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特別研究1

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令和2年度以降入学者 特別研究1
教員名 澤田博司
単位数    4 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業を基本とし(実験・研究)を研究室にて行う。しかし,状況によっては「同時双方向型オンライン授業」と,「課題研究」を併用し,セミナーなどを行う。
オンライン授業,対面授業の詳細は,Canvas LMSで連絡する。
Canvas LMSコースID・コース名称 S08826A17 2024特別研究1/生命科学専門実験1(澤田博司・前・水4・水5)
授業概要 自然科学の研究に関する詳細な知識と実験的研究手法を通じて,自然科学に対する理解を深め,研究能力を身につける。
授業のねらい・到達目標 最終的に学士(理学)にふさわしい知識と能力を身につける。
<知識・技能>
・世界における現在の研究動向を探査し,新たな研究課題を見出す課題探究能力を身につける。
・構築した研究課題に取り組むことで,実践的な問題解説能力を身につける。
・英語で書かれた論文を十分に理解することができる。
・新たに得た情報・知識をプレゼンテーションの形で発信することができる。
・新たに得た情報・知識を論文の形にまとめ,世の中に発信することができる。

<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8とカリキュラムポリシーCP1, 3, 4, 5, 6, 7, 8に対応している。
・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を科学技術が直面する倫理的課題に適切に適用することができる(A-1-4)。
・世界の歴史,経済,文化,政治などの背景を理解し,国際社会が直面している問題に対し科学の視点からその解決策を提案できる(A-2-4)。
・物事を既存の知識にとらわれることなく,科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し,その本質を捉えた上で他者に説明することができる(A-3-4)。
・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて,独自性をもって解決することができる(A-4-4)。
・与えられたどのような問題に対してもあきらめず,仲間と共にそれを解決するための必要な情報を収集・分析して考察することができる(A-5-4)。
・本学のスケールメリットを生かし,さまざまな人々とコミュニケーションを取り,専門的知識について議論することができる(A-6-4)。
・様々な集団活動において積極的にリーダーシップおよび指揮力を発揮し,他者と協働して作業に取り組むことができる(A-7-4)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-1-(DP1・CP1): 豊かな知識・教養に基づく高い倫理観
A-2(DP2・CP2):世界の現状を理解し,説明する力
A-3(DP3・CP3): 論理的・批判的思考力
A-4(DP4・CP4): 問題発見・解決力
A-5 (DP5・CP5): 挑戦力
A-6(DP6・CP6): コミュニケーション力
A-7 (DP7・CP7): リーダーシップ・協働力
A-8 (DP8・CP8): 省察力
授業の形式 卒業論文・研究
授業の方法 基本的には,研究室に配属し,生物多様性の分子基盤の解明に関する実験研究を行なう。
しかし,授業開講時間においてZoomなどのシステムを用いてセミナーを行う。授業開講時間以外に,セミナーの準備として自身の研究課題に関連する分野の世界的状況を深く学ぶ。授業開講時間以外は,メールやZoomなどを用いて担当教員と質疑応答を行う。
後期には,授業開講時間においては前期同様,セミナー (論文ゼミ,研究ゼミ)を行う。論文ゼミでは,当分野の最新の論文を読みこなし,研究室のメンバーに対して発表する。研究ゼミでは,本人の研究の進捗状況を説明し,議論する。これらのセミナーでは,各回の決められた担当者が発表する。他の者は,議論に参加する。
指定されている授業開講時間以外の時間で,実際の研究活動を行う。この研究活動が本質的なものであり,授業開講時間で行う内容の補助ではないことに注意されたい。
対面授業に参加できない場合は事前にその理由を説明し承諾を得ること。遠隔指導による実施可能な課題の提案を行い、それらに対する取り組みを総合的に評価する。
対面授業に参加できない場合には以下のようにする。
(1) 学期を通じて参加できない場合
・セミナーにはZoomを用いて参加する。
・コンピュータを利用した解析など,自宅で行える研究テーマを検討する。
(2) 感染症に罹患するなどで一時的に対面授業に参加できない場合
・セミナーにはZoomを用いて参加する。
・療養期間中は,当該研究分野の世界的な進捗状況を調べるなど研究準備を行い,回復したのちに研究を再開する。
履修条件 学部要覧に記された履修条件を確認すること。
授業計画
1 ガイダンス:研究の立案と研究課題の検討
【事前学習】当該研究室の卒業生や発表論文を参考に当該分野についてよく学び(A-1),世界における研究動向も把握する(A-2)。そのうえで自分が取り組むべき研究課題を見出しておく(A-4)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究課題を再検討する(A-8)。 (4時間)
【授業形態】対面授業
2 研究計画のアウトラインの構築
【事前学習】当研究室のテーマ(動物の休眠,体色など)の何を明らかにしたいかを調べておく。 (5時間)
【事後学習】明らかにしたいことが実現可能かどうか,指摘をもとに再検討する(A-8)。 (4時間)
【授業形態】対面授業
3 研究計画の詳細の検討

