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令和2年度以降入学者 | 生命科学概論1 | ||||
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教員名 | 澤田博司 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業を基本とする。しかし,状況に応じて,オンデマンド授業(PowerPointによるスライド資料をCanvas LMSを通じて配信)課題研究(Canvas LMSを通じた学習資料の配付)等を実施する。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | S002260Q8 2024生命科学概論1(澤田博司・前・月2) |
授業概要 | 生物を科学的・体系的に理解する。生命科学概論1のテーマは,進化と生物の多様性である。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈知識〉 ・生物を科学的・体系的に理解するために必要な基礎的知識と概念を身につけさせることがねらいであり,それらを説明できるようになる。 ・主要な生物現象の解説を通して,生物現象への理解を深めさせ,生物学的な物の見方や考え方を学び,それらの事象について説明ができる。 <能力> この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4,およびカリキュラムポリシーCP3, 4に対応している。 ・物事を理論的に説明することができる(A-3-1)。 ・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出ことができる(A-4-1)。 各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。 A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力 A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 板書を中心とした講義形式で進める。 ほぼ毎回,理解の助けになるように関係資料のプリントの配付を行う。 PCを使い関係資料の投影なども行う。 以上は,対面授業時だが,状況に応じて,オンデマンドで配信した資料をもとにして理解を促しレポート課題などの提出を求める。 オンデマンドの場合は,オンデマンドを予定する授業の1週間前にその内容を告知し,課題の提出は課題の配信後から1週間を期限とする。 課題に対しては解答例や解説の配信などを行う。また,Zoomやメール,Canvas LMSの掲示板機能などを通じて,教員からのコメントを伝えるとともに「質問」や「議論」の機会を提供する。 対面授業に参加できない場合には以下のようにする。 (1)学期を通じて参加できない場合 ・履修登録時に担当教員に連絡し許可を得る。 ・Canvas LMSを通じてオンデマンド型授業を受講する。受講方法(課題出方法を含む)は該当者がいた場合に Canvas LMSを通じて連絡する。 (2)感染症に罹患するなどで一時的に対面授業に参加できない場合 ・出来るだけ早く担当教員に連絡する。 ・当該授業の内容は Canvas LMSを通じてオンデマンド型授業を受講する。受講方法(課題出方法を含む)は該当者がいた場合に Canvas LMSを通じて連絡する。 ・成績評価にかかる「授業内試験」は 他の受講者とともに受験する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業テーマ,到達目標,授業の方法などを説明する) / 2回目以降の講義のための,生命,生命体,生物,生物学,などについて学ぶ。 【事前学習】シラバスを事前に確認し,ここで取り上げるテーマについて予習をしておく。 (2時間) 【事後学習】本日の講義で行った生命,生命体,生物,生物学に関してのまとめ,内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
生物の特質:生物の特性と生物の階層性について学ぶ。
【事前学習】生物の特性と階層性に関して調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】「生物の特性と生物の階層性」についてまとめ,事前学習で調べた内容と比較検討し,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
生物の進化1:生命の起源,化学進化について学ぶ。
【事前学習】化学進化に関して調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】「生命の起源と化学進化」についてまとめ,事前学習で調べた内容と比較検討し,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
生物の進化2:酸素濃度と生物進化について学ぶ。
【事前学習】地球誕生から現在までの地球上の酸素濃度の変化を簡単に調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】「酸素濃度と生物進化」についてまとめ,地球上の酸素濃度の変動が進化に及ぼした影響を把握し,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
生物の進化3:地質時代と生物の変遷,化石の証拠について学ぶ。
【事前学習】生物学視点での「化石」について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】「各地質時代における生物の変遷と化石」についてまとめ,進化における化石の重要性について理解を深めその内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
進化の思想1:進化の総合説について学ぶ。
【事前学習】進化論について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】「進化の総合説」についてまとめ,それぞれの研究者が提唱した進化論について理解を深め,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
進化の思想2:分子進化と中立説について学ぶ。
【事前学習】分子進化について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】「分子進化と中立説」についてまとめ,中立説の重要点を把握し,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
生物の多様性1:種の概念と学名,生物の分類について学ぶ。
【事前学習】生物の分類に関して調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】学名に関する基本事項を覚えておく。「種の概念と生物分類」に関し,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
生物の多様性2:古細菌,真正細菌について学ぶ。
【事前学習】古細菌と真正細菌の違いについて簡単に調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】「古細菌と真正細菌」の分類学上の相違点をまとめ,進化におけるそれらの重要な点を把握し,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
生物の多様性3:原生生物界,菌界について学ぶ。
【事前学習】原生生物界と菌界に属する生物について簡単に調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】原生生物界と菌界に属する生物についての特徴をまとめ,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
生物の多様性4:植物界について学ぶ。
【事前学習】植物界に属する生物について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】植物界に属する生物についての特徴をまとめ,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
生物の多様性5:動物界について学ぶ。
【事前学習】動物界に属する生物について調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】動物界に属する生物についての特徴をまとめ,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
生物の多様性6:非細胞性増殖単位
【事前学習】ウイルスやウイロイドについて簡単に調べてまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【事後学習】非細胞性増殖単位に属するものについての特徴をまとめ,その内容を説明できるようにする。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
生命科学概論1前半(進化に関わるテーマ)の総括,到達度確認(含試験)とその解説 第1回〜第7回までの進化に関わるテーマについて試験を通して確認する(論理的・批判的思考力(A-3))とともに,試験終了後に内容を解説する。 【事前学習】第1回〜第7回までの進化に関わるテーマの中で理解不足や理解困難であったと思われる項目についてまとめて,説明できるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】理解不足であったテーマについて理解できるようになった点を詳細にまとめ,その重要性を把握し,内容を説明できるようにする。(省察力(A-8))。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
生命科学概論1後半(生物多様性に関わるテーマ)の総括,到達度確認(含試験)とその解説 第8回〜第13回までの生物多様性に関わるテーマについて試験を通して確認する(論理的・批判的思考力(A-3))とともに,試験終了後に内容を解説する。 【事前学習】第8回〜第13回までの生物多様性に関わるテーマの中で理解不足や理解困難であったと思われる項目についてまとめて,説明できるようにしておく。 (2時間) 【事後学習】理解不足であったテーマについて理解できるようになった点を詳細にまとめ,その重要性を把握し,内容を説明できるようにする。(省察力(A-8))。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用せず。 |
参考書 | 『レーヴンジョンソン 生物学』 『ケイン 生物学』 『キャンベル 生物学』 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(30%) 授業参画度は,事前・事後学習を含めた毎回のノートの質のチェックや授業中の質問事項に関するリアクションペパーパーの質などを評価する。 詳細は,Canvas LMSを通じ連絡する。 ・感染症に罹患するなどで学期末の「授業内テスト」を受けられない場合には 担当教員に連 絡する。その場合,追試験の実施を検討する。また,学期を通じて対面授業に参加できない場 合 (「授業の方法」参照) は,対象者に個別に連絡する。 |
オフィスアワー | 対面での対応:月〜金,10時〜18時,本館6階 生命科学科 研究室603。 Eメールでの対応:メールは随時受け付けますが,返信は緊急の場合を除き月〜金の10時〜18時 |