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生命科学データ処理

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令和2年度以降入学者 生命科学データ処理
教員名 山岸 良介
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 S04126A10 2024生命科学データ処理(山岸良介・前・火5)
授業概要 本講義では、IT化社会において必須なエクセルの使用、さらにはエクセルを用いたプログラミング技術の基礎を講義説明する。プログラミング言語としてExcel Visual Basic for Applications(VBA)を用いる。その解説を基に、科学技術数値計算、特に生命科学におけるデータの処理についてのプログラムを実践的に作成する。
授業のねらい・到達目標 (知識)
1.エクセルの使用法、およびエクセル上での基本的なプログラミング技法を理解し、説明することができる。

(技能)
2.生命科学関連のデータにおいて複雑な計算を含め様々な課題を効率的に短時間で処理することのできるプログラムを独力で作成できる。
3.エクセルの効率的な処理を用いたり、実践的なプログラミングを作成することで、問題解決のための理論的な筋道を計画することができる。

(能力)
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3、4、5、8及びカリキュラムポリシーCP3、4、5、8に対応している。
4.物事を論理的に説明することができる(A-3-1)。
5.日常生活における現象に潜む科学的問題を見出すことができる(A-4-1)。
6.与えられた問題に取り組む気持ちを持つことができる(A-5-1)。
7.継続的に自分の学修経験を振り返ることができる(A-8-1)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力
A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力
A-5(DP5・CP5):挑戦力
A-8(DP8・CP8):省察力
授業の形式 講義、演習
授業の方法 プログラミングやエクセルの使用法に関する基礎や理論について、講義・演習形式で授業を行う。
始めに各回のテーマについて講義し、そのテーマに則した演習を実際にコンピュータを操作することで基礎・理論の定着を図る。毎回課題を出題し、その課題に対するデータ処理実行やプログラム作成を各自で行う。

課題に対するフィードバック:課題に対しては各回の最後(課題提出後)に解答例や解説を行う。

対面授業に参加できない場合
(1) 学期を通じて参加できない場合は、履修登録時に担当教員に連絡し、許可をること。授業は、Canvas LMSを通じてオンデマンド型授業を受講する。課題提出や受講方法に関しては、Canvas LMSから通知する。
(2) 感染症罹患などで一時的に参加できない場合は、出来るだけ早く担当教員に連絡すること。授業は、Canvas LMSを通じてオンデマンド型授業を受講する。課題提出や受講方法に関しては、Canvas LMSから通知する。
(3) (1)、(2)ともに「課題の発表」は、状況によりリモートで行う場合がある。
授業計画
1 ガイダンス。授業のテーマや達成目標および授業の方法について説明する。本講義で身に着けるべき技能についてしっかりと認識する(A-5)。
【事前学習】エクセルとはどのようなソフトであるか調査しておく(A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】エクセルに触れておく(A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
2 エクセルの使用法1 見やすい表の作成(A-3、A-5)。
【事前学習】エクセルを用いて身近なデータを表にしてみる(A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】エクセルを用いて身近なデータを見やすい表にしてみる(A-4、A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
3 エクセルの使用法2 表作成における便利なテクニック(A-3、A-5)。
【事前学習】エクセルには表作成においてどのような便利なテクニックがあるのか調査しておく(A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】エクセルの便利なテクニックを用いて、身近なデータを見やすい表にしてみる(A-4、A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
4 エクセルの使用法3 基本関数を使いこなす(A-3、A-5)。
【事前学習】エクセルの基本関数について調査しておく(A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】エクセルの基本関数を用いて、身近なデータを解析してみる(A-4、A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
5 エクセルの使用法4 より便利なテクニック(A-3、A-5)。
【事前学習】エクセルのVLOOPUPについて調査しておく(A-3、A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】VLOOPUPを使用して、身近なデータを表にしてみる(A-4、A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
6 エクセルの使用法5 データ解析・グラフの作図(A-3、A-4、A-5)。
【事前学習】エクセルを用いた図の作成について調査しておく(A-3、A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】身近なデータを表にし、グラフを作図してみる(A-4、A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
7 エクセルの使用法5 テーブル作成(A-3、A-4、A-5)。
【事前学習】エクセルのピボットテーブルについて調査しておく(A-3、A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】身近なデータをピボットテーブルを用いて表を作成してみる(A-4、A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
8 プログラミングの基礎1 VBAとは? 簡単なプロブラミング(A-3、A-5)。
【事前学習】VBAについて調査しておく(A-3、A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】VBAを起動し、VBAに触れておく(A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
9 プログラミングの基礎2 セルの選択方法(A-3、A-5)。
【事前学習】エクセルにおけるセルの取り扱いについて調査しておく(A-3、A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】VBAによるセルの選択方法について、確認しておく(A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
10 プログラミングの基礎3 変数(A-3、A-5)。
【事前学習】VBAにおける文字変数、数値変数について調査しておく(A-3、A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】VBAにおける変数の取り扱いについて、確認しておく(A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
11 プログラミングの基礎4 繰り返し処理(A-3、A-5)。
【事前学習】VBAにおける繰り返し処理の方法について調査しておく(A-3、A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】身近なデータを繰り返し処理を用いて解析してみる(A-4、A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
12 プログラミングの基礎5 分岐条件(A-3、A-5)。
【事前学習】VBAにおける分岐条件の方法について調査しておく(A-3、A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】身近なデータを分岐条件を用いて解析してみる(A-4、A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
13 プログラミングの基礎6 配列(A-3、A-5)。
【事前学習】VBAにおける配列の取り扱いについて調査しておく(A-3、A-5)。 (0.5時間)
【事後学習】身近なデータを配列を用いて解析してみる(A-4、A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
14 課題プログラムの作成と解説
【事前学習】プログラミングの基礎1~6について十分に復習しておく(A-8)。 (0.5時間)
【事後学習】友人と積極的に議論し、課題プロブラムの精錬を行う(A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】課題研究
15 課題の発表と評価
【事前学習】発表に備え、資料の準備を行う(A-8)。 (0.5時間)
【事後学習】本講義全体の内容、友人のプログラムと自身のプログラムを振り返り、これまでに学んだ内容を説明できるようにする(A-8)。 (0.5時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 プリントを随時配布する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(50%)、最終課題プログラム(50%)
・授業参画度は、毎回出題される課題の内容と提出状況等で評価する(A-3、A-4、A-5、A-8)。
・最終課題プログラムは、提出された内容を基にこれまでの学修内容を理解しているかどうかを評価する(A-3、A-4、A-5、A-8)。
・対面授業に参加できない場合の要件を満たし、オンデマンド動画を視聴した場合、提出された課題の内容で評価する(A-3、A-4、A-5、A-8)。
オフィスアワー Canvas LMSとメールを用いて質疑応答を行います。

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