【事前学習】各自の研究テーマで主に使用する実験手法の原理について調べておく。
【事後学習】実験手法が実施可能かどうか指摘をもとに研究方法を再検討し(A-8),その結果をまとめておく。
【事前学習】各自の研究テーマで主に使用する実験手法の原理について調べておく。 (5時間)
【事後学習】実験手法が実施可能かどうか指摘をもとに研究方法を再検討し(A-8),その結果をまとめておく。 (4時間)
【授業形態】対面授業
4 生化学に関する文献の解読と発表・検証

 国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し,その内容を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,討論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】新しく国際誌に発表された関連分野の論文を探査し,熟読することで当該分野の世界的な状況を把握し(A-2),示されている実験データと著者らが述べている結論との整合性を吟味し(A-3),場合によっては問題点を見出す(A-4)。そしてそれらの内容を他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】紹介した論文の討論に対して,分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8),回答を得ておく。 (4時間)
【授業形態】対面授業
5 研究テーマの主な実験手法の流れとタイムテーブルの作成

 国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し,主にその実験手法を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,討論する(A-8)ことが望まれる。


【事前学習】各自の研究テーマで主に使用する具体的な実験手法について調べておく。
【事後学習】実験手法の注意すべき点を検討し,まとめておく。
【事前学習】新しく国際誌に発表された関連分野の論文を探査し,熟読することで当該分野の世界的な状況を把握し(A-2),示されている実験データと著者らが述べている結論との整合性を吟味し(A-3),場合によっては問題点を見出す(A-4)。そしてそれらの内容を他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】紹介した論文の討論に対して,分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8),回答を得ておく。 (4時間)
【授業形態】対面授業
6 分子生物学に関する文献の解読と発表・検証

 国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し,その内容を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,討論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】新しく国際誌に発表された関連分野の論文を探査し,熟読することで当該分野の世界的な状況を把握し(A-2),示されている実験データと著者らが述べている結論との整合性を吟味し(A-3),場合によっては問題点を見出す(A-4)。そしてそれらの内容を他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】紹介した論文の討論に対して,分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8),回答を得ておく。 (4時間)
【授業形態】対面授業
7 各自の主な実験手法を使っての実験準備

 国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し,主にその実験手法を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,討論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】紹介した論文の討論に対して,分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8),回答を得ておく。 (4時間)
【授業形態】対面授業
8 細胞生物学に関する文献の解読と発表・検証

 国際的な科学誌に近年発表された関連分野の論文を熟読して内容を十分に理解し,その内容を研究室のメンバーに紹介する。発表された研究内容を的確に他者に伝え(A-6),質疑応答を通して発表内容に対するコメントを受け止め,討論する(A-8)ことが望まれる。
【事前学習】新しく国際誌に発表された関連分野の論文を探査し,熟読することで当該分野の世界的な状況を把握し(A-2),示されている実験データと著者らが述べている結論との整合性を吟味し(A-3),場合によっては問題点を見出す(A-4)。そしてそれらの内容を他者に的確に伝えられる資料を用意する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】紹介した論文の討論に対して,分からなかった箇所があれば当該論文あるいは過去の論文を調査し(A-8),回答を得ておく。 (4時間)
【授業形態】対面授業
9 各自の主な実験手法を使っての予備実験
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
10 各自の主な実験手法を使っての本格的な実験
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
11 各自の主な実験手法を使っての本格的な実験(再現性の確認)
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
12 各自の主な実験手法を使っての本格的な実験(比較検討)
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
13 研究目標の到達度の確認と今後の研究の進め方
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
14 研究目標達成のための研究の進め方
【事前学習】自身の研究課題について研究を進める。その過程で,実験結果から客観的に情報を読み取り(A-3),その結果を踏まえて次に検討するべき内容を見出し(A-4),その解明にむけて挑戦する(A-5)。また実験結果について研究室のメンバーと議論を交わし(A-6),必要があれば協働で実験に取り組む(A-7)。 (5時間)
【事後学習】担当教員から受けた指摘をもとに研究内容を再検討し(A-8),研究を進める。 (4時間)
【授業形態】対面授業
15 研究結果の発表と講評
【事前学習】自身が行なった研究内容について改めて学び(A-1),当該分野の世界における研究動向も調査する(A-2)。また,得られた実験結果から客観的に情報を読み取って考察し(A-3),その内容踏まえて将来的に検討すべき研究課題を見出す(A-4)。そして,それらの内容を社会に的確に伝えられる論文を作成する(A-6)。 (5時間)
【事後学習】コメントを参考にして,発表内容を修正する(A-8)。 (4時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 使用せず。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(60%)、実験遂行能力と結果のまとめ(40%)
研究テーマに関しての理解度、実験に取り組む熱意、研究発表,卒業論文表等を総合的に評価する。
特別研究では,研究室の滞在時間と研究の質が比例関係にあるように思います。
授業参画度は,主にレポートの指摘箇所に関するリアクションペパーパーの質を評価する。
「対面授業」に参加できない学生についても,上記のような本科目に対する取り組みを総合的に評価する。
オフィスアワー 対面での対応:月〜金,10時〜18時,本館6階 生命科学科 研究室603。
Eメールでの対応:メールは随時受け付けますが,返信は緊急の場合を除き月〜金の10時〜18時
備考 9月卒業の対象者は「特別研究1」と「特別研究2」の内容を入れ替える。

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