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生命科学実験2

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令和2年度以降入学者 生命科学実験2
教員名 安原徳子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業(対面実験など)を行う。
Canvas LMSコースID・コース名称 S078262R8 2024生命科学実験2(安原徳子・前・火3・火4)
授業概要 動物細胞を用いた細胞生物学実験の基本技術を習得するとともに、細胞分化誘導実験を体験する。
授業のねらい・到達目標 一般的な動物培養細胞(ヒトがん細胞)の扱い方を学ぶ。前半では、動物培養細胞への導入遺伝子の発現観察と、内在性タンパク質の検出を行う。アポトーシス細胞の観察も同時に行う。後半では、マウスES細胞(胚性幹細胞)の分化誘導法を学ぶ。学習する技術は、細胞培養、細胞形態観察、免疫沈降、ウエスタンブロット、免疫染色、分化誘導、細胞染色(核染色、分化細胞の検出)である。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,3,4,5,6,7,8に対応している。学修から得られた豊かな知 識と教養、および自己の倫 理観に基づいて、科学技術 が直面する倫理的課題を 説明することができる(A-1-3)。物事を既存の知識にとらわ れることなく、科学的根拠に 基づいて論理的・批判的に 考察し、説明することがで きる(A-3-3)。日常生活における現象に 潜む科学的問題を見出し、 専門的知識に基づいて解 決策を提案できる(A-4-3)。新しい問題に取り組む意識 を持ち、そのために必要な 情報を収集し、それを分析 して理解することができる(A-5-3)。さまざまな人々とコミュニ ケーションを取り、専門的 知識について議論すること ができる(A-6-3)。学修活動において積極的 にリーダーシップおよび指 揮力を発揮し、他者と協働 して作業に取り組むことが できる(A-7-3)。学修状況を自己分析し、そ の成果を評価することがで きる(A-8-3)。

各回の授業、事前学習、事後学習を通し、以下が身につく。
A-1(DP1・CP1)豊かな知識・教養に基づく高い倫理観
A-3(DP3・CP3)論理的・批判的思考力
A-4(DP4・CP4)問題発見・解決力
A-5(DP5・CP5)挑戦力
A-6(DP6・CP6)コミュニケーション力
A-7(DP7・CP7)リーダーシップ・協働力
A-8(DP8・CP8)省察力
授業の形式 講義、実験
授業の方法 各回、実験の説明を聴き、実験を行い、得られた結果について考察する。4~5人のグループに分かれ、講義内で課された出される課題に取り組み、レポート提出を行う。ノート、レポートはて提出後に採点し、必要に応じてCanvas LMSのコメント欄にて指導する。複数の教員が担当する。オンデマンドの場合はCanvas LMSにて予定や受講方法を連絡する。

対⾯授業に参加できない場合,以下とする。
(1)対⾯授業に参加できない理由を連絡する。
(2)オンデマンド受講が教員により認められた場合、Canvas LMSに配信する動画を視聴の上、課題を提出する。
(3)オンデマンド講義の受講期間および課題等の受講・提出期日は1週間とする。

本授業の前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。事前学習では講義内容について、用語の意味など基礎知識を予習し、興味を持った事項をまとめておくこと。事後学習では講義内容を毎回復習し、理解を深めること。さらに、2回目以降は前回の資料やノートを見直して授業に臨むこと。
授業計画
1 ガイダンス:実験についての全般的注意
複数の教員が担当する。
【事前学習】シラバスを見て全体計画を理解しておく。 (2時間)
【事後学習】実験の注意事項を復習する。 (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
2 細胞培養1:培養液の調整、凍結保存細胞の解凍と細胞の観察
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
3 細胞培養2:細胞の継代、細胞の凍結保存
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
4 細胞生物学実験1: GFP発現細胞の観察と細胞核染色、導入遺伝子の推測
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
5 細胞生物学実験2:細胞の回収とGFP融合タンパク質免疫沈降前半
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
6 細胞生物学実験3:免疫沈降後半
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
7 細胞生物学実験4:免疫沈降産物のウエスタンブロット前半
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
8 細胞生物学実験5:ウエスタンブロット後半、免疫沈降の評価
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
9 細胞生物学実験6:免疫染色(核膜、ミトコンドリア、細胞骨格など予定)
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
10 成果発表会(各班の発表と質疑応答,総合討論)
これによりA-3,4,8が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
11 細胞分化誘導1:ES細胞の培養
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
12 細胞分化誘導2: ES細胞の分化誘導細胞観察、分化細胞の検出(アルカリフォスファターゼ染色)。レポート提出に向けた準備。
これによりA-1、5~7が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】対面授業
13 レポート作成のガイダンス。
これによりA-3,4,8が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】オンデマンド型授業
14 総括1(実験全体について配布資料などを用いて復習,質疑応答。レポート提出)
これによりA-3,4,8が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】オンデマンド型授業
15 総括2(実験全体についての解説やレポート評価を行い,実験内容の理解を深める)。
これによりA-3,4,8が身につく。
【事前学習】テキストを熟読し、イメージトレーニングをする (2時間)
【事後学習】作業内容を記録し、復習する (1時間)
【担当教員】安原徳子、中野令
【授業形態】オンデマンド型授業
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
全ての実験について、毎回実施した内容をノートに記録したものを、実験終了後に確認する。成果発表はグループ単位で行い、プレゼンテーションで用いたスライドをグループごとに提出する。実験レポートは各自作成する。授業参画度は、実験および発表に取り組む姿勢を、提出物はレポートを評価する。
オフィスアワー 授業終了後

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