講(9)Kuratowskiの定理を学ぶ【対面】(A-6-3, A-7-3, A-8-3)
【事前学習】事前に教科書の該当箇所を読み,わからないところをメモしておく (1時間)
【事後学習】輪講で扱った内容でわからなかった個所を復習する. (3時間)
11 これまでに学んだ概念などを通して,どういった新たな問題が考えられるかを議論する.【対面】(A-5-3, A-6-3)
【事前学習】新たな問題の作成を行う. (1時間)
【事後学習】得られたフィードバックをもとに,問題の再作成を行う. (3時間)
12 前回に引き続き,新たな問題に関する議論を行う.【対面】(A-5-3, A-6-3)
【事前学習】新たな問題の作成を行う. (1時間)
【事後学習】得られたフィードバックをもとに,問題の再作成を行う. (3時間)
13 各々が考えてきた問題を発表し,その新規性などについて議論する.【対面】(A-5-3, A-6-3)
【事前学習】発表資料を作成する. (1時間)
【事後学習】得られたフィードバックをもとに,発表資料の改善を行う. (3時間)
14 前回に続き,各々が考えてきた問題を発表し,その新規性などについて議論する.【対面】(A-5-3, A-6-3)
【事前学習】発表資料を作成する. (2時間)
【事後学習】得られたフィードバックをもとに,発表資料の改善を行う. (2時間)
15 各自の発表を振り返り,ゼミ課題の探求を行う.【対面】(A-5-3, A-6-3)
【事前学習】他の人の講演に関してわからなかった個所をメモしておく.また振り返りのリアクションペーパーを書く. (2時間)
【事後学習】これまでの内容で特に興味深いと感じたことを挙げ,その理由を詳細に言語化する. (2時間)
その他
教科書 なし。
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業参画度:ディスカッションを通して測られる事前準備状況と議論の深度、および発表の質で評価する。(100%)
オフィスアワー 毎週水曜日12時から13時

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