文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 化学科 > 基礎化学
日本大学ロゴ

基礎化学

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 基礎化学
教員名 吉田純
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 化学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 T002270E7 2024基礎化学(吉田純・後・月4)
授業概要 高校化学の範囲を復習しながら、大学で化学の専門講義を受講するのに必要な基礎知識(原子、結合、酸、酸化還元)を講義する。
適宜、問題演習を行い、理解度が深まるよう指導する。
対象者は前期の基礎化学を履修したが,単位取得できなかった者とし,より問題演習を重視した授業を行う。
授業のねらい・到達目標 高校化学を総復習するとともに、大学化学で重要な基礎知識を学び、大学専門科目に対応出来るようになる。
特に、原子と分子の構造、酸と塩基、酸化と還元の概念を修得する。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。

なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP2,3,8 及びカリキュラムポリシーCP2,3,8 に対応しています。
・現代の物質文明社会において科学技術,とりわけ化学が果たしている役割を説明することができる。(A-2-1)
・自然科学,とりわけ化学に関する情報を理解し,論理的に説明することができる。(A-3-1)
・自分の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-1)
授業の形式 講義
授業の方法 講義に加えて、適宜問題演習および解説を行う。

講義および解説は、パワーポイントを用いた資料にて行う.
講義及び演習後は、その日の内容についての簡単な問題をCanvas LMS上で課す。
宿題の解答は締め切り後に配信する。また、正答率の低い問題について、解説を次回講義の初めに行う。
対面授業に参加できない学生は、事前に担当教員に相談し許可を得たもののみ遠隔授業で対応する。
授業計画
1 元素と物質: 大学の化学と高校化学との違いについて、いくつかとのトピックを挙げながら概説する。また、現代社会で用いられているいくつかの化学製品をとりあげ、その構造や性質を説明する。(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学の教科書において、各自が知識不足と思う箇所について復習しておく。 (3時間)
【事後学習】大学化学において今後学習が必要となる知識をノートにまとめておく。 (1時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
2 原子と電子(1): 高校化学で習う原子の構造について総復習する。(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学(化学基礎)における原子の構造について復習し、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】原子の構造に関する問題(Canvas LMS に掲載)を解き、原子について理解した点や疑問点をまとめておく。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
3 原子と電子(2): 高校と大学における電子の扱いの違いを学ぶ。(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学(化学基礎)における原子の構造について復習し、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】原子や電子の構造に関する問題(Canvas LMS に掲載)を解き、原子について理解した点や疑問点をまとめておく。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
4 原子と電子(3): 原子核や同位体について学ぶ。(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学(化学基礎)における原子核や同位体について復習し、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】原子核に関する問題(Canvas LMS に掲載)を解き、理解した点や疑問点をまとめておく。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
5 分子: オクテット則とルイス構造について学ぶ。(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学(化学基礎)における分子と共有結合について復習し、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】講義中に出てきた分子のルイス構造を再度書き、理解した点や疑問点をまとめておく。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
6 酸・塩基について(1): 高校化学における酸・塩基分野の総復習を行う(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学における酸塩基について復習し、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】多原子分子についてのルイス構造に関する問題(Canvas LMS に掲載)を解き、多原子分子についてのルイス構造を自ら導き出せるようにする。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
7 化学反応式: 高校化学における化学反応式の組立てや量論関係について総復習する(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学(化学基礎)における化学反応式について復習し、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】Canvas LMS に掲載する化学反応式と量論関係に関する問題を解き、理解した点や疑問点をまとめておく。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
8 中間まとめと振り返り(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第1回から第7回までの内容を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】中間テストで不正解だった問題について,今一度復習し,問題点を解消する。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
9 酸・塩基について(2): 多塩基酸やpHの計算方法について学ぶ(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第6回や第8回の内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】Canvas LMS に掲載する酸塩基に関する問題を解き、理解した点や疑問点をまとめておく。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
10 酸・塩基について(3): 酸塩基に関する計算問題を演習する(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第6回,9回の内容について復習しておく。 (2時間)
【事後学習】Canvas LMSに掲載する分子間力、融点・沸点、溶解性に関する問題を解き、理解した点や疑問点をまとめておく。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
11 化学変化と平衡:(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学(化学)における化学反応の速さや平衡について復習し、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】化学平衡に関する問題(Canvas LMSに掲載)を解き、多塩基酸に関する疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
12 酸化と還元:酸化数など高校化学における酸化還元について総復習する(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学(化学)における電離平衡、緩衝液とpHについて復習し、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】酸と塩基に関する問題(Canvas LMSに掲載)を解き、酸と塩基に関する理解を深める。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
13 酸化と還元: 酸化還元反応について学ぶ。(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】高校化学(化学基礎)における酸化還元、および高校化学(化学)における電池について復習し、疑問点を整理しておく。 (2時間)
【事後学習】酸化と還元に関する問題(Canvas LMSに掲載)を解き、酸化と還元に関する疑問点や不明点をまとめておく。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
14 まとめ これまでの復習を行い授業の理解を深める。(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第1回から13回までの授業を復習し,疑問点を書き出しておく。 (2時間)
【事後学習】疑問点が分かったか、再確認する。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
15 到達度の確認(授業内テスト)と解説で学修内容を振り返る。(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】前回までの授業を復習し,疑問点を解決しておく。 (2時間)
【事後学習】自分の解答が正しかったか確認するとともに、解説を聞いて理解を深める。 (2時間)
【担当教員】吉田純
【授業形態】対面授業
その他
教科書 教科書は指定しない。適宜、講義プリント(Canvas LMSに掲載)を各自が印刷して使用すること。
参考書 J.N.Spencer G.M.Bodner L.H.Rickard 著、 渡辺 正 訳 『スペンサー 基礎化学(上)』 東京化学同人 2012年 第1版
J.N.Spencer G.M.Bodner L.H.Rickard 著、 渡辺 正 訳 『スペンサー 基礎化学(下)』 東京化学同人 2012年 第1版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:数回の授業内テストを合わせて評価する。(80%)、授業参画度:授業参画度は、授業内テストや課題の中身や提出状況より評価する。(20%)
対面参加が困難であることに対する配慮を希望する学生は、必ず事前に相談すること。文理
学部が定める基準に該当すると担当教員が認めた学生に対してのみ、カメラONでのZoomに
よる同時双方向形式でのオンラインテストを行い、対面で実施する授業内テストに代える。
また小テストは、毎週ごとにレポートを提出してもらうことで代替する。
オフィスアワー 授業終了後に、質疑応答可能な時間を設けます。
また、随時研究室に質問に来てもらって結構です。
メールやCanvas LMSを通じても質問等に応えます。

このページのトップ