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令和2年度以降入学者 | 免疫学 | ||||
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教員名 | 伊藤聡美 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 主として「対面授業」を行う。また対面授業への参加ができない学生に対してはZoomで参加し、参加者と同様にCanvas LMSに配信する課題を提出してもらうことで評価する。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | S03726A06 2024免疫学(伊藤聡美・後・土2) |
授業概要 | 「免疫」とは病原体に対する抵抗性に加え、環境中の無害な分子、腫瘍、自己成分等の非感染性の物質に対する反応も「免疫」の一部と考えられている。本講義では、このような感染性、非感染性物質に対する反応に関わる分子、細胞、組織から構成されるシステム「免疫系」について説明する。また、免疫系が関与する疾患、その既存の治療法、関連分野で使用される実験手法についても紹介する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識> ・感染性、非感染性物質に対する反応に関わる分子、細胞、組織から構成されるシステム「免疫系」について理解し、説明できるようになる。 ・免疫系が関与する疾患、その既存の治療法について、理解し、説明することができる。 ・免疫関連分野で使用される実験手法について理解できる。 <能力> この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3,4,5およびカリキュラムポリシーCP3,4,8に対応している。 ・物事を既存の知識にとらわれることなく、科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3)。 ・ 日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し、専門的知識に基づいて解決策を提案できる(A-4-3)。 ・ 新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集し、それを分析して理解することができる(A-5-3)。 ・ 学修状況を自己分析し、その成果を評価することができる(A-8-3)。 各回の授業・事前学習・事後学習を通して、日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。 A-3(DP3・CP3):論理的・批判的思考力 A-4(DP4・CP4):問題発見・解決力 A-5(DP5・CP5):挑戦力 A-8(DP8・CP8):省察力 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・事前にCanvas LMSから各回の配布教材A(事前学習/授業)および配布教材B(授業/事後学習)をダウンロードする。配布教材Aで各回の学習範囲を理解し、事前学習する。 ・授業時間に事前学習の内容を配布教材Aで確認する。質問及び疑問がある場合は授業最後に配布するリアクションシートに記入するか、授業後に質問し、個別にディスカッションを行う。 ・配布教材Bには各回の内容に関する小問が記載されているので、授業時間内あるいは事後にCanvas LMSを介して提出する。 配布教材Bの内容及び授業内容に質問がある際には配布教材B提出時に質問を記入する。 ・配布教材Bの解答はCanvas LMSに掲載されるので、確認し、質問があればフィードバックを行う。 |
履修条件 | 特に無い。他学部・他学科の学生が履修する場合には、相談すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス、『免疫系の特性と構成要素』自然免疫と獲得免疫の違い、特性を理解し、関連する免疫系細胞や組織について学ぶ。
【事前学習】配布教材『1.免疫系の特性と構成要素』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『1.免疫系の特性と構成要素』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
『自然免疫』自然免疫応答の特徴と構成因子について学ぶ。
【事前学習】配布教材『2.自然免疫』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『2.自然免疫』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
『抗原の捕捉とリンパ球への提示』抗原提示細胞によるタンパク質抗原の捕捉、プロセシングと提示機構について学ぶ。
【事前学習】配布教材『3. 抗原の捕捉とリンパ球への提示』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『3. 抗原の捕捉とリンパ球への提示』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
『獲得免疫系における抗原認識』リンパ球抗原受容体の構造とB細胞・T細胞の分化について学ぶ。
【事前学習】配布教材『4. 獲得免疫系における抗原認識』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『4. 獲得免疫系における抗原認識』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
『T細胞性免疫』T細胞応答の段階について抗原認識、共刺激、それらに対するT細胞の機能応答について学ぶ。
【事前学習】配布教材『5. T細胞性免疫』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『5. T細胞性免疫』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
『T細胞性免疫のエフェクター機能のメカニズム』T細胞性免疫の種類と機能について学ぶ。
【事前学習】配布教材『6. T細胞性免疫のエフェクター機能のメカニズム』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『6. T細胞性免疫のエフェクター機能のメカニズム』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
『体液性免疫応答1』体液性免疫応答の段階と種類について学ぶ。
【事前学習】配布教材『7. 体液性免疫応答1』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『7. 体液性免疫応答1』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
『体液性免疫応答2』アイソタイプクラススイッチと体細胞高頻度突然変異について学ぶ。
【事前学習】配布教材『8. 体液性免疫応答2』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『8. 体液性免疫応答2』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
『体液性免疫応答のエフェクター機能のメカニズム』細胞外寄生微生物と毒素の排除について学ぶ。
【事前学習】配布教材『9. 体液性免疫応答のエフェクター機能のメカニズム』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『9. 体液性免疫応答のエフェクター機能のメカニズム』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
『免疫寛容と自己免疫』免疫寛容の原理と存在意義、自己免疫疾患の病因について学ぶ。
【事前学習】配布教材『10. 免疫寛容と自己免疫』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『10. 免疫寛容と自己免疫』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
『腫瘍免疫学と移植免疫学』腫瘍および移植に対する免疫応答について学ぶ。
【事前学習】配布教材『11. 腫瘍免疫学と移植免疫学』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『11. 腫瘍免疫学と移植免疫学』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
『過敏症』免疫応答によって引き起こされる疾患について学ぶ。
【事前学習】配布教材『12. 過敏症』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『12. 過敏症』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
『神経免疫学1』神経伝達物質とT細胞代謝の関係について学ぶ。
【事前学習】配布教材『13. 神経免疫学1』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『13. 神経免疫学1』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
『神経免疫学2』神経伝達物質と腫瘍免疫反応の関係について学ぶ。
【事前学習】配布教材『14. 神経免疫学2』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『14. 神経免疫学2』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
『先天性および後天性免疫不全症』免疫不全によって起こる疾患について学ぶ。
【事前学習】配布教材『15. 先天性および後天性免疫不全症』AをCanvas LMSからダウンロードし、事前および授業時間内に教材に取り組む。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】配布教材『15. 先天性および後天性免疫不全症s』Bの「小問」に解答し、Canvas LMSを介して提出する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:各回の配布教材Bにある「小問」に回答し、Canvas LMSを介して提出する。(80%)、授業参画度:各回の授業に対するリアクションペーパー(20%) |
オフィスアワー | 講義後及びリアクションペーパー、メールやCanvas LMSを介して、質疑応答を行う。 |